親子で読もう!「自然を楽しむ」絵本5選|おすすめの年齢別
by ARCH DAYS 編集部
子どもの創造力を高め、親子の大切なコミュニケーションの時間を生み出してくれる絵本。今回は「自然を楽しむ」をテーマに親子で読みたい絵本をご紹介します。
親子で読みたい!自然を楽しむ絵本5選
小さい頃から本に触れる機会を増やしてあげたいと思っているママも多いはず。お気に入りの本があると、親子のコミュニケーションもより豊かになりますよね。
今回はアウトドアにぴったりなこの季節に読みたい、「自然を楽しむ」というテーマでおすすめ作品をご紹介します。
未就園児から
子どものだーいすきな“どろ”の表現が素晴らしい「どろだんご」
『どろだんご』たなか よしゆき 文 / のさか ゆうさく 絵 / 福音館書店 おすすめ:2歳ごろから
どろ遊びはどんな時代でも子どもが夢中になれる大切な遊びのひとつ。独特のタッチで描かれるどろの表現はなんとも見事!リズムよい言葉も気持ちよく、水を入れてかき混ぜて、団子にして、砂をかけて…どろの姿が変わっていくさまに創造力を掻き立てられます。
3、4歳から
ずっと愛され続けるねずみの大家族「14ひきのあさごはん」
『14ひきのあさごはん』いわむら かずお 文 ・絵 / おすすめ:3歳ごろから / 童心社
家族のにぎやかな暮らしと、小さなねずみたちの視点から見るダイナミックな森の景色が楽しい!豊かな自然やねずみたちの愛らしい動きがとても細やかに描かれていて、1ページずつ「どこに虫がいる?」「○〇しているのはだあれ?」と会話しながら読んでみるのもおすすめ。季節の移り変わりも楽しめる人気シリーズです。
木のある生活ってとってもいい「木はいいなあ」
『木はいいなあ』ユードリイ 文 / シーモント 絵 / 西園寺祥子 訳 / 偕成社 / おすすめ:4歳ごろから
木は太古から私たちの生活に最も身近にある自然。とってもシンプルで素直な言葉と優しい絵で、「木ってこんなに素敵なんだな」と思わせてくれる気持ちの良い一冊。読み終わったらきっとさわやかな気分で、子どもと一緒に「木はいいなあ」って言いたくなるはず。
年中さん・年長さんから
気が付くとポケットにたくさんしまいこんでる、あれ!「どんぐり」
『どんぐり』こうやすすむ 作・絵 / 福音館書店 / おすすめ:4歳ごろから
子どもたちが大好きなどんぐり!知らないうちにポケットいっぱいに集めていたりしませんか?子どもにとって身近などんぐりから、自然の営みを学べる絵本。うまくできた循環に大人も一緒に感心してしまいます。自然に興味を持ち始めたら、ぜひ読んでほしい科学絵本。
土はどうやってできた?「地球がうみだす土のはなし」
『地球がうみだす土のはなし』大西 健夫 文 / 龍澤 彩 文 / 西山 竜平 絵 / 福音館書店 / おすすめ:5~6歳から
もし子どもに「ママ、砂と土ってなにが違うの?」と聞かれたらなんて答えますか?この絵本では、どうやって土ができたのか、土は地球にとってどういうものなのかを教えてくれます。足元にある土が実はこんなにも長い年月がかかってできているなんて!と驚くはず。ちょっぴり内容が難しいので、小学生にもおすすめです。
お気に入りの本から新しい可能性を見つけるきっかけに!
絵本のおもしろさは、子どもが自由に感じるもの。文の語感が楽しい、絵が好み、わくわくするシーンがある、その本が好きな理由は子どもそれぞれです。
「この本の、どういうところが好きなのかな?」に注目してあげると、その子の新しい可能性が見つかることがあるかもしれません。
ぜひ、お気に入りの一冊を見つけてみてくださいね。
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