素敵なお正月花の選び方 飾り方や長持ちのポイントも|花のある暮らし
by ARCH DAYS 編集部
あるだけではなやかさと癒しを与えてくれる花。今回はフラワーデザイナーがセレクトしたお正月に飾りたいお花や、インテリアへの取り入れ方、長持ちさせるポイントなどを紹介します。「花のある暮らし」はもっと楽しくなる!
花のある暮らしで始める新しい年
春花で華やかに、明るいスタート
時に気分を明るくリフレッシュさせ、時に優しく癒してくれるお花たち。
新しい生活様式で自宅にいる時間が長くなり、家に花を飾る習慣ができたという人も多いとか。
間もなくやってくる新しい年を「花のある暮らし」で迎えてみませんか?
この人に聞きました!
今回は「お正月に飾りたいお花」を人気フラワーデザイナー吉川優美さんがセレクト。長持ちのさせ方や選び方のポイントもアドバイスしてもらいました。
日比谷花壇 日比谷公園店 在籍デザイナー 吉川優美
様々なクリエイティブな仕事の中で最も素材本来の魅力を楽しみながら 働くことの出来る存在はフローリストだと思い、この世界へ。
抜群の色彩感覚を持ち、誠心誠意をもって花の美しさと向き合う彼女に妥協はない。
Instagram:@yumi.yyyyy
お正月に飾りたい春花
春花とは?
春花はその名の通り、春に咲くお花のこと。一年で最もカラフルなお花が多いのが特徴。
春に咲く花と言っても、外で咲く花よりも2~3か月早くお花屋さんに並ぶため、12月の頭からすでに春花が出回り始めます。
だから冬は、明るい春の花々を楽しむことができる一番の季節なんです。
1.和テイストにも合うスタイリッシュな雰囲気
まずは背の高い種類でスタイリッシュにまとめたコチラ。
「お正月花」と言われてイメージするものとはちょっと違う、ミニマムで無造作なスタイルが洒落た印象。インテリア性も◎
☑ お正月飾りともなじむ陶器の花器をセレクト
愛らしい春花のスイートピーやフリージアは、見た目だけでなく香りでも春を楽しめます。
セレクトしたお花はこちら
左から
・グミの葉
・スモークグラス
・ツインキャンドル
・フリージア
・スイートピー
2.新春にふさわしいカラフルな春花たち
次は、春をたっぷり感じられるカラフルなお花たち!
家の中をぱっと明るく華やかにしてくれ、縁起のいい年初めになりそう。
☑ 短めにカットして、ころんとしたフォルムの器に。
セレクトしたお花はこちら
左から
・センニチコウ
・スプレーマム
・カーネーション
・チューリップ
日ごとで小分けにして楽しむ
何日か楽しんだら、あとは小分けにしてみるのもオススメ。寝室や洗面所..色んな場所でふと目にすると、テンションも上がります。
スプレーマム(菊の一種)は、それだけでもぐっと引き締まって洒落た印象。
おすすめのお正月花の選び方
春の花が出回る今の時期。柔らかく動きのあるフォルムや優しい色合いが可愛らしい春の花を選ぶのがおすすめです。今回使ったスイートピーやフリージアのように、香りを楽しめる種類もたくさんあります。
そして、お正月には春らしく気分が明るくなるカラフルな合わせ方が◎
花同士の組み合わせに困ったら、似た花ではなく違う形のものを、そしてなるべく違った大きさの花を組み合わせると素敵にまとまります。
お正月のお花はいつ準備する?長持ちさせるには?
茎の断面を斜めにカット!水替えは毎日
花器にうつす際には必ず茎をカットしてから。切り口が新鮮になり水の吸い上げが良くなります。
斜めに切ることで断面の面積が広くなり、よりたくさんの水を吸えるようになります。
水中の細菌の繁殖を防ぐために花瓶の水替えは毎日。その際にも、1cmほどカットすると花が水を吸いやすくなります。
最初から茎を切りすぎないよう少し長めに残しておくのがおすすめ。
切花の栄養補給や殺菌の効果がある長持ち剤を使用するとさらに長持ちさせることが出来ます。
日比谷花壇では長持ち剤ボトルの販売も。
直射日光と暖房は避けて!
なるべく涼しい場所に飾るのがベター。直射日光が当たる場所や暖房が効いている場所では早く枯れてしまいます。
長く楽しみたいなら玄関や洗面所など、涼しい場所がおすすめ。リビングなどに飾る場合は暖房の風が直接当たらない場所へ。
準備するならいつ?
今の2つのポイントに気を付ければ、1週間程度はきれいに咲いてくれます。大晦日が近づくころに準備をすれば、三が日まで楽しませてくれるはず♪
暮らしを豊かにする大切な存在
家の中に一か所でも取り入れるだけで、おうち時間に心地よさをもたらしてくれる花。
そろそろ新年をお迎えする「春のお花」を探してみませんか?
今回のお花屋さんはコチラ
〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1−1 日比谷駅下車徒歩1分 A14出口すぐ
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