ショートやロングetc…ベールの長さ別｜ドレスに合うウェディングベールの選び方
by Fumi
長さやディテール…合わせ方が難しい「ベール」、どう選ぶ？
結婚式の花嫁さんの必須アイテム「ウェディングベール」。
ドレスにベストマッチしたものを選ぶことで、より神秘的な印象を与えて、ぐっと花嫁さんの美しさを増してくれるアイテム。
ただドレスが決まった時点で安心してしまい「ベールは深く考えずに選んでしまった…」という先輩花嫁さんの声も多いのが事実。
ベールには実は色々な長さや素材があり、奥が深いのです！
ベールの長さ別！ドレスとベールの素敵な組み合わせのアイディア
式が終わって写真を見た時に、
「せっかくのドレスのデザインがベールで見えていない…」
「なんだか寂しい印象になってしまったかも…」
と、後悔を残したくないですよね。
今回は、先輩花嫁さんの例とともに、長さ別にドレスに合うベールの選び方のポイントをお伝えしていきます！
長さ別｜ドレスとウェディングベールの合わせ方
01フェミニンな印象で軽やかに揺れるショートベールとドレスの合わせ方
ディテールのあるドレスには、ショートベールを
フリルのショートスリーブが印象的な可愛らしいドレスに、小さいパールの施されたカチューシャ。
フェミニンなイメージのディテールが散りばめられた装いには、軽やかに揺れるショートベールがベストマッチです。
袖に細工が施されたロングスリーブをチョイスした花嫁さんにも、ショートベールはおすすめです。
ちらっとのぞくスリーブのシアー素材やイヤリングのデザインも、ショートベールならしっかり強調されるのもポイント。
可愛らしく揺れるショートベールはキュートな印象を与えるだけでなく、ドレスやヘアドレスなどのディテールもしっかりと魅力的に見せてくれるんです。
02オールマイティなミドル丈のベールとドレスの合わせ方
シンプルなミドル丈のベール×ボリュームドレス
裾がウェーブ状に広がったエレガントなドレスにクラシカルなブーケ。
上品な印象に合わせるのは、あえてミドル丈のシンプルなベールがおすすめです。
ドレスがAラインに広がり始める部分を強調する丈のベールをチョイスすることで、ラインをより美しく見せてくれます。
ミドル丈のベールは、チュールが重なったデザインのドレスにもぴったり。
ベールからそのままドレスのトレーンへ繋がっているように見えるので、スタイルアップ効果も。
Aラインやプリンセスラインなどのボリュームのあるドレスは、上品で女性らしい印象があると思います。
そこにミドル丈のベールを合わせることによって、少女のような可愛らしさがプラスされます。
大人っぽい雰囲気だけでなく、弾けるような笑顔の似合うスタイリングに仕上げてくれるのも嬉しいポイント。
クラシカルなドレス×シンプルなミドル丈のベールで凛とした美しさを演出
クラシカルで凛としたイメージのあるドレスにも、全体をすっきりとした印象に整える、ミドル丈のベールがベスト。
削ぎ落とされたシンプルなデザインのドレスを邪魔しない、デザインのないベールがベストマッチ。
シンプルだからこそ、花嫁さんの表情やアクセサリー、ベールの細かな動きがより引き立って美しく見えるのもこのコーディネートのポイントです。
バックデザインを見せたいドレスも、ミドル丈のベールが◎
トレーンに施されたレースのデザインが強調されるミドル丈のベール
ゲストの一番近くでドレス全体をゆっくり見てもらえる機会が、挙式の瞬間。
バックデザインに一目惚れして選んだドレスなら、ベールで隠すのはもったいない…！
腰から下のデザインを強調してくれるミドル丈のベールは、エレガントさは残しつつドレスのデザインを余すことなく見せてくれる優秀アイテムです。
もたつきのないミドル丈のベールは、ドレスのデザインを強調すると同時に、顔を動かすたびに揺れて可愛らしい印象も与えてくれます。
腰下にかけてふわっと広がることによって、体のラインを華奢に見せる効果も。
03上品でインパクトのあるロング丈ベールとドレスの合わせ方
スレンダードレスにはスーパーロング丈でインパクトを
シンプルなスレンダードレスには、、ゴージャスなロングベールを
トレーンの短めのすっきりとしたスレンダードレスには、ロング丈のベールを。
ロング丈のベールはゴージャスな印象を与えてくれ、シンプルなドレスの印象をガラッと変えてくれます。
披露宴と挙式時のイメージを、大きく変化できるところも嬉しいポイント！
こちらは、シンプルなロングベールから透けて見える有機的なバックデザインが美しい組み合わせ。
低めのシニヨンから流れるように広がっていくベールの線が、ドレスの一部のようにマッチしています。
とろみのあるドレスの生地と、ふわっと広がるロングベールがクラシカルな印象をぐっと強めてくれる組み合わせ。
シンプルなドレスと合わせることで最も魅力が引き出せるのが、ロングベール。
シンプルなベールでももちろん素敵ですが、裾にウェーブがかかっているものや、刺繍や細工のデザインのあるロングベールを合わせても◎。
04個性を生かすデザインベールとドレスの合わせ方
デザインベールでドレス姿にアクセントを
ロングベールの裾にシンプルなラインの入ったデザイン。
裾にのみデザインを入れることで、有機的で美しいベールの流線がより印象的に。
背中が大きく開いたドレスや、ボリュームはあるけれどシンプルなドレスに合わせるのがバランスが良くおすすめです。
ショート丈やミドル丈でおすすめなデザインが、ウェーブ加工のベール。
切りっぱなしではなく可愛らしく揺れる曲線が、フェミニンな印象を与えてくれます。
胸下切り替えのスレンダードレスや、レースが施されたドレスなどに合わせるのがおすすめ。
背中の開いたシンプルなドレスと小花が散りばめられたデザインベール
金箔が個性的なベール。可愛らしさのあるバルーンスリーブと上品な金箔のバランスが絶妙
ドレスがシンプルなデザインだからこそ、ベールにはこっそりと個性をひそませて。
小花や金箔を散らしたデザインにすることで、他の人とも被らずに印象的なシルエットを作り出せます。
柄入りの印象が強めなベールの場合は、事前にフローリストさんにも相談しておくことで、ブーケとのバランスを程よく調整してくれるはず。
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20分だけのベール姿。一瞬でゲストの印象に残るベストな組み合わせを
挙式の時間はたったの20分。
けれど、挙式はゲストと新婦が初めて顔を合わせる瞬間でもあります。
まずは自分が納得いくコーディネートになっているか、そしてゲストに見てもらいたいと思える組み合わせか、ドレスだけでなくベールも合わせてじっくり選んでみてくださいね。
そして、動くたびに目を引くベール姿は神秘的でとても美しいもの。
挙式のたった20分だけではもったいないので、カメラマンさんにお願いして、ベールありの姿をぜひたくさん写真に収めてもらってくださいね。
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ARCH DAYS コラムニスト
FUMI
「暮らすように旅する」をテーマに、ホテルから見つける旅の魅力をフォトグラファー/ ライターとして発信。
映画の一部を切り取ったようなドラマチックな写真と文章を得意として、旅先の自然体な魅力をお伝えします。
Instagram：＠fummy23_
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