1歳2歳もOK!こどもと一緒に作る落書きアートのケーキトッパー
by ARCH DAYS 編集部
主役もきょうだいも!こどもが自主的に参加できる飾り付け
世界に一つの落書きアートで親子DIY
今回は親子で一緒に楽しめる誕生日の飾りつけアイディアをご紹介。
親だけでなく主役本人と、きょうだいと、みんな一緒に誕生日会の準備をすると、よりいっそう楽しくなりますよ。
小さい子にしか書けないタッチを生かして
小さな子どもが描くかわいい絵。後から見返してもキュンとする、大切な記録ですよね。細かい模様を描くのが好きな子もいれば、思い切りのある魔法のような絵をかいてくれる子も。
子どもの落書きによる素敵なアート作品はお部屋のインテリアにもなります。
https://www.pinterest.jp/pin/201254677074072425/
今回はそんな小さい子の落書きアートでケーキトッパーを作ります。
筆をにぎって好きなように絵の具を塗るだけなので、1、2歳の子でもトライできますよ。
(※絵の具を口に入れないように注意してください。)
ポイントは色の選び方
子どもの自主性はそのまま、色選びでコントロール
子どものアートをパーティーの飾りつけやインテリアにするとき、色選びを意識すると素敵な作品になります。
小さな子が自由に絵の具を使うと、子どもは好きな色を好きなだけ出し、どんどん混ぜたり重ねたりしていくので、最後は暗く濁った色になってしまうことがしばしば…。
もちろん、色を混ぜてどんな色になるのかを感じることはとっても大切!だから、その時は絶対に干渉しないで一緒に色の不思議を楽しんでください。
使用した絵の具:Mont Marte アクリル ペイントセット 24色
でも、今回は飾り付けに使いたいので、ちょっとお手伝いをしてもらうつもりで色を限定してお絵かきしてもらいます。
1.まず子どもに、2色好きな絵の具を選んでもらう。
2.子どもが選んだ色を見て、混ぜてもOKな色をパレットに出す。
基本的には選んだ色と同系色で、それよりも薄い or 濃い色を追加すれば大丈夫。
もし子どもが青と赤が好きなら、水色や白、ピンクを追加。白や薄めの色であれば数色追加してもOK。
メインの色は子どもに選んでもらいつつ、そこに混ぜる色を事前に決めてさえおけば、子どもも自由にペイントを楽しみながらお手伝いできます。
もし色の組み合わせに悩んだら、Pinterestでヒントを得るのもひとつの手。
Pinterestで「color palette」と検索してみると、様々な色の組み合わせパターンが出てきます。
書いた絵をケーキトッパーにDIY
今回の場合、子どもがコーラルピンクと緑を選んだので2つの色になじむ薄いくすみピンクを追加してパレットに。
今回はアクリル絵の具を水を混ぜずにそのまま使います。
あとは好きなように気が済むまでペイントしてもらいます。画用紙にめいっぱい描いてもらいましょう!
ここで絵の具選びのポイント
・アクリル絵の具
乾きが早く、重ねてどんどん塗っていけるのがアクリル絵の具。ただし水性ではないので注意は必要です。
アクリル絵の具の大きな特徴は発色の良さと、布や木、陶器など様々な素材に使用できること。例えば100円ショップで買った陶器に色を塗ってオリジナルのフラワーベースを作ったり…なんてことも可能。また、耐水性・耐久性が高いので時間がたってもひび割れることはありません。
Mont Marte アクリル ペイントセット 24色 を使用。
・水彩絵の具
おそらく一番馴染みのある絵の具。透明感を出すことができ、にじみやぼかしの表現に向いています。
アクリル絵の具はすぐに乾いてしまうため肌への使用は向いていませんので、手形アートなどの際は必ず水彩絵の具を選びましょう。紙に書くのであれば水彩絵の具でも十分に楽しめます。
色塗りが終わり、絵の具がすっかり乾いたら画用紙の裏に反転させた数字を鉛筆で書き、ハサミで切り抜きます。
反転させた数字をフリーハンドで描くのが難しいという方は、紙に印刷をした数字をトレーシングペーパーでなぞって絵の上に重ね、2枚一緒にハサミで切ってしまいましょう。
裏に、竹串やペーパーストローなどをつければケーキトッパーの完成!
残りの部分はガーランドに
せっかくなので、切り取った残りの部分でおそろいのガーランドを制作。三角形に切ってテープで紐をつけるだけなので、10分もあれば完成。
子どもがはさみを使える年齢なら、切ったり貼ったり一緒に楽しめます。
ママのお悩みはやっぱりこれ…
レジャーシートや段ボール&もしもの時は素早く対処
絵の具で思い切り遊ばせたいけどやっぱり心配なのは「お部屋の汚れ」ですよね。
絵の具遊びをするときは、100円ショップなどで売っているレジャーシートを必ず床の上に敷きましょう。
ただ小さい子はかがんだ姿勢で書いていると、体にもたくさん絵の具をつけてしまうので、大きめの段ボールを机代わりにするのも便利です。
コーティングされていない床やカーペットの上で書くのは絶対避けてくださいね。壁紙も取れにくいので要注意です。
もし絵の具がついてしまったら…
https://www.pinterest.jp/pin/51791464441358711/
ポイントはとにかくすぐに汚れを落とすこと。
もしアクリル絵の具がついてしまっても、乾いてなければ拭き取れることが多くあります。肌や床などについた場合はなるべく素早く拭き取りましょう。
乾いてしまうと頑固な汚れとなってしまいます。アクリル絵の具は乾きが早いので、見つけたらすぐに拭けるように濡れ雑巾などスタンバイしておくと安心。
小さな子と一緒に制作するのはちょっぴり大変ですが、お誕生日の準備も一緒にやることで子どもたちの記憶にも残るはず。ぜひ、楽しんでみてくださいね。
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