親子で読もう!「冬」に読みたい絵本5選|クリスマスの絵本も
by ARCH DAYS編集部
子どもの創造力を高め、親子の大切なコミュニケーションの時間を生み出してくれる絵本。今回は「冬」をテーマに親子で読みたい絵本をご紹介します。
親子で読みたい!冬に読みたい絵本5選
お気に入りの絵本って、大人になってもずっと覚えているものですよね。
一冊の絵本を読む時間、聞く時間はきっと親子の大切な触れ合いの時間になるはず。
今回はクリスマス前のこの季節に読みたい、「冬」がテーマのおすすめ作品をご紹介します。
クリスマス前におすすめ
01愛すべきサンタさんのお話「さむがりやのサンタ」
『さむがりやのサンタ』レイモンド・ブリッグズ 作・絵 / すがはら ひろくに 訳/ 福音館書店
クリスマス当日、町の子どもたちにプレゼントを配るサンタさんのお話。
こちらの絵本、文字がほとんどなく絵だけで展開されていくのが特徴。
文字がないからこそ「サンタさん何しているのかな?」「なんて言ってるのかな?」とコミュニケーションを取りながら読めるのもおすすめポイントの1つ。
絵だけを楽しむのも良し、物語を作っても良し、読む年齢によって楽しみ方が変わってくるはず。
ちょっぴり皮肉屋だけど実は優しい愛すべきサンタさんの絵本は、クリスマスを楽しみにする子どもたちとぜひ読みたい一冊。
『さむがりやのサンタ』レイモンド・ブリッグズ 作・絵 / すがはら ひろくに 訳/ 福音館書店
02素敵な絵と共にクリスマスを感じる「A Christmas Book」
『A Christmas Book』Svend, Otto S., The English Version by Joan Tate/HORSE BOOKS PLUS LLC (Boston, VA, U.S.A.)
1982年にデンマークで出版されたクリスマスの絵本。
北欧のクリスマスってなんだか憧れますよね。そんな本場のクリスマスの1日を、素敵なタッチの絵とともに楽しめる一冊です。
英語は大人には簡単な内容なので、読み聞かせにも最適。
とにかく挿絵が素敵なので、ペラペラとめくりながら親子で眺めるだけでもきっとクリスマスがもっと楽しみになるはず。
03世界中で人気のスプーンおばさんシリーズ「スプーンおばさんのクリスマス」
『スプーンおばさんのクリスマス』 アルフ・プリョイセン 文 / ビョーン・ベルイ 絵 / 大塚 勇三 訳 / 偕成社
突然小さくなったり、また突然元に戻ってしまったりと特異体質の持ち主「スプーンおばさん」シリーズのクリスマスのお話。
クリスマスのお買い物へ行く日、いつものように突然小さくなってしまったスプーンおばさんは、ご亭主のリュックのポケットへ入って市場へ。
小さくなったおばさんを絵の中で見付ける楽しみもあり、親子の会話もきっと弾むはず。
寒い冬の日に読めばきっと心が温まる
04冬ごもりの準備で忙しいくまの親子の温かいお話「たのしいふゆごもり」
『たのしいふゆごもり』片山 令子 作 / 片山 健 絵 / 福音館書店
木の実をとったり、はちみつをとったり、綿を摘んだり…冬ごもりの準備をする、とっても可愛いクマの親子のお話。
まだ一人で寝られないこぐまがお母さんに「一緒に眠るぬいぐるみを作って」とお願いするところからお話が始まります。
ほっこりと暖かみのある挿絵は、寒い冬の日に読むのにぴったりです。
最後こぐまが眠るシーンは、読んでいるうちに一緒に眠くなってしまうはず…寝る前にぜひ読んで欲しい一冊。
05アイリーンにきっと勇気をもらえる「ゆうかんなアイリーン」
『ゆうかんなアイリーン』ウィリアム・スタイグ 作 / おがわ えつこ 訳 / らんか社
猛吹雪の中、病気になってしまったお母さんの代わりにあるお屋敷にドレスを届けるアイリーンのお話。
アイリーンはお母さんが大好き。吹雪で心が挫けそうになったってお母さんを思って自分を奮い立たせます。
そしてお母さんもアイリーンが大好き。どんなに素晴らしい子か、お母さんが一番知っているんです。
ただの勇敢な子のお話ではなく、親子の愛が描かれている一冊。
お気に入りの一冊が見つかりますように
絵本の読み聞かせを通してパパやママから語りかけられた記憶は、子どもはいつまでも覚えているものです。
子どもの発想力や創造力を伸ばすきっかけにもなる絵本。
ぜひ、お気に入りの一冊を見つけてみてくださいね。
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昔からバースデーやクリスマスなど身近なイベントをプロデュースするのが大好き。サンフランシスコに一年住んでいた経験もあり、海外の可愛い情報を集めるのが趣味。