瀬戸内の空と海に囲まれて。「kanran」で過ごす極上の記念日旅行
by Fumi
広い空と海を眺めながら、大自然の中で祝う記念日旅行
瀬戸内海の、オリーブ畑の真ん中に佇む2棟のコテージ。
朝はシルクのように滑らかな海から昇る朝日を眺めながら朝食を食べて、夜は満点の星空の中で眠って。
国内で海を楽しむなら沖縄!と私も思っていたのですが、この旅で瀬戸内海の美しさにすっかり魅了されました。
宿にいながら、瀬戸内の自然を視界いっぱいに楽しめるとっておきの旅先をご紹介します。
海に面した2棟のコテージ。 “kanran”で過ごす、記念日旅行の魅力
香川県・詫間駅からタクシーで20分。
鮮やかなスカイブルーの瀬戸内海を眺めながら山道を進んでいくと、青空を背景に見えてくるのが “kanran”。
大切な記念日を、美しい景色に囲まれて2人だけでゆったりと過ごしたい…。
そんなおふたりにおすすめのお宿の魅力を、3つのポイントに絞ってお伝えします。
01 圧倒的なロケーション!オリーブ畑に繋がるテラスで、優雅なひと時を
このお宿の1番の魅力でもあるのが、オープンテラス。
予約前の段階で、私はこのテラスに一目惚れしてしまいました…!
宿泊してみても、想像以上のロケーションに1日中ここで過ごすことを勧めたくなるくらい居心地の良いテラスでした。
コテージは敷地内に2棟のみ。
テラス備え付けのおしゃれなチェアに腰掛けて、2人だけの静かな空間でお食事や晩酌はいかがでしょう?
宿の目の前に広がるのは、一面のオリーブ畑とその向こうには穏やかな瀬戸内海。
視界には人工物がほとんど映らないので、海外の海沿いにいるのかと錯覚してしまうほど、非日常の世界に没頭してしまいます。
02海から昇る朝日を見ながら、ロマンチックな朝を楽しんで
kanranに泊まったら、朝は早起きするのがおすすめ。
テラスから見える海からまっすぐに昇る朝日を見ると、きっと感動のあまり言葉を失ってしまうはず。
部屋の中を少しずつ染めていくオレンジ色と、静かな朝の瀬戸内海にまっすぐ伸びる太陽の光の道。
テラスで朝のティータイムをして2人でのんびり話をするのも素敵ですし、大自然を感じながらヨガや瞑想をしても最高!
早起きをして、いつもよりも長くゆったりとした朝の時間を贅沢に過ごしてください。
kanranではお食事は付きませんが、その分自分たちで好みのモーニングを作る楽しみが。
私たちは、駅の近くのスーパーで前日のうちに買い出しをして、朝はテラスでピクニック気分を楽しみました♪
03インテリアにも注目。写真に収めたくなるおしゃれな記念日ステイ
せっかくの記念日ステイ。
泊まる場所が、写真に収めたくなるようなおしゃれな空間だとさらに嬉しいですよね。
kanranのコンセプトは “Hygge”(デンマーク語で「心地の良い空間」)。
コンセプト通りの北欧風なロッジがインテリアに反映されている、洗練された空間です。
ベッドサイドに窓があって、目が覚めてすぐにオリーブ畑が見えるような設計になっていたり、厳選されたキッチン用品も完備されていたり。
(美味しいオリーブオイルが置いてあるのも嬉しいポイントでした!)
センスの溢れる食器類も整っていたので、スーパーで買った食材たちがまるでホテルの朝食のように。
ついつい時間を忘れてシャッターを切る私たち。
ロケーションだけでも十分泊まりに行く価値があるのにホテル内のインテリアまで魅力的で、次に行く時は必ず長期ステイをしようと心に誓いました。
“karan”に泊まったら必ず寄りたい絶景スポット「父母が浜」
“kanran”に泊まった際にぜひおすすめしたいのが、宿からタクシーで20分ほどのところにある「父母が浜」。
「日本のウユニ塩湖」と呼ばれている場所で、水面に映る幻想的なシルエットが撮れる絶景スポットです!
地元では前撮りやフォトウェディングのロケーションとしても大人気だそう。
引き潮の時間帯だけ現れるタイドプールが織りなす、魔法のような写真に惚れ惚れしてしまいました。
父母が浜はその場で見ても美しい景色なのですが、それ以上に写真として写すとより幻想的に撮れるので、思い出を残しておきたい記念日にこそぜひ行ってみてほしいスポットなんです。
引き潮のタイミングには多くの方が写真を撮りに来ているので、近くにいるカップルやご夫婦と撮り合いをするのも楽しい時間。
おふたりの大切な記念日に、ぜひ写真を撮ってもらってはいかがでしょうか。
父母が浜に行くなら、夕方〜日没が最もおすすめの時間帯。
逆光を利用してシルエットだけを撮っても、雰囲気のある写真が撮れるはず。
ちなみに、綺麗な反射写真を撮るには、
- なるべく波の立っていない静かなタイドプールを選ぶこと
- カメラをできるだけ水面に近づけて撮ること
の2点を守って撮ることで、反射した影の輪郭がくっきりとして、水面に浮いているような美しい写真が撮れるようです。
一生の思い出に残るロケーションで、瀬戸内の自然に癒される記念日ステイを
香川県の大自然に囲まれたコテージ “kanran” の魅力をお伝えしました。
ホテルを最初に決めてから組み立てる旅のプランも、なかなか楽しいものです。
観光地のホッピングだけだと気づかなかった地元の魅力や、ホテル周辺の自然の風景。
その場所でしか見つけられない「出会い」を楽しみに、次の旅先に “kanran” を選んでみてはいかがでしょうか?
ホテル情報
住所:〒769-1105
香川県三豊市詫間町積1003-1
1003-1,tsumu,takuma-cho,Mitoyo-shi,Kagawa
電話番号:0875-83-5651
※電話の受付時間は日曜日祝日を除く9:00~19:00となります。
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ARCH DAYS コラムニスト
FUMI
「暮らすように旅する」をテーマに、ホテルから見つける旅の魅力をフォトグラファー/ ライターとして発信。
映画の一部を切り取ったようなドラマチックな写真と文章を得意として、旅先の自然体な魅力をお伝えします。
Instagram:@fummy23_