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フランス在住ママ連載|フランスで過ごす初めてのバカンス

フランス在住ママ連載|フランスで過ごす初めてのバカンス
petit à petit|himama流フランスで子育て Vol.4

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フランスで暮らすhimamaさんファミリーの日常を綴る人気連載。「フランスの夏」といえば「バカンス」と呼ばれる長期休暇。第4回目の今回はhimamaさんちの初めてのバカンスの様子をお届け。

 

フランス人の夏の過ごし方

ヨーロッパでは、夏に長期休みをとるということをご存知の方も多いと思います。

 

フランスでは一般的なサラリーマンは、1年間に5週間の有給休暇を取ることができます

 

5週間の取り方は人それぞれ。

我が家は冬に一時帰国を計画しているため、今年の夏は2週間のお休みとなりました。

 

フランスで夏を過ごしてみると、人々が夏にバカンスを取る理由がわかってきます。

日本と違って、一般家庭にはエアコンなどの空調機器が備わっていません。

 

そして夏は22時頃まで明るいのです。

 

フランスの扇風機は大きい。最大風力も業務用レベル。ちゃんとサイレントモードも付いてますよ。

 

この炎天下、空調なしで仕事をするのはかなり辛いもの。

だったら「仕事はやめて遊びに行こう!」という気持ちもよくわかります。

 

人気のバカンス地は南仏。

日本人が夏に沖縄旅行をする感覚と似ていますね。

 

大抵はビーチへ向かいますが、

ホテルの空調の効いた部屋でゆっくり過ごす人も多いんだとか。

 

パパやママもしっかり楽しむのがフランス流

夏休みに入ると、

子供たちはおじいちゃんおばあちゃんの家に何日間か預けられます。

 

その間、夫婦だけで旅行を楽しんだりするのも一般的。

 

日本ではあまり考えられないですよね。

街中の公園も、おじいちゃんおばあちゃんに連れられた子供たちばかりです。

 

パパママもしっかり楽しむというところが、ザ・フランスという感じがします!

 

初めてのバカンス、どう過ごす?

我が家初めてのバカンスは、8月からスタート。

 

今回私たちは、ナントから車で2時間強のブルターニュの観光地「サンマロ」に宿泊することにしました!

 

コロナ禍ということもあり、何かあればすぐに帰ってこれる距離の場所をチョイス。

 

 

サンマロとは

ブルターニュの港町。

18世紀頃まではフランス最大の港町として栄えていました。

 

街が高い城壁に囲まれた城塞都市で、海賊の砦だったそう。

 

グラン・ベ島とプチ・ベ島はサンマロの浜辺の沖合いにあり、引き潮になると浅瀬を歩いて渡ることができます。

 

奥に見えるのがナショナル要塞。こちらも干潮の時のみ徒歩でアクセスができます。

 

エメラルドグリーンの海で。

サンマロといえば、海!

 

水がとっても綺麗です。

 

今回は、海辺沿いのアパートメントに5日間宿泊してきました。

 

海で遊んで、疲れたらアパートに戻って昼寝をする、

という感じでゆっくりと過ごしました。

 

アパートメントのすぐ前が海です。

 

今までは波が怖かった娘。

サンマロの海は波が穏やかなので、小さな子供も遊びやすいです。

 

娘も小さな波なら大丈夫なようで、思いっきり遊んでいました。

 

ブルターニュの海は冷たい!

 

ビーチも細かい砂なので思いっきり走り回れます。

 

お家の周りには砂場のある公園が少ないので、久しぶりの砂場に大喜び!

 

パパと水汲みに。

 

作った砂の山を豪快に踏みつぶす娘。

 

多くの人が日光浴を楽しんでいました。フランス人はバカンスでどれだけ日焼けしたか、が勝負らしいのです。

 

思いっきり遊んだあとは、ご飯の時間。

ブルターニュといえば、クレープとガレット

 

特に、特産バターを使ったものは格別!

もちろんこの旅でも何回もいただきました。

 

色々な種類があって小さな子供でも食べやすいです。

 

1人1枚はペロリ。このあとデザートのクレープも注文しました。

 

日本だと食事系クレープの種類は豊富だと思うのですが、フランスではクレープは甘いもの、ガレットはしょっぱいものという分類が一般的なようです。

 

日本でよく食べていた、絶妙なバランスの甘じょっぱいクレープが少し恋しくなります。

 

 

そして港町ならではの新鮮な魚介料理。

 

本当に美味しかったです!

牡蠣は日本のものよりさっぱりとしていて、何個でも食べてしまいそう…。

 

牡蠣や海老などの海鮮盛り合わせ

 

ブルターニュの牡蠣には日本との繋がりがあるということをご存知でしょうか?

 

実はフランスの牡蠣は過去に、絶滅の危険にさらされたことがありました。

その危機を救ったのが、日本三陸の牡蠣。

 

フランスの状況を知った日本の牡蠣業者が大量寄贈をしたのです。

 

 

そしてその数年後、東日本大震災の時に日本の牡蠣を救ったのが、ブルターニュの牡蠣でした。

 

予約はしていなかったのですが、運よく海沿いの良い席に案内してもらえました。

 

ゆっくりと景色を堪能

サンマロは旧市街をぐるっと囲むように城壁が巡らされています。

 

その城壁の上を散歩できるようになっており、そこから海を一望することができます。

 

奥の方まで長ーく続く城壁

 

城壁の中の旧市街はとても小さいのですが、

ショップやガレット屋さんなどがたくさん立ち並んでいます。

 

歩き疲れたのでずっと抱っこ。

 

雨が降った日はすごく肌寒かったので、

フランスではお馴染みのこちらの黄色いコートを購入。

 

子供たちがよく着ているのですが、とても可愛い!

黄色が王道のようですが、他にも赤やゴールドなど様々な色が売っていました。

 

裏地がボーダーになっていてとてもかわいいです。

 

毎日「早く寝なさい!」

と怒られている娘ですがこの日は特別。

 

どうしても見たかったサンセットを見に行きました。

21:00過ぎにやっと太陽が沈み始めます。

 

とはいってもまだ空は明るい為、

青い空と沈みかけるオレンジの夕日のコントラストが本当に美しかったです。

 

ビール片手にゆっくりしたかったところですが…、娘の貝探しに付き合います。

 

写真の奥に見えるのが、グラン・べ島。

 

この時間ではまだ潮が満ちていて渡ることができません。

後日知ったのですが、漫画「のだめカンタービレ」にも出てきているそうです。

 

干潮になると島までの歩道が現れます。

 

夕日に照らされて。

 

帰りに少し寄り道。

サンマロで何をしたか、と言われると正直何もしていないのですが

美味しい食べ物を食べ、海辺でゆったり過ごせたのは本当に良かったと思います。

 

せっかくサンマロまで来たので、

帰りは車で50分ほどのところにある「モン・サン・ミシェル」に寄りました。

 

モン・サン・ミシェル

 

私はこれが初めてだったのですが、やはり実物は圧巻の迫力!

 

晴れたり雨が降ったりと天候は不安定で雲も多めだったのですが、

逆にそれがモン・サン・ミシェルの荘厳さをより際立たせているようでした。

 

ハリーポッターのホグワーツ城のモデルの1つとも言われています。

 

モン・サン・ミシェルの中は、中世の街並みがそのまま残されています。

 

可愛らしい看板がいっぱいで、思わず写真を撮りたくなります。

 

滞在時間は1時間半ほど。

 

ナントからはそう遠くはないので

娘が成長したらまた連れてきたいと思っています。

 

パパ撮影。

 

初めてのバカンス、とても楽しく過ごすことができました。

早くも来年のバカンスが楽しみです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

それでは、À bientôt!

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himama

himama

写真をこよなく愛する主婦。

現在フリーのwebディレクター。

2018年に女の子を出産。

2020年夫の転勤でフランスに移住。

 

Instagram:@y_himama0918

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