キッズフォト|おしえて!子どもの日常を写真に残すママカメラ【Nikon D5300】
ARCH DAYS Camera Diaries Vol.2
いましかない子どもの表情やその瞬間。せっかくならカメラレンズを向けて記録として写真におさめてみては? 愛らしい子どもの日常を写真におさめているママグラマーにフォーカスした連載企画。
愛おしい子どもの成長を写真に残す
あっという間に成長していく子どもたち。
「愛おしいこの瞬間も、何気ない日常やとっておきのお祝いの日も、ずっとずっと覚えておきたい。」きっとママたちの思いは同じはず。
(c)@teno.hira
そこで日々カメラで子どもたちの姿を写真に収めているママたちに、カメラ事情を調査してみました。
(c)@teno.hira
File.2 @teno.hiraさんに聞く、子どもの写真の撮り方
カメラの連載企画第二弾の今回は、ARCH DAYSに掲載中のバースデーアルバム『RUSTIC CURIOUS GEORGE』で、まるで海外のお家のようなおしゃれな空間と子どもたちの愛らしい表情が印象的な@teno.hiraさんにフォーカス。
(c)@teno.hira
(c)@teno.hira
合わせてアルバムもチェック
01現在愛用中のカメラ
- ボディ:Nikon D5300
- レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm、AFS DX NIKKOR 18-300mm
- 使用期間:6年半ほど
02今のカメラを選んだ理由、好きなところ
子どもが生まれたら、記録用に高性能カメラを買おうと決めていました。
(c)@teno.hira
購入当時、機材へのこだわりや知識は一切なく、長男が生まれたの日に産院のベッドから「予算内で一番おすすめの機種を買ってきて」とだけリクエストし、夫がそのまま店員さんに伝えて買ってきてくれたのが今使用しているカメラでした。
(c)@teno.hira
初心者向けの手頃なモデルですが、オートモードでも十分美しく撮れて感動したのを覚えています。
特に室内撮影では光と影を柔らかく捉え、中世の肖像画や静物画のような雰囲気が出るところが気に入ってます。
(c)@teno.hira
のちに他メーカーの一眼で同じ被写体を撮ったものを見せてもらった際、私のカメラはビビッドさやコントラスト、艶感が抑えめで、より自然な風合いだと気づきました。
思った以上にメーカーの差があったので、たまたまですが好みの風合いが出せるカメラでよかったです。
(c)@teno.hira
03カメラを始めたきっかけ
子どもの頃から親の一眼レフで撮らせてもらっていたり、芸大で広告デザインを学んだりしていたので、カメラはずっと身近なものでした。
そして育児をきっかけに、新たに子どもの誕生日や季節のイベントの際のフォトブース作りやパーティースタイリングに興味を持つようになりました。
(c)@teno.hira
(c)@teno.hira
オリジナリティのあるスタイリングを背景に写真に残すことで、成長記録としても作品としても楽しめるので更にカメラが好きに。
そこから自分らしい写真の撮り方を模索するようになりました。
(c)@teno.hira
- ある年のハロウィン。テーマは「couple」でジョン・レノンとオノ・ヨーコに扮した子どもたちが最高に可愛い1枚!
04カメラの魅力とは
私のように専門的な知識や技術がなくても、ある程度のレベルまで機材が引き上げてくれるところです。
技術なしでも格段に美しいものが撮れるので、出来上がったものを見れば自信につながるし「もっとうまくなりたい」「もっとこう撮りたい」という意欲を与えてくれるところが魅力です。
(c)@teno.hira
またスマホと違って、カメラを構えることで戦闘モードが入るというか、捉えようという心構えが全然違います。
我が家ではどのベビーグッズよりも出産時に買ってよかったアイテムです。
(c)@teno.hira
05スマホカメラと手持ちカメラはどう使い分けていますか?
スマホはおもに手軽な記録用・動画用として使用しています。
私の場合はあえてスマホを使うというよりも、撮りたいのにカメラがなかった時にスマホを使用することの方が多かったので、今はほぼ毎日カメラを持って出かけています。
今はもうすっかり慣れて、スマホのカメラを立ち上げるより早く撮ることができるようになりました。
(c)@teno.hira
06子どもを写真におさめる時に心がけているポイント
日常そのままの写真よりも、ふだんは捉えることのできない表情や空気感を自分らしく切り取りたいと思っています。
(c)@teno.hira
一番大事にしているのが写真の構図なのですが、子どもの撮影は想定外の連続で落ち着いてできないことが多いため、できるだけ被写体を捉えることに集中し、トリミングや構図の調整はあとの編集で決めることが多いです。
(c)@teno.hira
撮影中は一つ一つの表情をじっくり狙うのではなく、ワンカットに対して何枚も撮り、一瞬の表情や面白さをこぼさないようにしています。
(c)@teno.hira
(c)@teno.hira
- 初めての海でのシーン。足の指で砂をキュッとする緊張感が伝わってきて、こんな瞬間も写真に収めておくことで愛おしい思い出に。
また背景もすごく重要な要素で、建築物や自然を大きめにとって子供の小ささを引き立たせて撮ることもよくあります。
(c)@teno.hira
07カメラで家族や日常を撮影していてよかったな、と思うことやエピソード
カメラの写真はすべてiPhoneに入れて、いつでも見返したり家族に送れるようにしています。
最初は「かわいい瞬間を残してあげたい」という気持ちでやってましたが、育児でイライラしたときやしんどいとき、iPhoneがふいに出してくる子供たちの写真に私自身が何度も助けられていました。
(c)@teno.hira
写真が家族みんなの宝物になっているんだなと感じています。
(c)@teno.hira
(c)@teno.hira
08これまで撮ってきた写真の中のお気に入り
長男と甥の2人が次男に駆け寄ってハグした瞬間、ベビーカーがキュッと縮んでしまったシーンです。
(c)@teno.hira
構図、色彩、余白、子どもの表情&シルエット、ストーリー、全部の要素がバランスよくて好きです。
たまたま着せていた服のテイストや色味までばっちり。
構図はあとからトリミングしたものですが、それも含め思いがけずお気に入りの写真になりました。
09カメラの購入を検討しているママ・プレママにアドバイス
まずはどんな写真を撮りたいかをしっかりイメージしてみてください。
好きな写真があればその中のどの部分が特に好きか分析し、どんなカメラでどんな撮り方や加工をすればそこに近づけるか考えて選んでいくとよいと思います。
フィルム時代に比べると今は撮ったものをその場ですぐ確認できるし、高価な編集ソフトがなくても、スマホアプリで手軽に加工やレタッチが可能。
初心者でもすぐに理想に近い写真が手に入ると思います。
(c)@teno.hira
いましかない、子どもの瞬間
いかがでしたか?
@teno.hiraさんに伺った、子どもの成長を写真におさめたくなるヒント集。
ぜひ参考にして、いましかない子どもの表情や瞬間を写真におさめてみてくださいね。
(c)@teno.hira
パパ・ママの愛用カメラ情報、募集中!
ARCH DAYSでは、“ARCH DAYS Camera Diaries”のメール取材をさせていただける方を募集しています。あなたの素敵なカメラ術をぜひ紹介させてください。
インスタグラムで @archdays をフォロー+ #archdays をつけて投稿するだけで応募完了!
素敵なお写真を投稿してくれた方へ、編集部よりDMでお声がけさせていただきます。
沢山のご応募お待ちしています。
この記事に関するキーワード
A
昔からバースデーやクリスマスなど身近なイベントをプロデュースするのが大好き。サンフランシスコに一年住んでいた経験もあり、海外の可愛い情報を集めるのが趣味。