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装花で後悔しないために。結婚式の「コーディネートシート」とは?

装花で後悔しないために。結婚式の「コーディネートシート」とは?
by mana

装花は結婚式の印象を決定づけるとても重要なポイント。ドレスやヘアメイク、カメラマンにはこだわるけれど、装花は式場にお任せという花嫁さんも多いのでは?「イメージと違った…」という後悔をしないために、装花「コーディネートシート」の活用方法をお伝えします。

 

 

装花のコーディネートシートとは?

最近花嫁さんの間で話題になっている、結婚式装花の「コーディネートシート」をご存知ですか?

 

コーディネートシートとは、フローリストが結婚式当日の装花のイメージをカウンセリングしデッサンを作成してくれるサービスのこと

 

今回は、日比谷花壇のトップフローリストが作成したものをご紹介し、コーディネートシートの魅力をお伝えしていきます。

 

 

理想の結婚式に近づく

式場によっては、フローリストとの装花の打ち合わせが3回以上あり、デッサンを描いてくれる場合もありますが、だいたいは1〜2回の打ち合わせのみで終わってしまうことがほとんど。

 

装花のサンプルを見ることができない場合もあり、打ち合わせのみで当日を迎えるのは少し不安が残りますよね。

 

そんなとき、コーディネートシートを作っておけば、不安をひとつ解消することができます。

「どんな式にしたいのか?」からカウンセリングがスタートするため、なんとなくのイメージから固めていくことが可能

 

使いたいお花の種類、色合いなどを伝えることもできます。

 

その他にも、

  • テーブルクロスやナフキンの色合い
  • 衣装やヘアメイクの雰囲気
  • 披露宴会場の内装の雰囲気
  • どんなゲストを招待するか?

など、お花以外のことも相談しながら、会場全体のコーディネートを作り上げます。

 

 

このように細かくカウンセリングをすることで、なんとなくのイメージだったものが具体化され、理想の結婚式に近づけることが可能に。

 

こんな花嫁さんにおすすめ!

  • 装花でオリジナリティを出したい
  • 会場全体の統一感が欲しい
  • 装花の打ち合わせ回数が少ないと感じている
  • 本番と同じお花を使ったサンプルを見ることができない

 

上記以外にも、式場提携に理想の花屋がない場合や、会場のイメージをデッサンでより具体的に把握するために依頼する人も多いとか。

 

フローリストの持込が不可なときも、デザインやブーケの作成のみを依頼することが可能な場合も

 

 

コーディネートシート作成の流れ

提携のフローリストがコーディネートシート作成対応不可な場合、どしたら良いのでしょうか。

 

まずは、理想としているフローリストにコーディネートシートを依頼可能か問い合わせてみましょう。

 

可能な場合は、ヒアリングから始まり少しずつイメージを固め、シートを作成する流れが一般的。

 

イメージが固まったら、装花の内容と花屋さんの状況に合わせて、デッサンを郵送またはデータで送ってもらうことができます。

 

できあがったものを持って、装花を担当してもらうフローリストとの打ち合わせを行います。

 

装花のイメージがデッサンとして形になることで、要望を明確に伝えることができ「こんなはずではなかった!」というハプニングが避けられます

 

 

筆者は、日比谷花壇のトップフローリストの紺野さんに作成を依頼しました。

まずは、気軽にInstagram(@n_konno.flower)のDMからお問合せを。

 

会場のBefore→After 実例

実際にコーディネートシートを作成してもらった花嫁さんの例がこちら。

 

01Hawaii × Simple

Before コーディネートシート

 

After 実際の会場

 

こちらのコーディネートは、ハワイ挙式の帰国後パーティーのため、海外ウェディング風に。

シンプルできれいめな抜け感のあるコーディネート。

 

海外の雰囲気にするためにバラの他にアンスリウムやランなどを使って、かわいいだけでなく少しスパイスの効いた花合わせに。

 

 

Before コーディネートシート

 

After 実際の会場

 

コロナ対策でアクリルパネルを設置することになり「せっかくなら工夫をしよう!」と、ハワイ挙式の写真をモノクロでチェキ風に印刷して貼る工夫を。

 

 

感染予防としてのアクリルパネルも、アイディア次第で素敵なコーディネートに。

 

02spring colorful

Before コーディネートシート

 

After 実際の会場

 

こちらは、春夏にぴったりのカラフルなコーディネート。

 

いろいろな色・形でぴょんと飛び出した動きのある花材をセレクト。

まるでテーブルから生えているかのようなアレンジに。

 

 

ピクニックに来たようなわくわくした気分になりますね。

 

03Airy, Shabby

Beforeコーディネートシート

 

After 実際の会場

 

こちらはダスティパープルやアンティークピンクの絶妙なグラデーションのコーディネート。

トレンドのゴールドのサークルがとても華やか。

 

 

花嫁さんが好きなパンパスグラスで柔らかい雰囲気をプラスして。

 

コーディネートシートで「こんなはずじゃなかった…」を回避!

いかがでしたか?

今回は装花のコーディネートシートについてご紹介しました。

 

卒花嫁さんに後悔していることを聞くと、
「装花がイメージと違った…」
「フローリストともっと細かい擦り合わせをすれば良かった…」

というお声をよく耳にします。

 

コーディネートシートの作成により、当日のイメージが明確に形になることで「こんなはずじゃなかった…」を回避できるはず!

 

装花に少しでも迷っている花嫁さんは、ぜひ依頼を検討してみてはいかがでしょうか?

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mana

会社員兼ライター。 

2019年にハワイ挙式。2021年に長女を出産。

ウェディングやベビーのトレンドをリサーチすることが好き。

 

Instagram:@manawd_

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