根強い人気の「エアリーアレンジ」ブーケや装花の最新事例10選
by nana
エアリーアレンジって?
「エアリーアレンジ」とは、その名の通り、お花の間に空気が通るような余白が意識され、軽やかな印象を与えるブーケや装花のスタイルを指します。
例えば、お花同士をぎゅっと固めず程よい距離感を保つことや、茎の長さにあえてバラつきを持たせる。
そうすることで「抜け感」と「動き」が生まれ、お花本来の魅力が際立ち、生き生きとした印象を与えることができるのが特徴です。
最新のエアリーアレンジをたくさん知りたい!
人気が根強いエアリーアレンジ。
今回は、最新事例を中心にご紹介します!
01フレッシュなエアリーアレンジ
まるで花畑から摘んだような雰囲気のブーケ(出典元 Instagram:@0326____kh)
こちらは、フレッシュな生命力を感じるブーケ。
種類豊富な花が無造作に束ねられていて、野生の花々が自然に集まったようなデザインです。
茎の動きが可愛らしいテーブル装花(出典元 Instagram:@0326____kh)
テーブル装花も茎の動きがひらひらと飛び出し、とてもキュートでユニーク。
まるでその場に咲いているかのようですね。
束ねたお花で愛を誓うセレモニー(出典元 Instagram:@0326____kh)
グリーンとホワイトの美しい草花に囲まれたロマンティックなセレモニー。
野に咲く花のような装花が、幸せなふたりを包み込んでいます。
02シンプルおしゃれなエアリーアレンジ
シンプルなブーケもエアリーアレンジでおしゃれに。
ダーズンセレモニーのチューリップブーケは、カジュアルな雰囲気を演出するため、葉をあえて残し、茎の長さを過度に整えないように依頼したそう。
こちらは披露宴用のブーケ。
花材の数を絞り、シンプルかつタイトにまとめつつも、茎の長さを変えることで程よい抜け感が生まれていますね。
03ハッピーカラーのエアリーアレンジ
こちらは、ハッピーで温かな雰囲気のブーケ。
中央は丸くまとめられていますが、アンスリウム、カラー、スイートピーは、長さを生かすなど、絶妙なバランスで束ねられています。
花瓶を用いた高砂装花。
余裕を持って花を配置することで抜け感が演出されています。
お色直し後には、黄色のオンシジュームのシングルブーケを。
小花が柔らかく束ねられ、エアリーな雰囲気です。
04大人なエアリーアレンジ
こちらは、秋の風になびく繊細なグリーンが目を引くブーケ。
流れるような縦長のシルエットと秋らしい深い色合いが、大人な雰囲気を醸し出しています。
高砂装花は、イエローのお花を中心に。
ガラス製の花瓶に花本来の美しいシルエットが生かされて飾られています。
テーブルの後方には、茎の長いお花が飾られ、会場の雰囲気に調和した華やかさが演出されています。
05個性的なエアリーアレンジ
色どりが多く、花々の種類や形状のバリエーションも豊富で、個性的なブーケ。
花びらの柔らかな質感と軽やかな動きが、エアリーな雰囲気です。
ざくっと束ねた印象でありながら、緻密な計算と唯一無二のセンスが感じられますね。
このブーケの個性的な雰囲気が、新郎新婦のリラックス感ある装いにもスパイスを効かせてます。
こちらはメインの高砂装花。
長めにアレンジされた花々や垂れるグリーンが、空間に余白を与えています。
風に揺れるその様子からは、涼やかな音が聞こえてきそうです。
06ナチュラルなエアリーアレンジ
ホワイトのバラと淡いピンクのガーベラが組み合わさった、清らかで上品なブーケ。
茎の長さの異なる花が、揺れる様子がとても優雅です。
さらに散りばめられた小花が、ナチュラルで抜け感のある印象に仕上げていますね。
ケーキスタンドに添えるお花も、茎の動きを生かしたアレンジメントに。
セレモニー装花は、ガーデンアーチに美しい花々が咲き誇り、華やかな雰囲気。
花々がアーチ全体を埋め尽くすのではなく、適度な余白を残すことで、抜け感があります。
アーチからぴょんぴょんと飛び出したお花が愛らしさを加えていますね。
07スタイリッシュなエアリーアレンジ
洗練されたスタイルと柔らかな魅力を併せ持つブーケ。
中心の大きな花を、小花が優しく包み込み、歩くたびに軽やかに揺れる様子が思い浮かびますね。
自然光が照らす会場にぴったりな、清涼感漂うホワイト×グリーンの高砂装花。
天井から吊るされた花々からは、木漏れ日のような光が差し込みます。
風に揺れる白い花びらが軽やかさを、垂れるグリーンが生命力を感じさせますね。
白いシフォンの布も、透明感と軽やかさをプラスしています。
08寒色パステルのエアリーアレンジ
淡い色調や、花びらや葉の柔らかさがエアリーな雰囲気のブーケ。
淡いパープルとブルーは、主張しすぎない程度に取り入れられ、パステルカラーでも大人らしくエレガントな雰囲気を醸し出しています。
しな垂れる曲線や無造作な束ね方も、花嫁さんのリクエストだったそう。
ライラックとパステルブルーをテーマにした寒色系の装花。
伸びる花々から動きやリズムを感じますが
無造作にしすぎない配慮が、エレガントな会場の雰囲気にマッチしています。
09シンプルキュートなエアリーアレンジ
花材を絞ることで、シンプルな軽やかさを感じるブーケ。
風にそよぎ、ゆらゆらダンスするようなお花の動きは、見る人の心も癒してくれます。
バラのシングルブーケも、茎の長さを整えずに束ねることで、シンプルながらも立体感が生まれ、さらに魅力的に。
10ロマンティックなエアリーアレンジ
こちらは、ホワイトのワントーンブーケ。
コンパクトにまとめつつも、数本の茎の長さを変えることで、洗練された抜け感があります。
お色直し後のブーケは、大きな花がメリハリを、小さな花や葉が奥行きや繊細さを添えていますね。
メインの高砂テーブルでは、アレンジメントと花瓶を一緒に使って、上手に高低差を出しています。
ぴょんぴょんと突き出した花々が、エアリーな印象です。
お花本来の魅力を表現するエアリーアレンジ
いかがでしたか?
エアリーアレンジのブーケや装花は、お花本来の魅力が際立っていましたね。
このスタイルを取り入れたいと思われる方は、ぜひ、フローリストさんに相談してみてください。
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nana
企業のブランディングを担う制作ディレクターやフォトブランドを展開。年子男の子ママ。 ライターとしては、トレンドを意識した役立つ情報を発信していきます。
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