WEDDING

COLUMN

ウェディング人気演出「プロフィールムービー」の手作りアイディア

ウェディング人気演出「プロフィールムービー」の手作りアイディア
by ARCH DAYS編集部

結婚式の定番演出「プロフィールムービー」を作ろう

プロフィールムービーとは?

結婚式の演出として定番である、新郎新婦のウェディングムービー。オープニングムービー・プロフィールムービー・エンドロールなど様々ありますが、今回は最も手作りする方が多いプロフィールムービーのアイディアをご紹介します。

 

プロフィールムービーとは、新郎新婦の生い立ちから出会い、結婚までの軌跡を動画でひとまとめにしたもの。ゲストへ2人のことをより深く知ってもらう機会となり、喜んでもらえる演出の一つです。

 

流すタイミングは披露宴の中盤、お色直しで新郎新婦が中座している間が一般的。幼少期の写真やエピソードは、ゲスト同士の会話が盛り上がるきっかけにもなり、楽しく過ごしてもらえるのでおすすめです。

 

ウェディングの定番演出「プロフィールムービー」

 

ムービー作成のおすすめアプリ

iMovie

iPhone・iPad・Macで使用できるiMovieは、動画の作成と編集ができるアプリ。写真と動画を組み合わせ、テロップとBGMの挿入も全てiMovieだけで完結します。また、テンプレートも遊び心のあるものが多く、映画の予告編のようなムービーを作成することもできます。

 

レコフォト

スマートフォンだけで簡単にムービーを作成することができるレコフォト。BGMを選択→テーマを選択→写真をアップロード→テキストを入力→プレビューを確認というシンプルな手順で作成できるので、操作が不安な方におすすめ。また、有料でDVD化してもらうことも可能です。

 

SlideStory

 iPhoneのカメラロール、Facebook、Instagram、Flickrにアップされている写真からムービーを簡単に自作することができるアプリ。iPhoneへの保存、SNSへのアップロードをすることができるのも嬉しいポイント。

 

便利なアプリを使ってプロフィールムービーを手作り

 

写真の選び方やムービーの長さは?

幼少期のホームビデオなど、動画を組み合わせるのもおすすめ

プロフィールムービーを作る際に用意する必要があるものは、幼少期の写真と2人が出会ってからの思い出の写真。前撮りの写真を使うのも、ぐっとおしゃれなムービーになるのでおすすめです。

 

また、写真と組み合わせて動画を入れ込むと更に見応えのあるムービーに仕上げることができて◎。初めて歩いたときや旅行へ行ったときのホームビデオが残っている場合は、復元してムービーに組み込むのも素敵ですよね。

 

幼少期の写真や動画は、ご実家で保管されていることが多いと思います。ぜひ前もってご両親に相談してみてください。

 

前撮り写真や幼少期の写真、動画を上手に取り入れて

photo by henrydweddings

 

長さは5分程度が一般的

プロフィールムービーの長さは、使いたい写真の枚数にもよりますが、5分程度が一般的。10分を超える場合は、ゲストが飽きてしまう可能性があるので演出を工夫する必要があります。

 

逆に3分以内のムービーは、中座で新郎新婦が退席している間に楽しんでもらうコンテンツとしては見応えが足りなくなってしまう可能性も。使用できる写真があまりない方は、写真と写真の合間にテロップだけのスライドを挟むなどの工夫をするのがおすすめです。

 

写真の表示時間はやや長めがベター

1枚の写真を表示させる時間は、9秒程度が良いとされています。写真を見慣れている新郎新婦さんにとってはやや長く感じる秒数かと思いますが、初めて見るゲストが見やすい表示時間で作成するのがベター。

 

写真のみのスライドと、写真+テロップのスライドで表示時間を変えてみるのも◎。キッズゲストや、様々な年代のゲストが見やすい表示時間を意識してみてくださいね。

 

また使用する写真の枚数は、この表示時間と収めたいムービーの長さによって計算することができます。例えば表示時間9秒・ムービーの長さ5分で作成する場合は、メッセージ入りのスライドなども考慮して、20枚程度の写真を使用できると考えると良さそうです。

 

ゲストが読みやすい写真の表示時間を意識して

 

BGMの選び方は?

パートごとに曲を変える or 男性パート女性パートがある曲を選ぶ

プロフィールムービーのBGMは、新郎の生い立ち・新婦の生い立ち・出会いから結婚までなどと、パートごとに曲を変えるのが一般的ですが、男性パート女性パートがある曲を1曲全て使うのもおすすめ。

 

例えば、映画 “The Greatest Showman”の “Rewrite The Stars” は、1番が男性パート2番が女性パート、ラストが2人で歌うパートとなっているため、新郎生い立ち→新婦生い立ち→2人の出会いから結婚と構成を作るのにとても相性の良い曲となっています。

 

また、映画 “About Time” の “How long Will I Love you” は、女性(Ellie Goulding)が歌っているバージョンと男性(Jon Boden)が歌っているバージョンがあるため、パートによってうまく組み合わせて使うのも◎。

 

https://www.pinterest.jp/pin/675328906608876343/

 

プロフィールムービーの構成例

テロップは簡潔に読みやすく

写真に添えるテロップはゲストが読みやすいよう簡潔に、なるべく20文字以内・1行~2行で収めるようにするのがおすすめ。テキストのサイズや色も、後方席のゲストまで見やすいように意識してみてくださいね。

 

オープニングタイトル

まず最初に作るべきスライドは、オープニングタイトル。ここでは、前撮り写真やムービーのために用意した2人の動画を使用することが多いです。
 
テロップ例:Welcome to our wedding reception / Ken & Marie’s story  / 「このムービーは新郎新婦の生い立ちや出会いをまとめたものです」というような説明や挨拶文を入れるのも◎。
 
 

新郎プロフィール・新婦プロフィール

2人の生い立ちパートは、乳児期→幼児期→小学生→学生時代→社会人と、エピソードを添えながら紹介していきます。収めたい時間数によって一部を削り、2人が出会ってからのパートの配分を増やすのもOK。
 
 

出会いから結婚までのエピソードと写真

出会ってから付き合うまでの馴れ初めやプロポーズ、結婚までの軌跡を振り返るパート。最もゲストが注目する部分なので、思い出の写真や動画、それぞれのエピソードを分かりやすく伝えられるように作ることを心掛けて。
 
様々な年代のゲストが見るムービーのため、温かな気持ちになってもらえるように意識しながら、写真選びを行うと良いですね。
 
 

エンディング

ムービーのラストには、2人からゲストに向けての感謝を伝えるのが◎。パーティーの最後にエンドロールを用意している場合は、締めの言葉ではなく結婚生活への意気込みなどにしてみるのもおすすめ。

 

テロップ例:支えてくださった皆さまに心から感謝しています / 引き続きお楽しみください / こんな2人ですが 今後ともよろしくお願いいたします

 

 

テロップの句読点や忌み言葉に注意

婚礼では「お祝い事には終止符を打たない」という意味合いで、句読点を使わないというマナーがあります。そのため、ムービー内のテロップでも「、」や「。」は使わず、読みづらい場合は半角スペースを空けるようにするのがベター。
 
また、重ね言葉や忌み言葉にも注意が必要です。例えば「本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。」の忙という字は心を亡くすという成り立ちから、結婚式の場ではふさわしくなく、「ご多用の中」と言い換えることが必要になります。
 
式場のプランナーさんなどにも確認をしてもらいながら、気持ち良く見てもらえるムービーづくりを心掛けられると良いですね。
 

プロフィールムービーはゲストに2人のことを知ってもらうためのもの

大切な2人のことを知ることができるプロフィールムービーは、ゲストにとってもとても嬉しい演出。ぜひ参列してくれたゲストに、楽しく温かな気持ちなってもらえるようなプロフィールムービーを作ってくださいね。

 

この記事に関するキーワード

SUMIKA

ARCH DAYS 編集部

SUMIKA

ARCH DAYS編集部で、自身もマノワール・ディノで結婚式を行った卒花嫁。夫婦で映画好きなので、ウェディングテーマは“CINEMA IN THE GARDEN”に。好きな映画は“Begin Again”。

UPDATE: