和装ウェディングにおすすめ!おしゃれな和の結婚式アイディア特集
by ARCH DAYS編集部
素敵な和装ウェディングを叶えたい
和婚の素敵なアイディア
美しい白無垢や華やかな色打掛に憧れ、「和装ウェディングに興味はあるけれどアイディアが浮かばない」と悩んでいる花嫁さんは多いもの。
神前式や仏前式で白無垢を着るだけでなく、ウェディングドレスで挙式をして、お披露宴で白無垢を着る花嫁さんも。
もちろん、披露宴のお色直しで色打掛を着る花嫁さんもいたりと、和洋折衷のウェディングスタイルも人気なんです。
今回こちらでは、ARCH DAYS花嫁さんたちが行った伝統的な儀式からアレンジを効かせた演出など、和装ウェディングにおすすめしたいおしゃれなアイデアをご紹介。
感謝を伝える「挨拶の儀」
花嫁だけでなくぜひ新郎も一緒に◎
挙式が始まる前に花嫁姿を両親に見せて、これまで育ててもらったことへの感謝を改めて伝える「挨拶の儀」。昔は花嫁の実家で花嫁支度を済ませ、家を出る時に両親に感謝の気持ちを伝えて嫁ぎ先へ向かっていました。
今は式場などで花嫁支度をするようになり、両親との時間を取れないまま挙式を行うことが多くなりました。そこで、昔のように両親との時間が取れ得るようにと設けられたのが「挨拶の儀」。新婦だけでなく、新郎も同じように両親へ感謝の気持ちを伝えてみるのも◎。
普段は照れくさくてなかなか言葉にできない感謝の気持ちを伝えることができ、思わず涙を流す花嫁さん。
母の想いを受け継ぐ3つの儀式
筥迫の儀・懐剣の儀・末広の儀
筥迫(はこせこ)とは、和装の装飾品のことで、今で言えば化粧ポーチのようなもの。筥迫を「いつでも女性として強く美しくありなさい」という意味を込め、お母さまから花嫁の懐に入れてもらう儀式。
「筥迫の儀」と同じように、筥迫と一緒に花嫁さんの懐に懐剣を入れる「懐剣の儀」があります。「懐剣の儀」には、「自分の身を守り、夫を守り、子供を守る覚悟を持ちなさい」という意味や、昔から剣には神が宿るとされていることから「魔除けのお守り」という意味が込められています。
また、末広(すえひろ)を懐剣の左側の帯に入れる「末広の儀」もおすすめ。末広とは扇子のこと。「末広の儀」は、扇子の形にちなんで次第に栄えていく様子を意味する扇子を使うことで、「子孫繁栄」や「末永い幸せ」という思いが込められています。
母と娘をつなぐ「紅差しの儀」
和装姿の花嫁さんの最後のお支度となる儀式「紅差しの儀」。「紅置きの儀」と呼ばれることも。紅差しの儀式とは、お母さまが花嫁さんの唇に口紅を塗ってあげることで、キリスト教式でいえば、ベールダウンのように親子の絆を感じることのできる演出。
「嫁ぎの紅」とも呼ばれる紅差しの儀は、魔除けの意味も込められています。この母と娘の絆を感じる瞬間を、お支度ショットのひとつとしてカメラマンにリクエストしてみてはいかがでしょうか。
和装で人前式
オリジナルな挙式をしたい方に◎
和装での挙式と言えば、神社や結婚式場の神殿での挙式を思い浮かべる人が多いのでは?
形式にこだわらずにオリジナルな和装での挙式を希望する花嫁さんには、洋装と同じように和装での人前式が自由度が高くておすすめ。
伝統的な演出をアレンジして
水合わせの儀
お互いの実家からくんできた水をひとつの杯に注ぐ伝統的な「水合わせの儀」をアレンジして、ゲストに土を入れてもらった鉢に二人の地元の水を注ぐ演出。「水合わせの儀」には、それぞれの環境で育った二人が一つになり新しい環境を作るという意味や、一度混ざり合った水は分けられないという意味が込められています。
「水合わせの儀」に使用する木はオリーブの木が人気。オリーブの木は1本の木では実がつきにくく実をつけたいなら相性のよい木を寄り添うように植えなければならないことから「夫婦の木」とも呼ばれることも。
花言葉は「平和」であることから平和の象徴とされている上に、「長寿の木」としても有名。「幸せを呼ぶ木」とも呼ばれ、結婚式にぴったりな木。
祝福の折り鶴シャワー
フラワーシャワーやライスシャワーのアレンジ
挙式が終わり二人が退場する際に行う代表的な演出にはフラワーシャワー、ライスシャワー、コンフェッティなどいろいろありますが、和装にぴったりなのは折り鶴シャワー。折り鶴の大きさを変えると滞空時間に差が出るので、写真写りがさらにアップ◎
折り鶴シャワー後の床に散らばった色とりどりの折り鶴は、写真映えも抜群。
折り鶴だけでなく紙風船を混ぜるのもおすすめ。シャワーのボリュームもアップしますよ。
入場演出として俥夫の披露宴口上
和婚らしい厳かな雰囲気に
二人が披露宴会場へ入場する際、会場中に響き渡る婚礼口上。俥夫の向上が始まると会場の雰囲気が引き締まります。宴に相応しい圧巻の演出で、ゲストの記憶にも残るのでおすすめ。
大盛り上がりの「鏡開き」
ケーキ入刀の代わりに
和装の結婚式では、披露宴の演出としてやケーキ入刀の代わりに鏡開きが行われることも。鏡開きは伝統的な演出で、樽の蓋を鏡に見立てて「鏡を割って運を呼ぶ」という意味が込められています。「せーの!」の掛け声で蓋を割ると、会場から歓声があがること間違いなし。
新郎新婦の二人だけではなく、両家のご家族と一緒に鏡開きをするのもおすすめ。
鏡開きの後に振舞うお酒は、家紋の入った桐の枡で。枡で飲むお酒は、美味しさも格別です。ゲストには記念として持ち帰ってもらうのも◎
ドレスコードを着物に
華やかな和装ウェディング
会場コーディネートは自然界に存在しない「青いチューリップ」をメインに。
白無垢にブルーを基調とした高砂は全体コーディネートをパット明るく華やかに◎
撮影後の披露宴では新婦は白無垢から色打掛の掛け替えと新郎は紋付袴から儀礼服に。
ブルーやパステルカラーの色打掛は会場とのトータルコーディネートとも統一。
アンティーク着物で自分らしく
大正ロマンな雰囲気に
白無垢や色打掛だけでなく、大正ロマンの雰囲気を醸し出すアンティーク着物をコーディネートして自分らしさを表現するのも◎。名字をデフォルメしてデザインした家紋をつけた行灯(あんどん)は、和装に合わせる小物としてもぴったりなアイテム。
素敵な和装ウェディングを叶えて
和装ウェディングを行ったARCH DAYS花嫁さんたちのおしゃれなアイディアをご紹介しました。素敵な和の結婚式を叶えるために、ぜひこちらのCOLUMNを参考にしてくださいね。
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ヒペリカム
これまで、数百人の花嫁さまの結婚式を記事として取り上げてきました。この経験を活かして、プレ花嫁さまや新ママとなった卒花さまへ情報発信中!