
家族で楽しむ節分|恵方巻の簡単な作り方や、節分の意味。可愛い無料テンプレートも
こどもとたのしむ monthly art class by Little Special Studio

「季節の行事をキッズと楽しみたい!」
「こどもとのおうち遊びを楽しみたい!」
「そろそろ習い事を始めたいけど、何がいいかな」
そんなママたちのお声におこたえするのが「こどもとたのしむ monthly art class」と題してお届けする、Little Special Studioのマンスリー連載。
キッズと一緒に楽しみながらアートに触れてみませんか?
もうすぐ節分
今年は2月2日
お正月もあっという間に終わり、もうすぐ「節分」の季節。
今年は、2月2日が節分です。
※節分の日付は立春の影響を受けて変動するため、2月3日の年もあります。
豆まきをしたり、恵方巻を楽しむ、というご家庭も多いのではないでしょうか。
節分とは?
毎年「立春」の前日で、冬と春を分ける日に設定される「節分」。
節分は「季節を分ける」から来ている言葉なんだそう。
昔は「春」は1年が始まる季節としてとても大切にされていて、旧暦では新年を迎える前日、つまり “大みそか” にあたる重要な日。
「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ、また「まだ寒く体調を崩しやすい時期」ということから、新しい年を迎えるにあたり、悪いもの(鬼)を追い払い、良いもの(福)を呼び込むために、豆まきをしたのがその始まりなんだとか。
節分を家族で楽しもう
鬼に向かって豆まきをしたり、恵方巻や数え年の分だけ豆を食べたり。
日本古来の行事を、老若男女問わず経験することのできる節分。
せっかくなら、その意味を改めて確認しながら、家族みんなで楽しみたいですよね。
可愛い無料テンプレートをご用意
今回は、子どもからパパママまでみんなで楽しめるよう、節分の簡単な解説とともにとっても可愛い無料テンプレートをご用意しました。
豆まきの的に使える!可愛い鬼デザインのシート
印刷してマルチに使える、節分デザイン
恵方巻の簡単な作り方もあるので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
豆まき
なぜするの?
先述のとおり、立春の前日の節分に豆まきをするのは、豆を投げて悪いものを追い払い、新しい年に幸運を呼び込むため。
一説によると、「魔を滅する=魔滅(まめ)」から「豆(まめ)」を投げることになった、と言われているのだとか。
さらに、まいた豆を食べるのは「福を取り込んで、1年間健康に過ごせますように」という願いが込められています。
折り紙で、豆まき枡の作り方
豆まきをする際、専用の枡をがあると気分があがるもの。
折り紙で折った記憶がある人も多いのでは?
節分にピッタリな、デザインペーパーで折る枡の作り方をご紹介!
作り方
①A4用紙に印刷したデザインペーパーを正方形になるようにカットする。(画像1,2)
②対角線の折り目をつける。(画像3,4)
③角を中心に向かって折る。(画像5)
④画像6,7のように上下を内側に向かって折る。
⑤一旦開いて90度向きを変え、再度同じように折り目をつける。(画像8,9)
⑥画像10のように開いて立て、箱型になるように内側に折り込んでいく。
※画像11,12の工程は子どもの年齢によって難しいかもしれませんので、必要に応じて手伝ってあげてくださいね◎
⑦反対側も同じように折り込めば出来上がり!
的めがけて豆まき!
できあがった枡に豆を入れたら、豆まきをしましょう!
まいた豆から芽が出るのは縁起が悪いので、炒った豆を使います
小さなお子さんでも楽しめる、豆まきの的(マト)もご用意しました!
テンプレートに入っている的をA3サイズに印刷し、壁に貼って使ってくださいね。
おうちにプリンターがない場合は、コンビニプリントが便利!
それぞれ点数が書いてあるので、スコアを競いながら豆まきするのもおすすめ。
鬼や邪気が生じる “夜” に豆まきをするのが一般的
掛け声「鬼は外、福は内」
豆まきの際には「鬼は外、福は内」と唱えますが、この掛け声は、文字通り邪気や鬼を追い払い、幸福を呼び込もうといもの。
ただし、鬼を祭った神社や鬼が地名に付いた土地などでは、鬼を悪とみなさないで「鬼は内、福は内」「福は内、鬼も内」などと唱えるところもあるんだそう。
恵方巻
「恵方巻」とは節分の日に食べると縁起が良いとされている、太巻き(巻き寿司)のこと。
巻き寿司を使うのは「福を巻き込む」ため、そして丸かぶりするのは「縁を切らない」ためだそう。
恵方巻を食べるときのポイント
- 恵方(その年1番良いとされる方角)を向いて食べる。2025年は「西南西」。
- 福を逃さないように、黙って最後まで一気に食べる
恵方巻の簡単な作り方
コンビニなどでも売られ、とても手に入りやすくなった恵方巻ですが、子どもと一緒に手作りするのも楽しいもの。
手作りなら、苦手な食材を避け好きな味にすることもできるので、子どもでも食べやすいのも嬉しいポイントです。
用意するもの
- 酢飯(1本200g程度)
- 海苔
- お好みの具材を、短冊状にカットしたもの(手巻き寿司セットとして売られているものを使うと、手軽でおすすめ)
- 巻きす
作り方
巻きすに海苔を敷き、その上に酢飯を置いていきます。
①画像2のように、上下1.5cmほど空けて酢飯をまばらにおいていく。
そのあと、密度が濃くなるようにおいていく(画像3)。
※きちんと平らになるように酢飯をおくのがポイントです。
②下から1.5cmほどの場所から具材を好きな順番で並べていく(画像4)。
※左右に少しはみ出すように配置すると、出来上がりがきれいになります。
③すべて置けたら巻きすを使って巻く(画像6)。
※優しくもつと崩れてしまうので、下の部分をしっかり持ち、一気に具材が置いてある部分まで巻くのがポイントです。
最後まで巻けたら、巻きすを使って優しく形を整えてください。
塗れた布巾で拭いた包丁で、両端を切ったら出来上がり!
(切る前には都度布巾で拭き、包丁が常に少し濡れている状態にするときれいに切れます。)
子ども用には、最初から少し短くしておいてあげると食べやすくておすすめ
ペーパーで巻いてフォトジェニックに
テンプレートのデザインペーパーでラッピングしたら、さらにフォトジェニックな仕上がりに。
恵方巻の長さに合わせてカットし、くるっと巻いてテープでとめるだけ。
可愛い見た目に、子どもたちのテンションもアップすること間違いなし。
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思い出に残る節分を
いかがでしたか?
準備するところからみんなで楽しめる節分。
またひとつ、素敵な家族との思い出が増えますように。
マンスリーでお届けしてる「こどもとたのしむ monthly art class」。
ぜひお子さんと一緒に楽しんでくださいね!
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