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おしゃれな結婚式では「アート」がトレンド!実践アイディア6つ

おしゃれな結婚式では「アート」がトレンド!実践アイディア6つ
by nana

アートが身近な存在に

おしゃれなウェディングには「アート」を上手に取り入れてるのをご存知でしたか?

 

アートと聞くと敷居が高いイメージを持たれるかもしれませんが、アートにもさまざまな種類があり、その多くは私たちの身近な存在へと変わってきています。

 

最近では、インテリアや暮らしに馴染みやすいアートも発掘されてトレンドになってますよね。

アートの要素を少しプラスするだけで、そのものをぐっと洗練された印象にすることができます。

 

空間に馴染みながらも雰囲気を格上げするアート

 

美術館では訴求力の高い企画展が頻繁に開催され、SNSでは場所や時代を超えてさまざまなアートに触れ、

アーティストに気軽に制作を依頼することもできる時代になりました。

 

このようにアートが身近な存在になってきたからこそ、

ウェディングシーンにも取り入れる花嫁さんが増えてきているんです! 

 

ウェディングシーンにアートを取り入れるヒントを、ARCH DAYS花嫁の事例を元にご紹介します!

 

01 ペーパーアイテム

まずは、取り入れやすいペーパーアイテム。

センスの良いペーパーアイテムは、これから始まる結婚式への期待感を高めてくれますね。

 

人気のアンリ・マティスのドローイングアート

 

こちらの花嫁さんはアンリ・マティスの絵をエスコートアイテムに

ゲスト一人一人のイメージに合わせて、楽しみながらアートを選んだそう。

サイズもあえてバラバラにして壁一面にランダムに配置するなど、飾り方にも工夫がありますね。

 

アートを入れることでワンランクおしゃれに

 

席札にもマティスのアートを◎

アートを際立たせるために、メニュー表はあえてシンプルにこだわったそう。

線画とニュアンスカラーの組み合わせがおしゃれ。

 

ファッションと自然をテーマに創作するイザベル・フェリウ

 

こちらは、今人気のイザベル・フェリウのアートをエスコートカードにした例。

ファッショナブルなアートは、式後にインテリアとして飾るゲストもいたとか。

 

好きな作品を集めてエスコートカードに

 

エスコートカードは、ゴールドの額縁に貼り付けてウェルカムスペースに配置。

洗練されたアートが、スタイリッシュでソリッドな雰囲気の会場にマッチしています。

 

出典元:Instagram(@trhn_wd)

 

ロココ調のアートが好きな花嫁さんは、招待状にもそのエッセンスを。

テンプレートは使用せず、ゼロからデザイン。絵画のティストに合う色、フォント、飾り枠や罫線など細かなこだわりを込めて手づくりしています。

 

出典元:Instagram(@trhn_wd)

 

招待状と雰囲気を合わせてオーダーした結婚証明書。

ヴィンテージのフレームやフランソワ・ブーシェの絵画が高級感を醸し出しています。

結婚式後もインテリアアートとして大切に飾っているそう。

 

02ウェルカムスペース

おふたりの代わりに訪れたゲストを最初に迎えるウェルカムスペース。

アート好きな花嫁さんにとっては、ぜひアートを取り入れたい場所です。

 

歴史ある会場に似合うヴィンテージな風合い

 

モネが好きな花嫁さんは、『睡蓮』のヴィンテージポスターを会場のエントランスに設置。

本物のアートはそれだけで大きな存在感がありますね。

 

ポスターに添えられた花瓶、敷かれた布も花嫁さんの持ち込み。素敵なアクセントになっています。

 

表情を描かないシルエット風でモダンな雰囲気に

 

こちらは、おふたりの写真を元にしたオーダーアート。キャンバスにアクリルペイントが施されています。

ウェルカムスペースにおふたりを感じられるアートがあると、ゲストの心も和みますね。

 

ボーリングアートに手書きのアクリル板を重ねて

 

こちらは新郎新婦が制作したポーリングアートのウェルカムボード

結婚式のアイテムをおふたりで自作する体験は、お互いをのことを深く知るための大切な機会にもなります。

エメラルドグリーンとターコイズブルーが美しく、重厚感ある会場にとても映えています。

 

▼ポーリングアートのウェルカムボードの簡単作り方

 

03演出

代表例は、ゲストと一緒にまるで結婚式をつくりあげるような演出が人気の「ウェディングキャンバス」です。

 

最近ではキャンバスから派生して、鏡や植木鉢、フラワーベースにペイントしたり、

定番の縦横線のペイントではなく結婚式のコンセプトに合わせたモチーフを描くなど、個性が光るものも出てきています。

 

お部屋に飾りやすいフラワーベース

 

こちらは、フラワーベースをウェディングキャンバスの代わりに使い、セレモニーを行ったそう。

 

ゲストとつくりあげる世界に一つのフラワーベースは、式後もふたりの宝物になります。

 

sage green,dark green,beigeをテーマカラーに

 

こちらのウェディングキャンバスは、おふたりの好きなものとお子さんの名前に由来する「海と夕陽」をモチーフに。

ゲストが描いた海に、新郎新婦が夕陽を描き完成させました。

 

抽象画のような優しいタッチが、「地球にやさしいウェディング」にマッチしています。

 

友人のクリエーターに制作してもらったオリジナルアート

 

花嫁さんの希望がたくさん詰まったオーダーアートの結婚証明書。

葉に描かれた木の実や葉がゲスト承認の証です。

 

オリジナルアートは誰とも被ることがなく、「おふたりらしさ」を追求できます。

 

▼ウェディングキャンバスのコラムもチェック

 

04ケーキ

結婚式にはなくてはならないウェディングケーキ。

ケーキ入刀やファーストバイトなどゲストの注目度も上がるケーキは、こだわりたいポイント。

 

 「人工的な物体感」を表現したケーキ

 

ゲストを驚かせた彫刻のようなウェディングケーキ。表面のざらついたテクスチャ、複雑な造形、

削り落とされた粉や破片まで含めて、花嫁さんの唯一無二のセンスが見事に表現されています。 

 

クリームの質感がまるで油絵のよう

 

エミール・ガレなどの調度品が並ぶ格式高い会場に合わせ、絵画をイメージしたペイントケーキ。

スパチュラ(ヘラ)で立体的にクリームが重ねられ、可憐な花模様がつくり出されています。

 

海外で人気のブラシストロークケーキ

 

筆を走らせたデザインが特徴的なブラシストロークケーキはまさにアーティスティック。チョコレートで作られたプレートが羽のようで華やかな印象になります。

 

職人さんの高い技術力で表現された芸術性の高いデザインは、見る人の心を惹きつけます。

 

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05空間装飾

コンセプトに基づいたアートで、空間をまるごとプロデュースする花嫁さんも。

まるで美術館に訪れたような、感性を刺激されるワクワクした体験をゲストに味わってもらえます。

 

コンセプトをシンボリックに表現

 

「日常と非日常」「自然と人工」という相反するものを結婚式のコンセプトに。

白く塗装された花、花瓶、果実が、それを秀逸に表現。個性的な装飾は、ゲストの興味をそそります。

 

計算され尽くした唯一無二の装飾

 

中国の「シノワズリ」を装飾コンセプトにしたフォトスポット。

オリエンタルで幻想的な装飾が、一目見たら忘れられないような世界観を演出しています。

 

お花もカラフルでユニークな形をチョイス

 

「POP&MODE」がコンセプトの空間装飾。

カラフルに塗装されたフラワーベースが天井から吊り下げられている様は、

まるで現代アートのインスタレーションのようです。

 

06グッズ

ミュージアムショップにあるようなおしゃれで本格的なグッズを手づくりしてしまう花嫁さんも。

代表例は引き出物やお礼品を入れて渡す「バッグ」

デザインしやすく、ゲストへのギフトとして人気です。

紙ではなく繰り返し使える素材にすることで、日常使いできるのも嬉しいですよね。

 

白い生地に映えるマティスの鮮やかな絵

 

受付のお礼品を入れるバッグは、アンリ・マティスのアートをカスタマイズ。

受け取ったゲストからは非常に好評だったそう。全絵柄揃えたくなる程おしゃれですよね。

 

一味違うジュートバッグアレンジ

 

お馴染となったジュートバッグはナチュラルで優しい印象がありますが、

ブラシスプラッシュアートを加えることで印象が一転。新郎新婦らしい強い個性がプラスされています。

インクの飛び跳ね方がひとつひとつ異なるため、オンリーワンのギフトになるのもポイント。

 

滑らかな曲線が美しいアート

 

「LAUGH&ROUGH」をコンセプトにした花嫁さんは、コンセプトを表すドローイングアートを制作。

このアートを結婚式のさまざまなアイテムに使う中で、引き出物バッグにも取り入れました。

性別、年齢問わず使いやすいシンプルなデザインが嬉しいですね。

 

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アートで結婚式を彩ろう

ウェディングシーンへのアートの取り入れ方を紹介しました。

アートのエッセンスを少し取り入れるだけで、洗練された雰囲気になりますし、もしそれがオリジナルアートであれば、より個性的で印象的なウェディングになるのは間違いありません。

 

もし購入したアーティストの作品をそのまま飾るのではなく、カスタマイズして使用したい場合は、事前に著作権に問題がないかを確認すると良いでしょう。

 

あなたもアートを取り入れて、結婚式を彩りませんか?

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nana

企業のブランディングを担う制作ディレクターやフォトブランドを展開。年子男の子ママ。
ライターとしては、トレンドを意識した役立つ情報を発信していきます。
Instagram : @nan_awedding

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