キーワードは抜け感と余白。シンプルおしゃれな高砂装花の実例7選
by ARCH DAYS編集部
結婚式披露宴において「顔になる」と言っても過言ではない“高砂”。最近では、抜け感や余白のある装花がトレンドだって知ってましたか?素敵な実例写真とともに、おしゃれな高砂装花のアイディアをご紹介。
トレンドの高砂装花を知りたい!
結婚式で新郎新婦がすわる席「高砂(たかさご)」。
披露宴のあいだ新郎新婦の滞在時間がいちばん長く写真にもたくさん残るので、結婚式の全体の印象を左右する場所と言っても過言ではありません。
結婚式、高砂とは?
結婚式の披露宴において、主役である新郎新婦がすわる席のこと。
「メインテーブル」とも呼ばれています。
従来では一段高い場所にテーブルと椅子を置いた席が一般的でしたが、最近では机をサイドテーブルにしたり椅子をソファにするなど、その形式は多種多様になっています。
また披露宴会場全体の装花を決めるときも、キーとなるのは「高砂装花」。
結婚式のイメージが固まらずに困っている場合には、まずどんな高砂にしたいか考えをまとめてからゲストテーブルなど全体の装花や装飾を決めると、上手にコーディネートできますよ。
キーワードは「抜け感」と「余白」
ファッションなどと同じく、結婚式の装花や装飾にもトレンドがあるもの。
最近は豪華にデコレーションするのではなく、程よく空間をあけ「余白」を残して、「抜け感」を出した高砂をよく目にします。
上手に引き算をして華美に装飾しないことで、こなれ感がありファッショナブルな仕上がりに。
そこで今回はARCH DAYS花嫁さんのおしゃれな結婚式実例のなかから、「余白」や「抜け感」をキーワードにした高砂をご紹介。
ぜひチェックしてみてくださいね。
余白と抜け感のある、おしゃれな高砂7選
1.「潔くシンプルに」でセンスフルに
グリーン×ホワイトで、潔くシンプルにまとめた高砂。
歴史のある邸宅にあえてモードな装花をセレクトすることで、とびきりセンスフルなコーディネートに。
真っ白なカラーや胡蝶蘭で、スタイリッシュかつエレガントな仕上がり。
2.高低差がポイント
こちらはパステルカラーの春のお花をあしらった、スイートな高砂装花。
甘めなコーディネートですが、余白を残してすっきり仕上げることで大人可愛い印象に。
花器の数は少ないですが、スタンドで高低差を出しているので目にも楽しく、奥行きのあるスタイリングになっています。
3.異素材プラスで無機質に
こちらもパステルカラーの装花ですが、可愛らしい印象のパステルカラーに、クリア・ビニール・ゴールドなどの素材を掛け合わせてモードな雰囲気のコーディネートに。
茎に動きのあるアンスリウムなど特徴的なお花を多く使用し、染めたかすみ草や色をつけた枝ものなどでオシャレな無機質感を演出しています。
4.花器を絞ってきゅっとまとめて
こちらの高砂は、ビビットな装花が印象的。
一度見たら忘れられない、カラフルでハッピーで「おもしろい色合わせ」。
お花の数は多いですが、花器を4つに絞ることで足元をきゅっとまとめて抜け感を演出。
余白を大切にしつつも寄りで新郎新婦の写真を撮る際には、顔回りが華やかになるように装飾してあるのも大切なポイントです。
5.家族婚ならバックドロップのみも
家族や親族のみを招待した小規模ウェディングなら、高砂装花はバックドロップのみですっきりとまとめてしまうのもおすすめ。
そんなときには写真のように少し個性的な椅子を用意できると、寂しくなくおしゃれにみせてくれますよ。
高砂装花がバックドロップのみなら新郎新婦も動きやすくておすすめ
新郎新婦も動きやすく、ゲストも気軽に高砂まで話しかけにいける距離感が嬉しいですよね。
6.枝で動きをプラス
横に広がった枝が印象的な高砂装花。
おふたりらしく「シンプル」「クール」「柔らかさ」をキーワードに、高砂のバックにはあえてお花ではなく枝をデコレーションしたんだそう。
このようにお花ではなく枝を多く使うことで、余白を残しながらも動きのあるスタイリングにすることが可能に。
7.個性的な花器がおしゃれ
こちらの高砂でまず目を惹くのは、色とりどりの個性的な形をした花器たち。
それに負けないお花のセレクトもお見事。
あえて茎を長く残したりまとめずバラバラに挿すことで、うまく抜け感を演出。
花器のガラスの質感や、余白を上手に残すことで、カラフルだけどポップではなく大人っぽいファッショナブルなデコレーションに。
上手にトレンドを取り入れて
いかがでしたか?
今回は、「余白」と「抜け感」を大切にしたとびきりおしゃれな高砂装花をご紹介しました。
いい意味で「結婚式らしくない」高砂は、今後もっとトレンドになっていきそう。
こちらの記事を参考に上手にトレンドを取り入れて、おふたりらしい素敵な高砂装花を見つけてくださいね。
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ARCH DAYS編集部
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ハワイでの挙式、日本での披露宴を経験。2児の母。
情報集め大好き。手作り大好き。デザイン大好き。
自身の結婚式のペーパーアイテムはすべてパワーポイントで手作りしたツワモノ。