地面から直接生えている系のアレンジって?結婚式高砂最新トレンド10選
by ARCH DAYS編集部
披露宴の顔“結婚式高砂”
結婚式の披露宴において、新郎新婦が座る高砂(メインテーブル)は、ゲストの目が集まるとても大切な場所のひとつ。
披露宴会場に入ってまずみんなが注目する場所なので、結婚式のテーマを表現する“披露宴の顔”と言っても過言ではないはず。
写真に撮られてのちのちに残るものなので、印象的かつ新郎新婦をより素敵に見せる場所であってほしいですよね。
結婚式、高砂装飾のトレンドが知りたい!
そんな大切な結婚式高砂、おふたりの結婚式のテーマや個性を表現しつつ、トレンド感のあるものをセレクトしたいもの。
そこで今回は、オシャレで感度の高いARCH DAYS花嫁さんのウェディング実例から、最新の高砂トレンドを厳選してご紹介します!
トレンドは地面から直接生えている系
ARCH DAYS花嫁さんや海外の結婚式の高砂を見てみると、まるで地面から直接お花が生えているようなアレンジを最近多く目にします。
https://www.pinterest.jp/pin/96968198212815952/
あえて花器などを使わず、ナチュラルだけど少し違和感があるような、非日常の異空間を演出するデコレーションがいまとても人気なんです。
地面から直接生えている系アレンジの高砂10選
1.冬ウェディングにはくすみカラーを
あえて色数は少なめにしてくすみカラーを使用することで、冬ウェディングの季節感を上手に演出しているこちらの高砂。
アレンジも地面からのものだけでなく、後ろには花器を置いたり、高低差をつくることでグッと目を惹くメインテーブルになっています。
ゲストテーブルのデコレーションは、対照的にシンプルでおさえめにすることで、より存在感のある高砂に。
2.お花×布でエレガントに
こちらの高砂は、ニュアンスカラーのお花を散らしてグリーンをたっぷりアレンジしたら、まるで森のお花畑かのよう。
柔らかく垂らしたシフォンの布やゴールドのチバリチェアで、エレガント感を上手にプラスしています。
あまりアレンジを散らさずきゅっと中央にまとめることで、華美になりすぎず品のあるコーディネートに。
3.パンパスとマクラメのボーホーアレンジ
パンパスグラスとバンクシアなどのワイルドフラワー、流木をアレンジしたらボーホーテイストのウェディングにぴったり。
バックドロップにはマクラメをデコレーションして、テーマ性のある高砂に。
パンパスグラスやワイルドフラワーを使ったボーホーテイストの高砂
全体をトレンドカラーのテラコッタでまとめて、ポイントでいれたボルドーが空間を引き締める効果を◎
4.グリーン×ホワイトでアーバンに
こちらはシンプルにグリーン×ホワイトでまとめた高砂。
皮のソファをプラスすることで、アーバンな雰囲気に。
新郎新婦のまわりにシンプルにグリーンがあることで、よりおふたりを引き立たせる効果があります。
5.あえてお花を使わず自分たちらしく
こちらは結婚式には珍しく、高砂やゲストテーブルにはお花を一切使わず無機質なグリーンだけを散りばめたウェディング。
あえてウェディングには寄せず思い切り自分たちらしく、とびきりスタイリッシュに。
左右対称のデコレーションが、空間の美しさを演出しています。
演出で使用したバンドセットのまわりにもグリーンをアレンジ。いつもより少しおめかしして、結婚式仕様に。
6.枝で縦を強調。和装にも◎
お花だけのアレンジだと、どうしてもきゅっとまとまってしまい縦に動きをつけるのが難しいもの。
そんなときは縦に伸びた枝をたくさん使うことで、空間に動きがつけられて◎
胡蝶蘭や桜など、日本らしいお花をアレンジすることで、和装にもぴったりな高砂装飾に。
アイボリーやベージュ、ホワイトなどのペールトーンカラーのデコレーションで、花嫁さんの白無垢をより際立たせて。
7.和の空間にあえての異素材をミックス
こちらは京都でのウェディング。
和の空間に異素材の羽根や熱帯のグリーン、あえて形や種類などばらばらの花材をアシンメトリーに飾って、入った瞬間に思わずわっと心が躍るような会場に。
和の空間に異素材の羽根や熱帯のグリーンを飾ったオシャレな高砂
亜熱帯感が強くなりすぎないように、上品なモーヴピンクやテラコッタカラーでゲストテーブルを装飾することで、上手にバランスをとって。
8.他の装飾と調和させて◎
高砂の片隅にちょこんと置かれたアレンジ。
それだけで寂しくみえないのは、バックの装飾やシフォンの布、デザイン性のあるソファとのバランスが絶妙だから。
シルバーリーフのグリーンも、アンティークな会場の雰囲気にマッチ。
散らした花びらまでもが計算されつくした、センスフルな高砂装飾。
9.隠れテーマの“枝”をポイントに
こちらの結婚式の隠れテーマは 「枝」だそう。
コットンフラワーやパンパスグラスに、くねくねとした枝をポイント使いすることで、うまくテーマを表現しつつよりトレンド感のある高砂に。
花嫁さんが持っている、ナンキンハゼの枝だけを束ねたシンプルなブーケとも上手にマッチ。
とびきりモダンでスタイリッシュなコーディネートです。
10.シンボルツリーをシンプルに
こちらはどーんとシンボルツリーを会場に生やした高砂装飾。
色々な木を束ね、さまざまな濃淡のグリーンやお花をデコレーションすることで、多くのひとを巻き込んで“ふたりが家族になる今日”という日を表現。
シンボルツリーを目立たせるように、他の装飾はシンプルにまとめて。
真っ白な壁によく映えて、とても印象的な高砂に。
番外編:チャペルに装飾するのもオシャレ
高砂に装飾するととても素敵な地面から直接生えている系のアレンジですが、チャペルに装飾するのもオシャレ。
アウトドアのガーデンチャペルにデコレーションすると、さも本当にそこからグリーンが生えてきているよう。
チャペルはアーチなどで装飾するのが一般的ですが、プラスでアレンジを入れるとより今風に。
写真にうつる、風にたなびくパンパスグラスを見ると、その日のことが色鮮やかに蘇ってきそうですよね。
こちらは、まるで愛の誓いをするおふたりを祝福するためにお花が芽を出したかのよう。
海外ウェディングでよく目にする、バージンロードを彩るように、ゲストの椅子にフラワーアレンジする方法もとても素敵です。
https://www.pinterest.jp/pin/102668066493698706/
素敵な高砂装飾で印象的な結婚式に
いかがでしたか?
トレンドの“地面から直接生えている系”の高砂装飾。
トレンド感もありつつ、様々なアレンジがあるので、きっとおふたりらしいコーディネートが見つかるはず。
ぜひこちらの記事を参考に、フローリストさんに相談してみてくださいね。
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ARCH DAYS編集部
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ハワイでの挙式、日本での披露宴を経験。2児の母。
情報集め大好き。手作り大好き。デザイン大好き。
自身の結婚式のペーパーアイテムはすべてパワーポイントで手作りしたツワモノ。