結婚式装飾|おしゃれにする鍵は「ファブリック」。取り入れてこなれ感UP
by Fumi
結婚式装飾をおしゃれにする鍵とは?
キーワードは「ファブリック」
カチッとフォーマルな印象のある結婚式。
そんな空間に、さらっと取り入れるだけでグッとおしゃれになる魔法の装飾アイテム「ファブリック(布)」。
1枚ふわっと使うだけで印象をガラッと変えてくれると、今ドキ花嫁さんの間で人気沸騰中なのです!
ファブリックの上にアイテムを散らばらせることでさらに可愛らしい印象に
今回は、そんなファブリックを使ったこなれ感・抜け感のある装飾作りのアイディアをご紹介。
スペース別にまとめているので、ぜひアイディア集めに活かしてくださいね。
ウェルカムスペースに
とろみのある細めのシフォン生地で可愛らしさを
とろみのあるファブリックでリラックス感のあるウェルカムスペースに。
とろんとした長めのシフォン生地を、印象的に使ったウェルカムスペース。
椅子やボードなどは低めに配置し、高さのあるところから垂らした布を主役にしたコーディネートで軽やかさがアップします。
季節に合った色味や質感にすることで、印象がぐっと変わるはず。
くすみカラー×くしゅっと感のあるファブリックで大人っぽく
壁から垂らすだけでなく、ファブリックの使い方は様々。
くしゅっとした布の上にインテリアアイテムを配置し、抜け感のあるおしゃれな空間を演出。
くすみカラーと、少しハリ感のあるざらざらとした質感のファブリックの相性はバッチリ。
ハリ感のあるリネン×枝物でアーティスティックな空間に
大きな枝を使い、アートのようにファブリックを装飾して印象的なウェルカムスペースに。
あえてシワ感の残ったサラサラとしたリネンに枝物と実をプラスして、秋婚の季節感を表現しているところもポイント。
手前にクリアボードのみを置いたシンプルな空間作りも、センスフルな布の使い方を際立たせています。
高砂を印象的な空間に
和婚×ファブリックでモダンな雰囲気に
ファブリックは、和婚にももちろん使えます!
あえてアシンメトリーに片方にだけサテンの布を垂らしたコーディネート。
彩度の低めなグリーンで和装を引き立てる色味をチョイス。
足元に余るくらい長めに垂らすことで、抜け感を出して和風な式の中にもモダンさを取り入れます。
ガーデンウェディング×ホワイトで、風に揺れる軽やかな印象を
ガーデンウェディングの緑に結婚式らしい白が印象的に映える空間に
緑溢れるガーデンウェディングには、白やベージュんど柔らかい色合いのシフォンがピッタリ。
大きな木からランダムに垂らした布は、風が吹くたびにふわっと揺れて、背景としても新郎新婦をより美しく見せてくれます。
白い壁に囲まれたバンケットには、あえて白いファブリックを
花瓶と真っ白なファブリックで、アトリエのような柔らかい印象を
白い壁と明るい色味のウッド調のバンケットだからこそ、色味は抑えめに「白」を際立たせる演出を。
背景とテーブルで、少しずつ透け感も素材感も違う布を左右非対称に使うことで、リラックスしたアトリエのような印象に。
ファブリックに動きを持たせることで、色味が抑えめでも華やかな印象を作ることができます。
くしゅっとさせて、ガーリーさを抑えたリュクスな印象に
背景には透け感のあるオーガンジーの布を垂らすことで可愛らしい印象にしつつ、テーブルにはくすみピンクの麻布をくしゅっとさせて使うことで可愛らしくなりすぎず大人っぽく上品な印象に。
ボリュームのあるファブリックは、左右非対称に使うことで軽やかさが増してよりこなれ感がアップします。
テーブルコーディネートにも華やかさをプラス
シンプルなホワイト×個性的なコーディネート
一人ずつのテーブルコーディネートにセッティングされた、透け感のあるファブリック
個性的なファブリック使いが印象的なテーブルコーディネート。
ゲストテーブルにはランナーを使うのが一般的ですが、あえて一人一人独立した布を装飾するのも素敵。
切りっぱなしの麻と、ガーゼのような軽やかなファブリックを重ねただけで、海外ウェディングのようなおしゃれ感に。
ガーデンウェディングには、流しテーブル×カラーランナーがマスト
ガーデンウェディング×流しテーブルを夢みているプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか。
ボタニカルで印象的な装花がポイントのゲストテーブルには、質感のあるくすみカラーのファブリックをランダムに弛ませながら敷くのが◎
お花の影が布の上に落ちて…ガーデンウェディングならではの美しい写真をゲストの皆さんも撮ってくれるはず。
ケーキテーブルにもアクセントとしてファブリックを
ケーキカットの一瞬にも、こだわりを。
透け感ととろみのあるシフォン生地を、ケーキテーブルの対角線上に掛けることで上品な抜け感が生まれます。
ケーキに使われているカラーとファブリックをリンクさせると、よりおしゃれな印象に。
シーズン問わず使える「ファブリック」でこなれ感のある装飾を
お花だけの装飾ももちろん素敵ですが、ファブリックを加えることで一気にリラックス感やこなれ感がアップします。
また、たくさん使うと値段がどんどん上がってしまう装花に比べて、印象的に布を取り入れることでお花が少なくても空間が整うので、結果的に節約になることも。
装花のアイディアに困っている方は、ぜひこの記事をヒントに「ファブリック」を使っておふたりらしい空間に仕上げてみてくださいね。
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ARCH DAYS コラムニスト
FUMI
「暮らすように旅する」をテーマに、ホテルから見つける旅の魅力をフォトグラファー/ ライターとして発信。
映画の一部を切り取ったようなドラマチックな写真と文章を得意として、旅先の自然体な魅力をお伝えします。
Instagram:@fummy23_