海外ウェディングで使われている、「引き算の装花」が素敵！

出典元Pinterest：シンプルでクラシカルな印象のある花瓶を使った装花にも注目

 

余白を大事にしたアーティスティックな装花がトレンドな海外ウェディング。

 

ガーデンウェディングに限らず、チャペルやレストランウェディングでも活用できるヒントがたくさん！

 

海外ウェディングで使われている素敵な装花の中から、日本のウェディングにも取り入れられる要素を紐解いていきたいと思います。

 

海外ウェディングのセンスフルな装花まとめ4選

まるでおとぎの国に迷い込んだようなpopでカラフルな装花

出典元Pinterest：空間自体を明るく見せてくれるカラフルな装花

 

ガーデンの緑や海辺のブルーに映える、パステルカラーの装花。

 

パステル系のトーンを揃えて、あえてカラーは暖色・寒色をミックスすることでより可愛らしい印象に。

 

装花を柔らかいトーンで統一することで、ドレスやタキシードのホワイトが引き立ちます。

 

出典元Pinterest：カラーのバランス、背景に馴染むように花びらをあえて散らばらせるなどテクニック満載。

 

オレンジ・ピンク系でまとめたカラー装花も、枝の長さをランダムにして動きを出したりオレンジの木を忍ばせたり、可愛らしくしすぎない工夫が。

 

花瓶もクラシカルな雰囲気のあるマットな質感のものを選ぶことで、程よい重厚感を与えてくれます。

 

足元に花びらを散らばらせるのも、背景と装花を馴染ませる素敵なテクニック。

 

出典元 Pinterest：装花が目に入った瞬間心が躍るポップなカラー。ゲストもたくさん写真を撮ってくれそう

 

カラフルな花の隙間に、枝物やグリーンを多めに入れることで、まるで野に咲く花を摘んできたかのようなワイルドな印象に。

 

ガーデンウェディングなど、グリーンの映える背景との相性がバッチリですよね。

 

レースがあしらわれたアンティークドレスがとても似合いそうな装花です。

 

ドレスの白が差し色になる、simple is the best なワイルドグリーン

出典元Pinterest： 盛り込みすぎず抜け感を出しているおかげで、一つ一つの葉が印象的に映ります

 

つやのある大きな葉をバランスよく入れることで、しっとりとした深みのある緑が空間にまとまりを生んでくれています。

 

ボタニカルな雰囲気になりすぎないよう、葉以外は軽やかな印象のある小さめな花弁を。

 

黒い枠だけのアイアンを柱にすることで、抜け感が出てこなれた印象に。

 

出典元Pinterest：芝生や苔、背景のグリーンのトーンを揃えることで、白い花とドレスの色がより際立つ装花に

 

まるで自然に植生したかのような、低めの位置にボリュームを持たせた装花。

 

苔を主役にすることで他と被らない個性を表現しつつ、動きのある白い花を印象的に使うことで華やかさも感じられます。

 

出典元Pinterest：風にそよぐ茂みは、人工的な雰囲気を一切感じさせずまるで森の中に迷い込んだよう

 

まるで森の中にいるかのような気分になれる、茂みを作ってしまうというアイディア。

 

あえて強い色味の花を使わずに、小さめな淡い色の花を差し色にすることでシンプルながら可愛らしさと遊び心のあるセレモニー空間に。

 

いつの時代も色褪せないホワイトの装花

 

出典元Pinterest：単体だと可愛らしい印象のかすみ草も、思い切って量を集めることで潔く

 

花道から一連になった、白一色のインパクトのある装花。

 

かすみ草をメインに使用し、ボリュームを持たせることで柔らかさはありながらも潔い印象に。

 

海や湖、ガーデンや森の緑などの深みのある色味が背景にあるとなお引き立つ装花です。

 

出典元Pinterest：ワイルドな背景に、繊細さもある装花を組み合わせるのがユニーク

 

クリスタルの角柱がワンポイントとなって艶と抜け感を与えてくれる、白を基調とした装花。

 

丸みを帯びた花の中に、アマランサス（垂れ下がった稲穂のような花）を印象的に使い、上品な雰囲気にまとめています。

 

出典元Pinterest：華やかさもあり、背景に溶け込むようなホワイトとグリーンの装花

 

ふたりの立つステージを囲むように並んだ高さのあるパンパスグラスが、夕日を浴びてきらめく様子が素敵な装花。

 

クラシカルなイメージのあるバラも使いつつ、風になびくパンパスグラスと多めに仕込んだグリーンが背景に馴染んでくれます。

 

個性的なアイテムを使って、一気にゲストの心を惹きつける空間デザイン

 

出典元Pinterest：チャペルやホテルウェディングなど、空間の高さを生かしたい会場の装花におすすめ

 

暖色系の装花に思い切った長さの枝物を入れることで、全体的に高さのある画に。

 

枝物がまるで花火が弾ける様子に見えて、空間自体にも、撮影した写真にもグッと華やかさが足されます。

 

チャペルやホテルウェディングなど、空間の高さを生かしたい会場の装花におすすめです！

 

出典元Pinterest：アクセントのパールが可愛らしい、白とピンクでまとめた装花

 

白やペールピンクをベースに、花の本数は少なめに施した装花が素敵！

 

無造作に置かれたチェーンパールが、ロマンチックさと可愛らしさを演出します。

 

花の本数を少なくする代わりに、形がユニークな花を使うことで一つ一つの花の個性を生かした空間になります。

 

出典元Pinterest：削ぎ落とされた洗練された装花。白いかすみ草で結婚式らしさもプラス

 

かすみ草と細い枝、たったの2種類の植物で構成されているにもかかわらず、洗練された美しい空間に。

 

曲がりのある枝を使うことで動きが出て軽やかな印象に。

 

シンプルな装花は、ドレスや新郎新婦の表情に注目してもらえるというメリットもあります。

 

挙式だけでなく、披露宴のウェルカムスペースなどにも利用できそうなアイディアですね！

 

海外ウェディングの装花をヒントに、ゲストの印象に残る空間デザインを

出典元Pinterest： フルーツと個性的なキャンドルの組み合わせがハイセンス

 

海外ウェディングから見る「アートな装花」、いかがでしたでしょうか？

 

どんどん足していく装花ではなく、柱や花瓶で個性を出してみたり、植物の本数を減らしたり高さを変えたりして「抜け感」を出したり。

 

結婚式の一番印象に残る部分でもある装花は、植物の個性だけでなく背景といかに馴染むかにもこだわると、より空間全体としての魅力が増していきます。

 

他の人と被らずゲストの印象に残る空間作り、ぜひ海外ウェディングの装花を参考にしてみてはいかがでしょうか。