オンリーワンの結婚式に。ふたりらしいコンセプトを作るための4つのヒント
by nana
03ふたり自身について
性格の違い
性格が正反対だというふたりの結婚式のコンセプトは「Reversible」。
「反対に」という意味の Re 、「向きを変える」という意味のverse、 「~できる」という意味のble、の3つの意味が込めたんだそう。
コンセプトを表現するために、ホワイトとブラックをテーマカラーにアイテムを制作。
会場装飾も白×黒を基調にして、結婚式全体でコンセプトを表現しています。
思い出の場所
ふたりの思い出がたくさん詰まった「フランス・パリのカフェ」をコンセプトにした結婚式。
旅行好きなおふたりなら、ふたりで行った思い出の場所をコンセプトにするのもおすすめです。
ガラス瓶に入った小花、ピンクのテーブルコーディネート、バゲットを挿したバスケット…。
まるでそのひとときだけ本物のパリを訪れたかのような空間に。
披露宴の会場は、新郎がオーナーとして働く一軒家のカフェ。
オーナーらしく “気遣いにあふれたおもてなし” をコンセプトにしました。
職場という慣れ親しんだ場所での結婚式でしたが、生花をふんだんに使った特別仕様の装飾で結婚式ならではの非日常感を演出。
ゲストやおふたりにとって、忘れられない思い出に。
ベビーのお誕生日会も。普段から慣れ親しんだ場所だからこそのリラックス感が◎
お付き合いから入籍までの日数
恋人として1年間を過ごし、1年と1日記念日に入籍して夫婦になったふたりのコンセプトは「366 beginning」。
“366日目、今日この日から始まってゆく新しいふたりの門出” という想いを込めて。
キーモチーフにした高砂のリースは、ゲストが参加し、みんなでお花を挿して創り上げたもの。
ふたりが過ごした日々や思い出に触れ、参加できる工夫をたくさん詰め込んだ結婚式に。
「プロポーズの日に食べたもの」とデザートからふたりの思い出に触れる工夫を
04ふたりが大切にしている価値観
「KEEP WALKING」
”私たちはこれまでもこれからも、大好きな靴を履いて素敵なところへたくさん足を運んでいく” という想いを込めたコンセプト。
モチーフにした「靴」は、ふたりにとって単なるファッションアイテムではなく、自分たちらしさを象徴するもの。
独創的なアイディアが随所に詰まった結婚式となりました。
結婚式当日に靴を履いて出発する様子をイラストにした受付サイン
「IN A SENSE」
日本語に訳すと「敢えて」。
結婚式ではあまり使用しないカラーやアイテムをあえて使用したり、和と洋をミックスさせるなど、ふたりの個性が際立つ結婚式。
今まで誰もやっていないこと、今まで誰も考えたことがないことへの挑戦を大事にしたいという、ふたりのポリシーを感じるコンセプトですね。
「おなじあおでも」
「おなじあおでも、グラデーションはさまざまで、まったく同じ色はない」
育った環境や価値観などお互いの違いを受け入れながら、共に助け合っていくというふたりの想いや決意が込められたコンセプトです。
様々なアイテムに青色を使い、さわやかなブルーのグラデーションで彩られた結婚式になりました。
「invisible」
昼間は見ることはできないけれど、夜になるとあらわれる「星」をモチーフに、プラネタリウムを取り入れる演出を。
ふたりにしかできない結婚式を、一生の思い出に
いかがでしたか?
コンセプトのヒントは何気ないところにあるもの。
自分たちらしいコンセプトを据えた結婚式を挙げることが出来れば、おふたりだけでなくゲストにとっても一生の思い出になることでしょう。
コンセプトを自分たちで考えることは、ふたりの過去を振り返りふたりの将来を考える、またとない機会になります。
新婚生活という門出に向けて、おふたりならではの結婚式を楽しんで作り上げてみてはいかがでしょうか。
この記事に関するキーワード
nana
企業のブランディングを担う制作ディレクターやフォトブランドを展開。年子男の子ママ。 ライターとしては、トレンドを意識した役立つ情報を発信していきます。
Instagram : @nan_awedding