フランス在住ママ連載|ガレットデロワで新年の運試し!簡単レシピも。
petit à petit|himama流フランスで子育て Vol.9
フランスで暮らすhimamaさんファミリーの日常を綴る人気連載。フランスの新年には欠かせない「ガレットデロワ」。キッズと一緒に作れる、簡単なレシピもあるので、ぜひチェックを。
フランスの新年の恒例
ガレットデロワ
日本の年末年始といえば、七草粥やおしるこでしょうか?
フランスでは、毎年1月6日に「ガレットデロワ」を食べる習慣があります。
ガレットの中には、フェーブと呼ばれる陶器でできた人形が1つ入っており、
それを当てた人にはその1年幸せが訪れるといわれます。
昨年の我が家のクイーン。
ガレットデロワとは?
1月6日の「公現祭」を祝って食べるケーキ。
「ガレットデロワ(Galette des rois)」とは、「王様のお菓子」という意味。
アーモンドクリーム(クレームダマンド)をパイ生地で包んだものが一般的。
なかに「フェーブ(Fève)」と呼ばれる陶器の小さな人形が入っており、それを当てた人は王様もしくは王女様となり、王冠をかぶってみんなから祝福されるという伝統があります。
6日にだけ食べるかというとそういうことでもなく
どの家庭も1月中に何個ものガレットデロワを楽しみます。
昨年我が家では3個のガレットデロワを食べました。
お店ごとに味が違ったり、中のフェーブも違うので飽きずに楽しめますね!
ガレットデロワの簡単レシピ
子供とおうちで作るガレットデロワ
今年は娘と一緒にガレットデロワ作りに挑戦しました!
45秒でわかる簡単レシピ動画はこちら。
材料【直径15〜16センチほどの小さめサイズ】
- パイ生地(パイシート)二枚
- バター 50g
- 卵 1個半(艶出し用含む)
- アーモンドプードル 50g
- 砂糖 50g
- バニラエッセンス 2〜3滴
- フェーブ ※必ず陶器のものを用意。誤飲が心配な場合はアーモンド等で代用
1 常温のバターを滑らかになるまで混ぜ、そこに砂糖を数回に分けてさらに混ぜ込む。
2 卵を1つ入れて混ぜます。
3 アーモンドプードル、バニラエッセンスを加えさらに混ぜます。
4 出来上がったクリームを冷蔵庫で15分ほど冷やします。
5 パイ生地をお皿などを使って丸く型をとり(2枚分)フチに卵を塗っておく。
6 パイ生地の真ん中に冷やしておいたアーモンドクリームをのせる。
※溶けるなどの恐れがあるため、陶器のものを用意してください
フェーブ全体が隠れるように入れ込むのがポイント。
9 上からもう一枚のパイをかぶせフチをフォークを使って閉めていきます。
パイ生地をひっぱったりされてヨレヨレになりましたが、大丈夫です!
10 パイ生地に好きな模様をナイフで描いていきます。
11 180度のオーブンで25分ほど、こんがり焼き目がつくまで焼きます。
12 完成です!
美味しそう!
中のフェーヴには気をつけながら食べましょう!
今回は黒砂糖を使ったため、クリームは茶色です。
無事猫ちゃんも救出完了!
娘が途中で、焼かないでーと泣きました。。ちょっとかわいそうだったかなと反省。
3歳児のいたずらを挟みながらも、なんとか焼きあがりました。
パイにつける模様はクッキースタンプなどで型付けしてもかわいいですよ!
娘の学校では1月6日にガレットデロワが給食に出たようです。
なんとフェーブを当てて帰ってきました!
とっても嬉しそうにお話ししてくれました。
ウサギ?のフェーブ。
偶然!去年フェーブを当てた時と同じ服装でした。
我が家でも1月中にいくつかのガレットデロワを試してみたいと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、À bientôt!
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