
【楽しく知育連載】親子でできる知育工作|プラスチックスプーンで指輪&釣り遊び〈簡単・年齢別アイデア〉
3.na
子どもと過ごす暑い夏。ちょっとした時間に手軽にできる工作を取り入れることで、親子で楽しい時間に変身。今回は、身近で手に入る「プラスチックスプーン」を使った指輪づくりです。遊び方もアクセサリーとしての遊び方だけでなく、年齢別に多様化できます。ぜひおうち時間に作ってみてはいかがでしょうか?

「知育」とは、子どもの考える力やものごとを理解する力を、遊びや体験を通して楽しく育てていくことです。
例えば、絵本を読む(言葉の力や想像力を育てる)・パズルをする(考える力を育てる)なども、知育のひとつ。
「知育を取り入れたいけど、何をしたら良いかわからない…」
「どんなことが知育につながるのかわからない…」
そんなママたちのお声におこたえするのが、「ARCH DAYS×楽しく知育」連載です。
子どもたちと一緒に、楽しく知育を取り入れてみませんか?
プラスチックスプーンを使った親子工作を楽しもう
プラスチックスプーンを使った親子工作とは?
プラスチックスプーンを使って、簡単にできる「指輪づくり」です。
透明感のある素材に、色を付けてトースターで加熱することで、ガラス細工のようなアクセサリーが完成します。
また、アクセサリーだけでなく、年齢別によって多様な遊び方ができるので、きょうだいがいるご家庭にもオススメです。
ぜひ作ってみてくださいね。
今回アイディアを教えてくれたのは
3.naさん
小学校の教員として7年間勤務した後、妊娠・出産を経て、今は女の子と男の子、2児のママをしています。
教員として培った「知育」や「教育」の視点を活かし、ママと子どもが一緒に楽しめる時間を提案・発信するキュレーター/ライターとして活動しています。
▼「知育」連載その他のコラムはこちら
プラスチックスプーンで指輪作り
年齢×活動×知育のねらい
- ~4歳:好きな色を選んで塗る / シールを貼る 〈自分で選択する経験〉 → 色彩感覚や手先の巧緻性を養う。自分で選んだものを作れる達成感を味わう。
- ~6歳:そんな形や模様にしようか考える 〈自分なりのイメージを表現する〉 → 想像力と創造力を育む。アイデアを形にする。
- 小学生以上:誰かへあげたい / もっと工夫したい 〈考えを広げて発展させる〉 → 継続して取り組む集中力を養う。完成品を通して、自己肯定感を高める。
用意するもの
- プラスチックスプーン(100均にて購入)※今回はカラーのスプーンを購入しましたが、透明でもOK。お好みで選んでくださいね。
- 油性ペン
- アルミホイル
- 軍手
- トースター(大人がやりましょう)
01プラスチックスプーンに絵を描こう
油性ペンで自由に絵や模様を描いていきましょう。
おうちの方も一緒に描いてくださいね!
02トースターで加熱
くしゃくしゃにしたアルミホイルの上に並べて、トースターで加熱します。
高温になるので、大人の方がやりましょう。
(加熱するときは、2本くらいでやるのがオススメです。)
加熱すると、不思議とスプーンが丸まっていきます。
丸くなったら、軍手をはめた手で取りだします。
とても熱くなっているので、注意してくださいね。
丸くなったら、固まるまで待ちましょう。
※加熱後は、とても高温になっていますのでご注意ください。
03冷めたら完成!
しっかりと冷ましたら、指輪の完成!
自分が描いたものが形になることは、とても嬉しいことで達成感を感じられます。
もし、まだペンを持つことが難しい子は、冷ました後にシールをペタペタ貼るのも良いですね。
完成したもので遊ぼう
①作品を身につける
自分が作ったものを「身につける」体験は、達成感につながります。
自分のお気に入りを見つけたよ
②指輪釣り遊び
ただ遊ぶだけでなく、「どうすれば釣れる?」「ルールを変えてみよう」と試行錯誤することで、考える力やコミュニケーション力が育まれます。
狙いを決めて、集中力アップ!
例えば…「3個釣れたら勝ち」と具体的な数を設けたり、「青い指輪だけを釣ろう」と色を指定したりして、ルール遊びにすることで思考力や数の理解にも繋がります。
小学生以上は、制限時間や点数制にするなど、ルールを複雑化することでゲーム性が出てきて、論理的思考も育まれます。
親子でプラスチックスプーンを作って遊ぼう
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したプラスチックスプーンの指輪は身近な材料でできるのに、子どもにとっては、宝物のような作品になります。
また、大人と子どもの「役割分担」がある工作です。
子どもがデザインを担当して、大人が加熱や形作りを担当することで、協力して一つの物を作り上げる体験になります。
この「一緒に作る」という過程そのものが、親子のコミュニケーションや安心感につながり、知育的にも大切なポイントです。
ぜひ、年齢に合わせたアプローチで、ぜひプラスチックスプーンの指輪作りをしてみてくださいね。
▼「知育」連載その他のコラムはこちら!
この記事に関するキーワード