会場装飾やペーパーアイテムに。グレイッシュトーンのコーディネートがおしゃれ
by natsuki
くすんだ色味がおしゃれなグレイッシュカラー
素敵なウェディングコーディネートに
ヘアカラーやインテリアに取り入れる色としてトレンドのグレイッシュカラー。グレイッシュカラーとは、グレーがかったくすんだ色味のこと。ピンクや赤、青などどのような色もグレーを混ぜることで、絶妙なおしゃれカラーになるんです。
今回は、このグレイッシュカラーをウェディングの会場装飾やペーパーアイテムなどに取り入れるアイディアをご紹介。ぜひ参考にしてみてくださいね。
グレイッシュカラーのおしゃれなコーディネート
グレイッシュブルーで爽やかな大人空間に
ブルーや水色といったカラーは、鮮やかな色味だと爽快感のある爽やかな印象になりますが、そこにグレーをプラスするだけで、落ち着いた大人の雰囲気も取り入れることができます。こちらはナチュラルな素材の小物を合わせて、優しい仕上がりに。また、背景や高砂の椅子、ちょっとした所に濃いグレーを加えることによって全体を引き締め、メリハリのある空間にすることができます。
和婚にも使える万能カラー
グレイッシュカラーを使えば、和と洋を合わせたようなコーディネートも今っぽくオシャレに仕上がります。鳥が描かれたアートの淡いグレーやグリーンに合わせたコーディネートがスタイリッシュ。こちらのように合わせる装花の種類が多いときもグレイッシュカラーを選ぶと、落ち着いてまとまりのあるコーディネートにすることができます。
神前式の招待状も、和と洋を上手く掛け合わせています。はっきりとした原色ではなくグレイッシュカラー使うことで全体的に優しい印象に仕上がり、どのような年代のゲストが受け取っても喜んでもらえるデザインに。
テーブルコーディネートも、グレイッシュカラーを上手く使うと断然オシャレになります。こちらはプレートのブラウンに合わせて、小さなグレイッシュピンクのかすみ草と淡いブラウンのリボンを添え、落ち着いた大人なコーディネート。
小さな面積のコーディネートの場合は、暖色と寒色どちらでまとめるか決めておくと、全体的にまとまりのあるコーディネートを組むことができます。
引き続き人気のドライフラワーブーケは、自然から生まれたグレイッシュカラーが素敵。淡いカラーだけではぼやけてしまいがちなので、ポイントとして濃い赤やブラックなどを追加すると引き締まり、スタイリッシュな印象に。リボンは全体の色の邪魔をしないグレーがオススメです。
沢山飾っても派手にならないのが魅力
ウェルカムスペースなどの装飾は、小物を沢山飾るとボリューム感が出ます。色を多く使うと派手な印象になってしまうので、バランスが非常に大切になってきます。
このようにグレイッシュカラーでトーンさえまとめておけば、どんなに沢山の小物を飾っても落ち着いた雰囲気にすることができて◎。こちらは暖色系のお花や布を使い、暖かみも感じられるウェルカムスペース。
グレーそのものを使うのが大人っぽくて◎
グレイッシュカラーを使うとき、可愛らしい雰囲気にしたければグレイッシュピンクなどを使うのがオススメですが、少し大人っぽさも加えたいという花嫁さんにオススメなのが、グレーの小物を一緒に飾ってみることです。グレイッシュピンクやブラウンの落ち着いた色の中に、グレーが入ることによって大人っぽく、スタイリッシュさも兼ね備えたコーディネートになります。
とにかくオシャレ。グレイッシュトーンのテーブルコーディネート
会場のコーディネートを大人に仕上げたい場合は、キャンドルやプレート、ペーパーアイテムにグレイッシュピンクを取り入れてみると◎。柔らかな、落ち着いた印象になります。女性の心をくすぐるピンク色で、ゲストにも喜んでもらえる素敵な空間に。
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可愛らしいものよりも、落ち着いたコーディネートが好みの花嫁さんは、小物にグレイッシュブルーを取り入れるのがおすすめ。白のアイテムと合わせるとより爽やかに、ベージュと合わせると少しカジュアルなイメージになります。
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こちらは濃いグレーのプレートに、グレイッシュパープルのトーションを合わせたコーディネート。お花にもパープルのトルコキキョウを取り入れて色を合わせているのがポイント。メニュー表の文字もパープル。ピンクを使うより、大人で上品なイメージになります。
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ドレスにもグレーを取り入れてトレンド感を
装飾だけではなく、ドレスにもグレイッシュカラーを。ブライズメイドのドレスといえばパステルカラーのピンクやブルーなどが定番でしたが、大人な雰囲気の会場にはグレイッシュカラーがオススメ。落ち着いた空間に馴染む上に、花嫁さんをより引き立ててくれます。2色に分かれて着用するのも素敵。
爽やかなグリーンのドレスも、グレイッシュトーンになると大人っぽさがプラスされます。大人のリゾート挙式やパーティーにぴったりのカラー。カラフルなブーケを持っても落ち着いた印象になるのが魅力です。
最近はウェディングドレスを二着着る花嫁さんが増えていますが、せっかくならカラードレスも着てみたいという方も多いはず。トレンドを意識して、オシャレなドレスが着たいという方は原色やパステルよりもグレイッシュカラーを選ぶのが今っぽくて素敵。ボリュームのあるチュールのふわふわとしたデザインでも、可愛らしくなりすぎずに落ち着いた雰囲気で着ることができます。
いかがでしたか?今回はグレイッシュカラーをウェディングに取り入れるアイディアをご紹介しました。
会場コーディネートやペーパーアイテム、ドレスにグレイッシュカラーを取り入れることで、抜け感のあるオシャレな雰囲気を叶えることができます。淡い色を使いたいけれど、パステルカラーには抵抗があると悩んでいる花嫁さんは、ぜひグレイッシュカラーに挑戦してみてくださいね。
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natsuki
元ブライダルフラワーコーディネーター。現在はフリーでウェディングの空間やインテリアのスタイリストとして活動。実務経験を活かし、トレンドに敏感な花嫁さまに役立つ情報をお届けします。
Instagram : @natsuki_sri