丁寧にきちんと。毎日のスキンケアの質を上げよう|花嫁美容スキンケア vol.1
by Kikue Kataoka
スキンケアの時間は⾃分と向き合う⼤切な時間。
いつもより丁寧に触って、スキンケアの質をあげよう。
ブライダルヘアメイクのほか、ブランドやショップの撮影でも引っ張りだこのヘアメイクアップアーティストの片岡起久江さん。
その人の良さを引き出し、特別なオーラをまとわせてくれる、そんな片岡さんはおしゃれ花嫁さんから絶大な信頼を得る存在。
今回は片岡起久江さんが教える、美しい肌をつくるスキンケア連載の前編、「朝のお手入れ」を紹介。大切な日を目指して毎日少しずつ、丁寧なスキンケア始めませんか?
毎日のスキンケアの質をあげよう
いつもより丁寧に、自分の肌と向き合う時間をもつ
スキンケアの時間は、自分と向き合う大切な時間です。
せっかくなら、いつもよりも丁寧に肌を触って、毎日のスキンケアの質をあげてみましょう。
今回は、朝のお手入れ、そして実際に使っているスキンケアアイテムを紹介したいと思います。
Kikue Kataoka
ブライダルヘアメイクのほか、ドレスショップやアパレルブランドなどのイメージ撮影などでも活動しているフリーランスのヘアメイクアップアーティスト。
名古屋にあるアトリエでは、お客様の環境やファッションなどパーソナルな部分を掘り下げその方の個性に合わせたメイクレッスンを行なっている。
期間限定でオンラインレッスンも開催中です。詳しくは問い合わせを。
Instagram:@kikue_kataoka
朝のスキンケアアイテム4つ
まずは、朝のスキンケアで私が実際に使っているマストアイテム。
F organics モイスチャーローション (写真一番左)
化粧水のテクスチャーが好み。水分はしっかりと入れていきたいので、何回か重ね付けをするのですが、きちんと肌に入っていく感じが良い。そして何より香りが良くて癒されます。一番初めに使うものだから、心を緩めてリラックスできるものをチョイスしています。
OSAJIフェイシャルセラム / フェイシャルクリーム(写真左から2番目・3番目)
保湿に特化した美容液。これだけでも良い時もあるけれど、気になる部分にはクリームを重ね付けするのもおすすめ。ジェル状なので朝使ってもベタつきや化粧くずれなどはない優れもの。コスパも良くてお気に入りです。
LA ROCHE-POSAY ラロッシュポゼ UVイデアプロテクショントーンアプ(写真一番右)
日焼け止めとメイク下地を兼ねて使えるので気に入っています。SPF50+/PA++++だけど低刺激。元々こんな肌だったかなと思わせてくれる自然な艶が出るのも好きです。
丁寧に、自分と向き合う朝のスキンケア
肌が薄くて乾燥しやすい私の場合
では、まず肌が薄くて乾燥しがちなタイプのわたしのモーニングルーティーンを紹介していきます。
1. 朝起きたら、まず⽩湯を飲む。
⽩湯を飲むことで⾎⾏が良くなったり美肌効果があると⾔われていますが、⽩湯を飲む時の湯気もスチーム変わりになって良いのかな、なんて私は思っています。
2.洗顔、といってもぬるま湯(ひやっとしない⼈肌くらい)をジャバジャバと浴びるだけ。
※ここでポイントはあまり肌をゴシゴシと擦らないことと洗顔料を使わないこと。洗顔料はTゾーンが少し気になった時に気になる部分だけ使います。
3.すぐに洗⾯所に置いてあるスプレー化粧⽔※を、時間を置かず浴びるようにつけて優しく馴染ませる。
※のちほど作り方を紹介します。
4.⾃然光の⼊る部屋で、今⽇の⾃分の肌を観察。
5.保湿⼒の⾼い化粧⽔をコットンに出して、コットンの四隅までヒタヒタになるくらいにつけ、押さえるように肌に乗せていく。(肌が少しひんやりするくらいまで。)
⼿でもコットンでも良いのですが、朝は忙しいので何回も重ね付けしなくても肌にしっかりと化粧水を届けることができるコットンが気に入っています。
せっかく肌に付けた化粧水を吸収してしまわないように、コットンは4隅がヒタヒタになるくらい化粧水をつけます。(4-5プッシュくらいたっぷりと)
先にコットンを水で濡らし、絞ってから付けるのも良いと思います。
化粧⽔はエッフェオーガニック モイスチュアローション。
6.そのあとの保湿は、軽めの保湿クリームを。量はこれぐらい。(オサジ フェイシャルクリーム)
保湿の前に使っている美容液は、その後のメイクが崩れやすくなるような重たい使⽤感のものは使いません。保湿クリームの後は⽇焼け⽌め→メイク下地と進めます。
使っているものはとてもミニマムでシンプル。付け⽅や量を意識することで、いつも化粧品の効果が違ってくるはずです。
肌を触るタッチは力の入りにくい薬指か力加減が調整しやすい中指を使って優しく丁寧に触ってみてください。
⽑⽳が開きやすく油分が気になる⽅
① から⑤は同じ⼿順でOK
ただ、お⼿⼊れの仕⽅は少し変化が必要です。
1. 洗顔
朝になると顔がテカるくらいの⽅は、洗顔料で⽪脂を洗い流すことが必要。Tゾーンから優しく泡を置いて、時間差で頬の部分にさっと泡を載せて洗い流す。
2. 化粧⽔
脂性肌の⽅は意外に⽔分が⾜りていない⽅も多い。
ただ、こっくりしたテクスチャーのものは肌が硬くなっていると⼊りにくく、使⽤量も少なくなりがちなので、さらっとしたテクスチャーのものをたっぷりと付けてあげるのがポイント。
3.乳液
クリームではなく、セラムや乳液つけるのは頬の部分から。Tゾーンは最後に載せましょう。
手作り化粧水の作り方
先ほど登場した、私が使っている手作り化粧水の作り方を紹介します。
スプレーボトルに入れ、手に届く場所に置く。そして、洗顔後すぐに付けることで乾燥を防ぎます。
※精製水を使用した手作り化粧水をご紹介しておりますが、現在コロナ禍により精製水が品薄となっており、在宅治療で必要とされる方に届きづらい事態となっております。不要に購入されることの無いよう皆様のご配慮をお願いいたします。
手作りの化粧水がオススメな理由
入っている成分が分かっているので、肌が揺らいでいる時も使いやすいのもありますが、お風呂上がりに真っ先に全身に浴びたいので、コスパも考えて手作りしています 。
お風呂上がりや朝の洗顔後に何もつけていない時間をできる限り減らし、躊躇なく、たくさん使うことが大事。
とにかく、乾燥させない!を意識してます。
<用意するもの>
精製水 100ml
尿素 小さじ1/2
グリセリン(できれば植物性のもの) 小さじ1
<作り方>
1.グリセリンに尿素を入れてガラス棒などで、ダマが消えるまでよくかきまぜます。
2.1に少しずつ精製水を混ぜ容器に移しよく振れば完成。
〈注意事項〉
・容器はアルコールや煮沸で消毒を。
・高温になる場合は冷蔵庫へ。
・早めに使い切ること。
・グリセリンを増やすとよりしっとり。増す場合は全体の15%までに。
・精油を混ぜる場合はグリセリンや少量のエタノールに溶かしてからにしましょう。
・お肌に合わなかった場合はすぐに使用をやめてくださいね。
〈美肌におすすめ精油>
フランキンセンス、ネロリ、
ゼラニウム、ラベンダー。
100mlなら1滴から試して2滴までにするのが刺激が少なく安心です。
ぜひ、ブレンドも楽しんでみてください。
〈おすすめのグリセリン〉
私がおすすめのグリセリンはnow foodsのVegetable Glycerine 。
当サロンでも取り扱いしています。詳しくはお問い合わせください。
この手作り化粧品の作り方を紹介してくれた美容家さんがHolistic Treatment Salon Riziereさん。
Instagram :@riziere.nanzan
〈little Riziere 〉という手作りコスメ教室も開催しています。
全成分organicでお肌に合わせた心地よいfreshcosmeを提案しています。ヴィーガンにも対応可。
次回は夜のスキンケアを紹介
いかがでしたか?
次回は、夜のルーティーンとスキンケアアイテムをご紹介します。
大切な日にむけて、毎日少しずつ…自分の肌と向き合ってみてくださいね。
片岡起久江さんがヘアメイクを担当した花嫁さんのアルバムをチェック
可愛さと毒気のおしゃれなバランスがとっても素敵。二人だからこそ実現したオリジナルウェディング。
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Kikue Kataoka
片岡 起久江
ブライダルヘアメイクのほか、ドレスショップやアパレルブランドなどのイメージ撮影などでも活動しているフリーランスのヘアメイクアップアーティスト。
名古屋にあるアトリエでは、お客様の環境やファッションなどパーソナルな部分を掘り下げその方の個性に合わせたメイクレッスンを行なっている。
期間限定でオンラインレッスンも開催中です。
詳しくは問い合わせを。
Instagram:@kikue_kataoka