ブライダルヨガで美しい身体作りを | 花嫁の姿勢のお悩みをまずは改善!
by Bridesmaid Tokyo Vol.1
Bridesmaid Tokyoの代表であるMayukaさんから教わる、悩める花嫁たちへの「美しい身体づくり」のレッスン企画。第一回目の今回は、花嫁の姿勢に関してのお悩みベスト3と、簡単な意識で改善へ導けるようなアドバイスについてお伺いしました!
花嫁の姿勢 お悩みトップ3
普段生活している中でも、うすうすこれに当てはまっていることは感じているけど、改善できていない・・・
そんな方も多いのではないでしょうか?
1.巻き肩・猫背
2.反り腰
3.首が前に出ている(ストレートネック)
主に日本人女性が抱えているお悩みの多くは上記の3パターン。きっとこれまでの人生で癖づいてしまっている姿勢。でも、せっかくのウェディングドレスを着る結婚式までに、できることなら改善したい!綺麗な姿勢でドレスを着こなしたい!
そんなお悩みを改善するためには、基本的な意識するポイントを知るところからスタートしましょう。
NGな姿勢をまずは知るところから
悪い姿勢の代表例はこの2つに主に分類されます。
スウェイバック
肩の位置が前に来てしまって背中が丸まっている、また骨盤が足よりも前に出て状態なので、NGな姿勢
反り腰
お腹が腰の位置よりも前に押し出されている状態になっているので、NGな姿勢
どちらかに当てはまるかも・・そんな花嫁さんは次の改善ポイントをチェックしていきましょう!
自己流が一番危険!
正しい体の位置を理解しないまま自己流でトレーニングや姿勢をキープしようとすることは、美姿勢に近づくどころか、必要のない部分に筋肉もついてしまい、逆に太くなってしまうのです。
骨の位置が崩れてしまい、 腰が剃ってしまったり、巻き肩になってしまったりなど、逆効果になることも。ぱっと見はよくなっても、その形を維持できる土台が作られていないため、姿勢が崩れていってしまうんです。
体の正しい位置を理解して、正しい姿勢を普段から意識することが美姿勢への第一歩!
01巻き肩・猫背
巻き肩や猫背でお悩みの方は、先ほどご紹介した「スウェイバック」というNG姿勢にあてはまっている方が多いと言えます。
巻き肩は、スマホをよく使う方、またデスクワークの方がなりやすいと言われる姿勢のこと。左右の肩が前方内側に入り込んでいる状態です。肩から胸にかけての筋肉が縮こまり、姿勢が悪くなるだけでなく、さまざまな身体の不調の原因にもなるので注意が必要なんです。
この巻き肩が進行すると、猫背になりやすいとも言われています。猫背は、肩も背中も丸くなった状態のことをいいます。
巻き肩・猫背を改善するには”脇の後ろ”を意識すべし!
そんな現代病とも呼ばれる巻き肩や猫背を改善していくには、脇の少し背面にある「前鋸筋」(ぜんきょきん) に意識して肩の位置をおさめていく意識をしていきましょう。
肩甲骨を軽く寄せて、下に下げることを意識すると、背中が綺麗に見えます。
意外と知らない!「天使の羽」は実はNG!?
意外とみんなが知らずに”美しい”と思い込んでいる肩甲骨の「天使の羽」。これは、解剖学的に言ったら超NGなんです!
本来は、肩甲骨はちゃんと収めなきゃいけないもの。「天使の羽」は肩甲骨が外に開いてる状態なので、完全に巻き肩の証拠。
後ろから見たら肩甲骨が出ていると骨のラインが見えて綺麗に見えているかのように勘違いしてしまいがちですが、プロから見ると横から見た時の姿勢が悪い典型的な例です。
立ち姿勢でどうしても背中が丸まってしまいがちな方は、くるぶし方向に重心を引き戻す意識をしていくといいでしょう。
02反り腰
反り腰とは、言葉の通り”腰が反った状態”を指し、骨盤が前傾している状態のことです。反り腰によって、慢性的な腰痛などに悩まされている方も多いのでは?
”姿勢を正す”=”胸を張る”ではない!
特にこの点は、ドレスショップのスタイリストさんに注意していただきたいポイントでもあります。
「ドレスを着用したら胸張ってください」と花嫁さんにアドバイスをしてしまっている方がたまにいるのですが、胸を張ると大体腰が反ってしまうんです。これは胸の胸椎と呼ばれる部位が硬いため、腰を反ることで代償して姿勢を作っている状態になってしまっています。
腰を反らずに、”あるポイント”を意識することで、ぐっと体を引き上げることができるんです!
反り腰は”仙骨”と”へそ下”を意識すべし!
反り腰の第一歩は、「胸を張る」ことではなく、「仙骨を下に押し伸ばす」ことと「へそ下を引き上げる」ことにまずは意識してみましょう。
仙骨だけを下に伸ばしすぎてしまうと、スウェイバック姿勢になってしまうので、しっかりと鏡を見て意識をしながら行いましょう。
03首が前に出ている(ストレートネック)
小顔に見せたいなら首を意識した姿勢を
花嫁さんからの相談で特に多いのが「小顔になりたい」という相談。小顔矯正のサロンに行く方の話もよく耳にしますが、小顔になりたいなら絶対姿勢から直すべきです。
首が前に出てない状態をまず作ります。小顔にしたいって思ってる人って大体が、首が前に出ている、すなわちストレートネックの方たち。首が前に出ることで、遠近法で顔大きく見えてしまうというデメリットの他にも、首周り・肩周り・その周辺の筋肉が凝り固まり、顔が張りやすいという現象まで。
姿勢の根本を直さない限り、小顔サロンに行ってもすぐ戻ってしまうんです。
小顔にしたい方は、まず姿勢を直しましょう!
ストレートネックは”首の位置”を意識すべし!
首ってどこからどこまでを首と捉えるか、どこにあるのが正常だと思いますか?
首は、”鼻の後ろの後頭部”から”背中の真ん中”ということを意識するといいでしょう。出てしまっている顎周りのフェイスラインを、首のラインにをもどしていく意識をしていくと、横から見た時に自然と正しい姿勢に近づきます。
根本的な姿勢の悩みの解決は「土台の足から」
美しいドレス姿は足元から!「見える上半身だけ整えればいい」というのはNG
トレーンの長いドレス。足元は隠れているし、整えるのは上半身だけでいいよね? そんなふうに思っている花嫁さんはきっと多いはず…
でもよく考えてみてください。体の中で、地面についてるのって”足”だけなんです。そもそも足の アラインメント(調整・調節・整列)が整ってないとしっかり立てない。さらに、ヒールを履いた状態で 上半身の姿勢を綺麗に保つのはかなりの難易度。
「積み木」と同じで、「土台」が整ってないと上部は整わないので、下部が崩れてる方は上半身をすぐに立て直すことは不可能。私たちの体は全てが骨で繋がっているので、土台の”足”から直すことが大事なんです。
美姿勢は足の指先から整える
全ては土台の「足」につきるかもしれません。足の指先といってもいいです。
指の1つで筋肉の張り方は変わってきます。
バレエやダンスも、片足を上げる動作の時は、もう反対の足を軸にしながら「下に踏む」ようにと指導されます。つまりは、自分の軸をちゃんと地面に伝えて、床から反発する力をもらうことで、自分の体を引き上げるのです。
そのため、”ブライダルヨガ”はバレエの要素も取り入れて、インナー部分の基礎的な部分をまず整え、360度どこから見ても綺麗に見えるようなアウター部分の姿勢へと仕上げていくことを大事にレッスンをしています。
正しい姿勢を知り、日々意識するところから
いかがでしたか?今回は、花嫁さんのお悩みに対して、意識すべきポイントをお伝えしました。
癖を治していくには、日々意識しながら継続することが大事!
次回は、具体的にレッスン動作を交えて、美姿勢へと導くブライダルヨガレッスンをお届け予定。お楽しみにしていてください!
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