親子で楽しめるおうち模写会のすすめ | 子どもの絵を育てる
by ARCH DAYS編集部
おうち時間におすすめな「親子で楽しめるおうち模写会」のアイディアをご紹介。子どもたちに名画を模写させてみたら、意外と画伯が誕生するかも…?
模写とは
模写とは、他者の作品を忠実に再現することを指します。
絵を上達させるのに有効な手段として、美術の課題で模写を取り入れている学校も多く見られます。
子どものうちから美術品に触れ、さらにそれを模写することで描く力も身に付くので、遊びの一環として模写に挑戦するのはとてもおすすめなんです。
親子で楽しめるおうち模写会のすすめ
今日は、実際に親子でおうちで模写を楽しんでいるオマミさんに、模写を楽しむ方法や気を付けたいポイントなどをインタビューしました。
5歳の娘さんの模写はセンス抜群!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
01おうち模写を始めたきっかけは?
緊急事態宣言が出て入園が2ヶ月遅れ、その間に何か家で出来ることはないかという事で始めたのが名画の模写でした。
ベレー帽をかぶってまずは形から。
娘も絵を描くのが楽しいみたいで、それ以降、休日で雨の日は「絵の具の日」と決めて好きに描かせています。
02模写する絵のチョイスはどうしてる?
子どもが特徴をとらえやすいように「人物1人のみの絵」を選んでいます。
娘が3歳の時に模写したヨハネス・フェルメールの有名な作品『真珠の耳飾りの少女』は、小さな子でも目で見て分かりやすい絵という理由で選びました。
ヨハネス・フェルメール / 『真珠の耳飾りの少女』の模写
レオナルド・ダ・ヴィンチ / 『モナ・リザ』の模写
03子どもと模写会をする際の注意点など
後々の混乱が目に見える為、絵の具出しは娘に指示された色を私がパレットに出しています。
その方がスムーズに進む気がするので。笑
描いている時はついつい口出ししそうになりますが、そこはぐっと我慢。
目や鼻や口、娘の好きな順番から自由に描かせるようにしています。
娘が3歳の時は「次はどこをかく?」ぐらいの誘導はしました。
04模写をするようになってからの、子どもやママの中での変化
娘と一緒に外を歩くたびに草花の色探しをしたり、街中の看板の特徴を話したり、夕焼けの色を観察したりするようになりました。
言葉では表現できない色を目で見たり言葉に発する事で、娘の想像力そして創造力が豊かになったような気がしています。
フィンセント・ファン・ゴッホ / 『自画像』の模写
05画伯の感想
「まねしてかくのがたのしい!」
06ママの感想
大人では思いつかないような色使いで描いていくのに、最終的にどこか名画に寄っている事に驚きました。
子どもが描くゆるーっとした絵を見ているうちに、だんだん親の方がクセになっていました。
皆さんもお家で挑戦したら、もしかすると名画に出会えるかも…!
親子で楽しめるのでとってもおすすめです!
親子で模写にチャレンジ
いかがでしたか?
親子で楽しめる模写のアイディアのご紹介でした。
オマミさんは出来上がった絵を額装し、POPを貼って美術館風に飾り付けたパーティーも楽しんでいました。
自分の絵が美術館風に飾られた空間に、娘さんは大喜びだったそう。
絵が増えてきたらこんな風に「おうち美術館」を楽しむアイディアも素敵ですよね。
皆さんもおうち時間を活用して皆さんもお子さんと模写に挑戦してみてはいかがですか?
アルバムを見るにはコチラ
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昔からバースデーやクリスマスなど身近なイベントをプロデュースするのが大好き。サンフランシスコに一年住んでいた経験もあり、海外の可愛い情報を集めるのが趣味。