おうち時間、親子で楽しめる海外コンテンツまとめ
STAY HOME TOGETHER Vol.1
子どもたちの長いおうち時間、海外のオンライン・コンテンツで気分転換を
いまは世界中の人々がおうちで過ごしているとき。
本当はお外に出たいけれど・・・いまはちょっとだけ我慢。
そんな中、みんなのおうち時間をちょっとでも充実したものになるヒントとして、いまオンラインで楽しめる海外コンテンツをご紹介。
世界のアートを旅できるGoogle Arts & Culture
「Google Arts & Culture」はたくさんあるGoogleサービスの中のひとつ。
世界中の有名なアート作品や写真、美術品などの文化遺産をまとめて見ることができるデジタル美術館なのです。
世界中から2000 以上の代表的な施設やアーカイブのコンテンツを取り揃えているだけに最初は少し迷ってしまうかもしれないので、ここで幾つか代表的な美術館をピックアップしてご紹介。
1.アメリカ・ニューヨーク「メトロポリタン美術館」
「The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館)」は1870年に設立された米ニューヨーク・マンハッタンにある世界最大級の美術館で、アメリカ国内でも最大級の所蔵品数を誇る。
フェルメール、ゴッホ、モネ、ピカソ、ルノワール、ミケランジェロ、クリムトといった美術史を代表するアーティスト作品だけでなく『Rei Kawakubo /Comme des Garçons: Art of the In-Between』や『ココ・シャネル:モダニズム』などのオンライン展示も見ることができます。
2.イギリス・ロンドン「大英博物館」
1759年にオープンした世界最大の博物館の一つである「The British Museum(大英博物館)」は古今東西の美術品や書籍など約800万点が収蔵されており、毎年600万人を超える人が訪れているのだとか。
エジプト考古学史上最も重要な発見物とされる石板のロゼッタストーンをはじめ、多数のミイラ、パルテノン神殿の彫刻など見どころがたくさん。
2.フランス・パリ「オルセー美術館」
「Musée d’Orsay(オルセー美術館)」は原則としてフランス革命のあった1848年から、第一次世界大戦が勃発した1914年までの作品を展示することになっており、つまりフランスが世界の文化やアートの中心だったころの作品がたくさん集まっている美術館。
日本人にも人気の高い印象派コレクションが詰まっており、代表アーティストにはミレーやマネ、モネ、ルノワール、セザンヌ、ドガなど。
世界の街をぶらぶらお散歩「Watched Walker」
おうち時間が長くなると普通にお外に行ってお出かけしたいのはもちろんのこと、いつかはまた海外旅行も・・・なんて思っている方も多いのでは?
そんな方におすすめしたいのが「Watched Walker」というYouTubeチャンネル。
ロンドンを中心にパリやリスボン、バルセロナをはじめ魅力溢れるヨーロッパの街をただただ歩いて撮影した動画ばかり。
街の風景や音、道行く人の雰囲気などすべてが新鮮で、まるで一緒に海外散歩を楽しんでいるような気持ちになれますよ。
1.イギリス・ロンドン、オックスフォード・ストリートからカーナビー・ストリートまで
YouTube video by Watched Walker
2.フランス・パリ、5区カルチエ・ラタンの路地
YouTube video by Watched Walker
3.ポルトガル・リスボン、川沿いのプロムナード、コメルシオ広場~ロシオ広場
YouTube video by Watched Walker
おうちで楽しむ「シルク・ドゥ・ソレイユ」
新型コロナウィルスの影響で全公演が中止となっている「シルク・ドゥ・ソレイユ」は先月末より公式ページにて特別映像が続々公開に。
「我々シルク・ドゥ・ソレイユは、ショーを通して日常からのエスケープを提供しています。特にいま、直接みなさまのもとへ、少しでも喜びをお送りできたらと思っています。どうぞ、この特別映像を通して私たちの世界へようこそ。私たちから、あなただけに。楽しんでね!」(公式ページのメッセージ訳)
シルク・ドゥ・ソレイユ人気公演の『Alegria』『KOOZA』『KÀ』のパフォーマンスが入った60分の特別映像
Video by Cirque du Soleil
ブロードウェイキャストによるテレワークコラボレーション
この時期はブロードウェーのスターたちもテレワーク中。
舞台には立てないけれど、様々な形でその歌声を届けてくれています。
ディズニー・オン・ブロードウェイのスターたちによる『Go the Distance(ゴー・ザ・ディスタンス)』
ディズニー・オン・ブロードウェイの異なる舞台に立つブロードウェースター9名が集結。
歌ったのはディズニー長編アニメーション映画『ヘラクレス』の主題歌『Go the Distance(ゴー・ザ・ディスタンス)』。
Go the distanceとは直訳すると「最後までがんばる」こと。いまは困難なときだけれど、みんなで頑張って乗り切ろうという意味も込められて歌われたこの歌、テレワークとは思えない美しい歌声に元気をもらった人も多いはず。
Disney Broadway performs emotional rendition of “Go the Distance.”
Spreading a little light while Broadway is dark. Here's "Go the Distance" performed by our Disney on Broadway family on Good Morning America. #DayofHope
The Lion King – Musicalさんの投稿 2020年4月9日木曜日
Facebook video by Lion King – The Musical
ミュージカルキャスト80名によるコラボレーション「You’ve Got A Friend」
キャロル・キングの半生を描いたミュージカル『ビューティフル』の世界各国のキャストとミュージシャンが80名団結した「You’ve Got A Friend」のパフォーマンス、全米で仕事ができなくなってしまった俳優たちを支援するThe Actors Fund(アメリカ俳優基金)への募金を呼びかけるために作られたそう。
日本からは平原綾香さんも参加。
「世界各国から、この最も困難なときに、”ビューティフル”のキャストより”君の友だち”だよ」(冒頭メッセージ和訳)
YouTube video by HMS Media
ニューヨーク・シティ・バレエ団バレリーナとブロードウェースターの夢のコラボレーション
世界トップクラスのニューヨーク・シティ・バレエ団のプリンシパル・ダンサー、タイラー・ペック。
在宅となりバレエ・レッスンへ行けなくなったバレリーナたちに向けて、平日インスタライブを利用して無料レッスンを提供している彼女の活動に賛同して様々なスターたちも彼女のインスタグラムにゲスト出演。
その中でも話題となったのがブロードウェイ・ミュージカル『リトル・マーメイド』で初代アリエルを務めたシエラ・ボーゲスとのコラボレーション。
シエラ・ボーゲスによる『リトル・マーメイド』の「Part of Your World(パート・オブ・ユア・ワールド)」の歌声に合わせてタイラー・ペックが躍る夢のコラボレーション、みんなが笑顔になるはず。
フランス国立管弦楽団51名によるテレワークで『ボレロ』
各地オーケストラによるテレワークコラボレーションが話題となっていますが、その中からフランス国立管弦楽団をご紹介。
51名の奏者がそれぞれ自宅にて別々の時間に演奏した動画をつなぎ合わせることで完成したラヴェルの『ボレロ』のパフォーマンスは見事な一体感。
演奏者も個別で演奏しながらも、お互いのことを頭に浮かべたりして良い息抜きになったそう。
YouTube video by France Musique
息抜きもしながらおうち時間を楽しもう
いかがでしたか?
家族や子どもたちと過ごすおうち時間、少しづつ新しい生活リズムもできてきた今日この頃。
時には海外コンテンツなどで息抜きもしながら、充実した時間を過ごしてくださいね。
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ARCH DAYS編集部
Y
NY生まれ 料理好き DIY好き
2人(男・女)の子持ちママとしても日々奮闘中。