フランス在住ママ連載|バカンス日記 地中海に浮かぶマルタ島
petit à petit|himama流フランスで子育て Vol.16
フランスで暮らすhimamaさんファミリーの日常を綴る人気連載。今回は、himamaさんちの夏休み。まるで映画のなかに入り込んだような、マルタ島でのバカンス。ため息が出るほど美しい街並みと海…。要チェックです!
待ちに待った夏のバカンス!
今年はフランスを飛び出し、地中海のマルタ島へ7日間滞在しました。
マルタってどんな国?
首都バレッタ
イタリアの南下、地中海に浮かぶ「マルタ共和国」。
とても小さい島なのですが、一つの国家です。
かつてイギリスの植民地だったこともあり、公用語は英語とマルタ語。
その為、最近では語学留学の地としても人気が高いようです。
街のあちこちにはイギリスを感じさせるようなものも見つけられます。
イギリス風の赤い電話ボックス。
マルタ観光スポット
マルタに滞在するなら必ず訪れるべき、おすすめスポットをご紹介します。
首都バレッタ(Valletta)
マルタの首都「バレッタ」は、街全体が世界遺産に登録されています。
どこか中東のような雰囲気が漂う街並み。
特徴的なのがこのハチミツ色の建物。
陽の光が当たると建物の輝きが増し、とても美しいです。
洗濯物もなんだか絵になる。
ハチミツ色の建物に映えるカラフルな出窓も特徴の一つ。
どこを見ても可愛いカラーリングに思わずキュンとしてしまいます。
バレッタの長い坂を登り、上の方に行くと「アッパー・バラッカ・ガーデン(Upper Barrakka Gardens)」にたどり着きます。
花や噴水のある静かで美しい公園。
ここからマルタの海を一望することができます。
アーチがまるで額縁のようでとても綺麗でした。
元々はイタリア騎士のためのプライベートガーデンだったそうです。
アッパー・バラッカ・ガーデンに来るには下から直通のエレベーター(有料)も利用可能です。
イムディーナ(Mdina)
マルタ島の中央に位置し、「静寂の町」とも呼ばれる要塞都市「イムディーナ」。
とにかく街並みが本当に美しいのです。
中世にタイムスリップしたかのような気分になります。
映画のロケ地としても非常に有名で、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「コンフィデンスマンJP」などの舞台となっています。
イムディーナの入り口の門。
要塞都市の中には小道がたくさん。
どこを歩いても絵になります。
迷路のようになっています。
小道に入ると、壁がとても高いので自分がどこにいるのか分からなくなってしまいそう…。
それぞれ個性のある小道。
イムディーナの町を歩いていると色々なところに「ブーゲンビリア」という花が咲いています。
ハチミツ色の建物を彩るかのようで、街並みにぴったりのお花。
ついつい写真を撮りたくなってしまいます。
アイスやさんの横で。
ミュージアムの中の装飾も美しかったです。
所々に見られるパステル調の色が建物の美しさを際立たせています。
色使いが本当に素敵なんです。
カテドラルの中も見学しました。
床から天井まで全てに細かく施された装飾に、3歳の娘も驚いたよう。
綺麗だね、と話しながら周りました。
天井一面に。
コミノ島 ブルーラグーン
マルタ島とゴゾ島の間にあるのが、本当に小さな島「コミノ島」。
海の青さは地中海トップレベル。
マルタ周辺の海はどこもとても綺麗なのですが、遠くからコミノ島を眺めるとここだけ着色したかのようなエメラルドグリーンなんです。
奥の方に見える海をみると、ここだけ色が違うのが分かります。
透き通る水。
水深は深いところもあるのですが、透明度が高いので海の底まですぐ手が届きそうな錯覚に陥ります。
コミノ島は大人気の観光スポットですが、ツアー団体客が到着する10時頃までに行けば人もほとんどおらず、朝イチの一番綺麗な海を独占できます!
ビーチ沿いの特等席も朝なら空きもたくさんあり、好きな場所を確保。
疲れたらここで海を眺めながら休憩!
娘もすっかり海に慣れ、浮き輪に乗って波乗りも。
3人で泳いで向かい側の小さな島まで行ったのもとてもいい思い出です。
娘のユニコーン号にはお世話になりました。
コミノ島名物(?)パイナップルドリンクも飲みました。
パイナップルがそのまま器になっていてインパクト大。
自然豊かなマルタ生活。
今回私たちはマルタ本島の他にゴゾ島にも宿泊しました。
街に行けば美しい建物が立ち並び、少し離れると手付かずの自然がそのまま残っています。
マルタは小さい島ながらも訪れるべき場所はたくさん。
ぜひヨーロッパ旅行の候補にしてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、À bientôt!
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