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スペシャリストが集結してつくるウェディングの世界|海外クリエイターを取材

スペシャリストが集結してつくるウェディングの世界|海外クリエイターを取材
by ARCH DAYS編集部

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トップクリエイターが集まってウェディングをつくったら…

日本では結婚式をすることになったら、まず式場を決めて、ウェディングに関わることは全てその会場へ依頼するスタイルが一般的。しかし実は海外においては、装花、ペーパーアイテム、ケータリングなどもそれぞれの分野のスペシャリストに依頼するスタイルが定番なんです。

 

今回はシドニーを拠点にスタイリスト、グラフィックデザイナー、フォトグラファーとして活動しているMarieさんを特集。

 

 

ウェディングシーンで10年以上の経験を持ち、アジアのカルチャーとモダンウェディングを融合させたスタイルを得意とするMarieさん。

例えばそんなMarieさんと、日本で活躍しているスペシャリストが集まって1つのウェディングをつくったら一体どんなものができるのか…?

 

ウェディングはどこまでも新郎新婦2人にとって理想のものであるべき!そんな気持ちを込めて、3人によるフォトシューティングとインタビューをご紹介します。

“Hopeless Romantic”(この上なくロマンチックに)

本が好きで出会った二人のウェディングをテーマにした作品撮り。ところどころに和を感じさせながらも、主張しすぎず美しくまとまっているのが流石。写真の後にインタビューと解説が続きます。

 

ペーパーアイテムはMaki Shimanoによるもの。よく見ると八重咲の花や鶴が。すべてハンドメイドペーパーで作られたもの。

 

 

さりげなく和の要素がミックスされ、オリエンタルな雰囲気に。

 

 

 

直接カリグラフィーが施されたシルクリボン

 

装花はすべてYuki Yoshikawaによるもの

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールドのフォイルは手作業で張り付けられている

 

 

 

 

後悔しないウェディングのヒントはここにあり。トップクリエイター3人にインタビュー

3人に今回の作品と、素敵なウェディングをつくるポイントについて伺いました。

これから自分のウェディングのイメージを作っていくという花嫁さんはきっと参考になるはず!

ウェディングのテーマ・テーマカラーはどうやって決めればいい?

 

まず、テーマやテーマカラーをどうやって決めればいいのか分からず、迷子になってしまったというのはよくある話。

どのように考えて決めればいいのでしょう?

 

Maireさん「結婚式は新郎新婦2人の日であり、誰にでも特別なストーリーがあることを忘れないで。2人の好きな色を選び、テーマやスタイルを持つことで、2人の素晴らしいラブストーリーをより印象付けられます。ちなみに装花は季節のものを使うと予算を抑えられるので、それをもとにテーマカラーを選ぶ方法もあります。

 

例えば、今回のシューティングのようにもし2人が本好きで図書館で出会ったなら、キーアイテムとして本を使い、センターピースのデコレーションに取り入れるというのも一案。

 

今回は幻想的な装花やカリグラフィー、繊細な素材を組み合わせ、テーマである’Hopeless Romantic’を演出しています。

 

 

テーマカラーは、新郎新婦の好きな色(1色または2色)を選ぶと良いです。そして白やクリーム色などのニュートラルカラーを足すと調和するので必ず加えて。今回を例にとると、ピンク・ブラッシュ・ピーチの似たテイストの色を選びましたが、似た色であってもニュートラルカラーを挟むことでそれぞれの色にコントラストが生まれています。

 

また、グリーンを足すとナチュラルなイメージを追加することができます。もし黄色と紫という全く異なる色を使いたいといった場合でも、ニュートラルカラー(白/クリーム色)やグリーンを足すことでそれぞれ主張する色同士が馴染み、全体としてエレガントで美しいカラーパレットになります。

装花は特に自分で決めるのが難しいですが、どのように考えればいいのでしょうか?

 

フローリスト・YUKI YOSHIKAWAさん「装花の頼み方がわからない人も多いかと思いますが、大事なのは花の種類などの細部ではなく、全体としてどういうイメージ、色合いにしたいのかということ。そこをフローリストと相互確認した上で、フローリストを信頼して細部を任せるのが一番ステキな装花に繋がります。

 

ここで大事なのがセンスのあるフローリストに依頼するということ。ドレスは皆さんこだわりを持って選ぶ人が多いと思いますが、装花を担当するフローリストもこだわりを持って選んでいますか?

 

 

式場にもよりますが、花屋も選べるのです。残念ながら、求める装花を実現することが難しい花屋もいます。

 

悔いの残らない装花を実現するために、あなたが求める装花イメージに近いセンスを持つフローリストに依頼することが大事です。」

 

クリエイターの方々はどのようにして1つのウェディングを作っていくのでしょう?

 

フローリスト・YUKI YOSHIKAWAさん「日本のウェディングではあまり一般的ではないかもしれませんが、海外のハイエンドなウェディングではムードボードを作成することがよくあります。これはウェディングに関わる各ベンダーや新婦がイメージやコンセプトの共通認識を持つことを目的に作成されます。

フローリストの観点からすると、ムードボードに記載されるカラーパレットを元に、フラワーデザインや他のイメージ画像を見てどのようなイメージの装花を求めているのか把握します。」

 

▽今回の実際のムードボード

 

カリグラファー・Maki Shimanoさん「私もメインのムードボードのカラーを意識しながらオリエンタルとウェスタンのMIXでペーパーアイテムを作っています。ムードボードとテーマがあれば始まりから終わりまで一貫したパーティーを実現することが可能です。色、素材、文字の雰囲気、一切ブレません。」

 

 

カリグラファー・Maki Shimanoさん「日本では、わたしのようなカリグラファーはウェディングのごく一部を委託されて筆耕するのが主な役割です。

でも、それだと全体像は掴みづらく、雰囲気を合わせるのも難しくズレてしまうこともあるかもしれません。

チームで担う…というウェディングの作り方、選択肢が日本でも実現しやすくなれば、もっと自由な、もっと素敵なウェディングが展開できるんじゃないかなぁと思います。」

 

 

ありがとうございました!

ウェディングは新郎新婦の数だけ、それぞれ違ったスタイルがあるはず。2人のストーリーを大切にして考えてみてはいかがでしょうか?

今回この作品を創ったクリエイターを紹介

Marie

 

ウェディング業界で10年以上の経験を持ち、アジアのカルチャーとモダンウェディングを融合させたスタイルを創り上げることに特化している。モダンな捻りを加えながらも伝統的な要素を残すことを心がけたスタイリングを行っている。

 

WEB:https://lilelements.mypixieset.com/

Instagram:@marie_lilelements

 

Maki Shimano

 

大学を卒業後、ブライダル業界でウェディングプランナーとして在籍しながら筆を持つ仕事にも携わる。結婚・出産を機にアーティストとして独立。書とモダンカリグラフィー、和洋共に作品を制作。ハイブランドの筆耕やコラボ商品の販売、教材の監修からウェディングアイテムまで法人・個人問わず幅広く手がける。東京都在住。書籍「モダンカリグラフィー」も好評発売中。

 

WEB:https://www.mscalligraphy.com/

Instagram:@mscalligraphy

 

YUKI YOSHIKAWA

 

東京の花屋で勤務後、渡仏。パリでフリーランスフローリストとして、トップフローリストのStephane Chapelle やfr などで勤務。パリコレクション、古城ウェディング、各種イベントでハイブランドの装花に携わり、ヴェルサイユ宮殿の装花チームにも加わる。2年間のフランス滞在後、日本に本帰国。

現在、東京を起点としつつグローバルに活動中。国内外のプロフェッショナルから信頼され、海外からの仕事の依頼も多数受けている。

花一本一本の個性を活かすナチュラルなスタイルを得意とする。草花や木々が自然界で育つ姿にインスパイアされた立体感や複雑な重なりのある洗練されたフラワーデザインで人々を魅了する。繊細な色の違いを捉えた独自の花の組み合わせによって、更なる美を生み出す。

 

WEB:https://yukiyoshikawa.com/

Instagram:@yuki__yoshikawa

 

 

(Marieさんインタビュー訳:Yumiko Yoshida)

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ARCH DAYS編集部

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キャンプやフェス、雪山、海、お酒を愛するアウトドア女子。小さいころから絵を描くのが好き。2児の母。

 

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