
家族で楽しむ節分|恵方巻の簡単な作り方や、節分の意味。可愛い無料テンプレートも
こどもとたのしむ monthly art class by Little Special Studio

「季節の行事をキッズと楽しみたい!」
「おうち時間が増えて、何をしたらいいかわからない…」
「そろそろ習い事を始めたいけど、何がいいかな」
そんなママたちのお声におこたえするLittle Special Studioのマンスリー連載。
おうち時間で、キッズと一緒に楽しみながらアートに触れてみませんか?
もうすぐ節分
今年は2月3日
お正月もあっという間に終わり、もうすぐ「節分」の季節。
2023年は、2月3日が節分です。
豆まきをしたり、恵方巻を楽しむ、というご家庭も多いのではないでしょうか。
節分とは?
毎年「立春」の前の日で、冬と春を分ける日に設定される「節分」。
節分は「季節を分ける」から来ている言葉なんだそう。
昔は「春」は1年が始まる季節としてとても大切にされていて、旧暦では新年を迎える前日、つまり ”大みそか” にあたる重要な日。
「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ、また「まだ寒く体調を崩しやすい時期」ということから、新しい年を迎えるにあたり、悪いもの(鬼)を追い払い、良いもの(福)を呼び込むために、豆まきをしたのがその始まりなんだとか。
節分を家族で楽しもう
鬼に向かって豆まきをしたり、恵方巻や数え年の分だけ豆を食べたり。
日本古来の行事を、老若男女問わず経験することのできる節分。
せっかくなら、その意味を改めて確認しながら、家族みんなで楽しみたいですよね。
可愛い無料テンプレートをご用意
今回は、子供からパパママまでみんなで楽しめるよう、節分の簡単な解説とともにとっても可愛い無料テンプレートをご用意しました。
豆まきの的に。可愛い鬼デザインのシート
印刷してマルチに使える、節分デザイン
恵方巻の簡単な作り方もあるので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
豆まき
なぜするの?
先述のとおり、立春の前日の節分に豆まきをするのは、豆を投げて悪いものを追い払い、新しい年に幸運を呼び込むため。
一説によると、「魔を滅する=魔滅(まめ)」から「豆(まめ)」を投げることになった、と言われているんだとか。
さらに、まいた豆を食べるのは「福を取り込んで、1年間健康に過ごせますように」という願いが込められています。
折り紙で、豆まき枡の作り方
豆まきをする際、専用の枡をがあると気分があがるもの。
折り紙で折った記憶がある人も多いのでは?
節分にピッタリな、デザインペーパーで折る枡の作り方をご紹介!
作り方
まずお好きな柄のデザインペーパーをA4サイズにプリントアウト。
正方形になるように紙を切り、対角線の折り目をつけます。
角を中心に向かって折り、図のように折り目をつけていきます。
7までいったら、一旦開いて90度向きを変え、再度同じように折り目をつけてください。
反対側も折り目をつけたら、開いて立て(10)、箱型になるように内側に折り込んでいきます。
反対側も同じように折り込めば完成です!
的めがけて豆まき!
できあがった枡に豆を入れたら、豆まきをしましょう!
まいた豆から芽が出るのは縁起が悪いので、炒った豆を使います
小さなお子さんでも楽しめる、豆まきの的(マト)もご用意しました!
テンプレートに入っている的をA3サイズに印刷し、壁に貼って使ってくださいね。
おうちにプリンターがない場合は、コンビニプリントが便利!
それぞれ点数が書いてあるので、スコアを競いながら豆まきするのもおすすめ。
鬼や邪気が生じる “夜” に豆まきをするのが一般的
掛け声「鬼は外、福は内」
豆まきの際には「鬼は外、福は内」と唱えますが、この掛け声は、文字通り邪気や鬼を追い払い、幸福を呼び込もうといもの。
ただし、鬼を祭った神社や鬼が地名に付いた土地などでは、鬼を悪とみなさないで「鬼は内、福は内」「福は内、鬼も内」などと唱えるところもあるんだそう。
恵方巻
「恵方巻」とは節分の日に食べると縁起が良いとされている、太巻き(巻き寿司)のこと。
巻き寿司を使うのは「福を巻き込む」ため、そして丸かぶりするのは「縁を切らない」ためだそう。
恵方巻を食べるときのポイント
- 恵方(その年1番良いとされる方角)を向いて食べる。今年は「南南東のやや南」
- 福を逃さないように、黙って最後まで一気に食べる
恵方巻の簡単な作り方
最近ではコンビニなどでも売られ、とても手に入りやすくなった恵方巻ですが、子供と一緒に手作りするのも楽しいもの。
手作りなら、苦手な食材を避け好きな味にすることもできるので、子供でも食べやすいのも嬉しいポイント。
用意するもの
- 酢飯(1本200g程度)
- 海苔
- お好みの具材を、短冊状にカットしたもの(手巻き寿司セットとして売られているものを使うと、手軽でおすすめ)
- 巻きす
作り方
巻きすに海苔を敷き、その上に酢飯を置いていきます。
上下1.5cmほど空け、最初はまばらに(2)、そのあと密度を濃くしていきます(3)。
きちんと平らになるように酢飯を置くのがポイント。
できたら、具材を下から1.5cmほどの場所から置きます(4)。
具材を好きな順番で置いていきます。
左右に少しはみ出すように配置すると、出来上がりがきれいになります。
すべて置けたら巻きすを使って巻きます(6)。
途中で躊躇すると崩れてしまうので、下の部分をきちんと持ち、一気に具材が置いてある部分まで巻くのがポイント。
最後まで巻けたら、巻きすを使って優しく形を整えてください。
塗れた布巾で拭いた包丁で、両端を切ったら出来上がり!
(切る前には都度布巾で拭き、包丁が常に少し濡れている状態にするときれいに切れます。)
子供用には、最初から少し短くしておいてあげると食べやすくておすすめ
ペーパーで巻いてフォトジェニックに
テンプレートのデザインペーパーでラッピングしたら、さらにフォトジェニックな仕上がりに。
恵方巻の長さに合わせてカットし、くるっと巻いてテープでとめるだけ。
可愛い見た目に、キッズのテンションもアップすること間違いなし。
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思い出に残る節分を
いかがでしたか?
家族みんなで楽しめる節分。
きっととても素敵な思い出になるはず。
ぜひ記事を参考に、素敵ないちにちを過ごしてくださいね。
マンスリーでお届けしてる「こどもとたのしむ monthly art class」。
来月も、ぜひお楽しみに!
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