
今可愛いのはこれ!「手書き風」「チュール・レース」で作る”抜け感おしゃれ”なウェディングタペストリー
by nana
結婚式をおしゃれに彩る人気アイテムといえば「ウェディングタペストリー」。海外でも定番の人気装飾アイテム。
ウェルカムスペースやガーデンにふんわり吊るすだけで、空間全体がぐっとふたりらしい雰囲気に包まれます。今、注目されているのは、ナチュラルで柔らかな“抜け感”のあるデザイン。その秘密は、ラフなタッチの手書き風文字やイラスト、そして風に揺れるチュールやレースの素材感にあります。
そんな今っぽさたっぷりの「手書き風」「チュール・レース素材」を取り入れた、2025年花嫁さん必見のウェディングタペストリーのトレンドをご紹介します。
タペストリーが“今っぽく”アップグレード!
ウェルカムボードと並んで、花嫁さんたちから長く愛されてきた「ウェディングタペストリー」。
会場の入り口やウェルカムスペースに吊るすだけで、一気にふたりらしい空間が出来上がるので、花嫁さんからの支持が厚い人気アイテムですよね。
そんなタペストリーの最近のトレンドは、シンプルでありながらも“抜け感”を感じさせるデザイン。
抜け感とは、ラフな手描きの文字や、遊び心のあるイラスト、そして風にふわりと揺れるチュールやレース素材が持つ「ゆるさ」や「軽やかさ」のこと。決して作り込みすぎず、肩の力を抜いた雰囲気が“今っぽさ”の鍵になっています。
“今可愛い”トレンド感いっぱいのタペストリー特集
今回は、タペストリーのトレンドを大きく3つに分けてご紹介。
「手書き風文字」「手描き風イラスト」「チュール・レース素材」の3つの視点から、おしゃれ花嫁さんにぴったりの実例をピックアップ。
自分らしくおしゃれなウェディングを叶えたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
(出典元 Instagram:@joyfun_design)
01手書き風文字で今っぽく
「どこか癖があって、でも可愛い」をテーマにした結婚式で取り入れられた一枚。
整いすぎない手書き風の文字は、フォントでは表せない“自然体の魅力”を放っています。
黒ではなくテーマカラーのグリーンを選んだことで、統一感と柔らかさが生まれ、ナチュラルウッドの背景とも好相性。
肩の力を抜いたラフさが、逆におしゃれで“今っぽい”雰囲気を作り出してくれるお手本です。
「シンプルでも、ゲストがリラックスできる空間をつくりたい」そんな想いを込めて手作りされたタペストリー。
手刺繍の文字には、既製品にはない温もりが宿ります。布の質感やゆるく掛けられた姿も、心をほっと和ませる要素に。
人の手がつくる“ちょっとしたゆるさ”こそが、抜け感と愛着を同時に叶えてくれるのかもしれません。
02手書き風イラストで今っぽく
花嫁さん自ら描いたイラストを布に転写したオリジナルタペストリーは、ペーパーアイテムともリンクし、世界観をひとつにつなげています。
木々の間に吊るすと、まるで自然に溶け込むようにゲストを“秘密のガーデン”へ誘う雰囲気に。
バーガンディーのリボンを添えることで、ロマンティックさと抜け感が絶妙なバランスで共存しています。
イラストが描かれたタペストリーは、式の後はそのままお部屋に飾れば、式の思い出をアートのように楽しめるのも魅力です。
遊び心と抜け感でゲストの心を和ませる (出典元 Instagram:@goe_pic)
春風が吹き抜ける邸宅ガーデンでのパーティーに取り入れられた一枚。
リボンや月、キャンドル、ワイン、食器など、おふたりの特別な1日を象徴するモチーフを描いたデザインは、遊び心たっぷり。
色味をモノクロに抑えることで、大人っぽさとシンプルさが引き立ちますね。
緻密すぎない手描きならではの線のラフさが抜け感を生み、親しみやすく、かしこまった場にも柔らかさをプラスでき、おしゃれとリラックスを同時に叶えることができます。
03チュール・レース素材で今っぽく
大切な家族や愛犬と過ごす、あたたかなファミリーウェディング。
こちらで用いられたのは、軽やかなチュール素材のタペストリーです。
透け感のあるチュールは光をやさしく受け止め、風に揺れるたびに魅力的な表情を見せてくれます。
硬質なボードのサインとは異なり、布ならではのやわらかさが空間全体を包み込み、ゲストに心地よいリラックス感を届けてくれるのも魅力です。
両端に添えられたブルーのリボンが全体をやさしくまとめ、装飾やヘアメイクとのナチュラルな統一感を演出。
そして、夜のライトアップでは、チュールが光を受けて幻想的に浮かび上がります。イルミネーションやキャンドルとの相性も抜群です。
レースが光や背景を透かし、上品で柔らかな抜け感を添える (出典元 Instagram:@joyfun_design)
緑豊かなガーデンに映えるのは、シアーな質感のレースタペストリー。
背景の緑や装花と重なったときに奥行きが生まれ、写真にも立体感を与えてくれます。
柄のあるレースを選べば、軽やかさにロマンティックな表情が加わり、まるで映画のワンシーンのような美しさに。
屋外セレモニーに取り入れるだけで、会場全体の雰囲気がワンランクアップした印象になります。
撮影シーンを彩るレースタペストリー (出典元 Instagram:@joyfun_design)
レースタペストリーは、撮影シーンもより印象的に演出してくれる存在。
ふたりで手にして駆け出せば、風に揺れるレースがのびやかに広がり、躍動感ある一枚に仕上がります。
木の枝にそっとかけて前に立つだけでも、とびきりおしゃれで特別な一枚に。
透け感と軽やかさをまとったチュールやレースのタペストリーは、海外花嫁の間で今まさに人気アイテム。
日本ではまだ新鮮な存在だからこそ、ウェディングを“自分らしいおしゃれ”で彩りたい花嫁さんにおすすめです。
タペストリーでナチュラルにトレンド感アップ
いかがでしたか?
ナチュラルな抜け感をまとったタペストリーは、今の花嫁さんにぴったり。
会場の入り口やガーデンに吊るすだけで、空間を優しくはなやかに演出してくれます。
手書きの文字を入れたり、刺繍を施したり、イラストを転写したりと、アレンジの幅がとても豊富で、ふたりらしい工夫を取り入れれば、世界にひとつだけの特別なアイテムに。
大切なのは「作り込みすぎないこと」。
ちょっとラフで軽やかな雰囲気が、今っぽさを引き立ててくれる秘訣です。
ぜひお気に入りのスタイルを見つけて、トレンド感あふれるウェディングを楽しんでくださいね。
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nana
企業のブランディングを担う制作ディレクターやフォトブランドを展開。 年子男の子ママ。 ライターとしては、トレンドを意識した役立つ情報を発信していきます。
Instagram : @nan_awedding