前撮り指示書|海外風フォトウェディング。真似するだけでおしゃれに映るポイント8つ
by Fumi
憧れの海外風フォトウェディング・前撮りを実現!
「憧れの海外風フォトウェディングしてみたいけど、うまく撮れるか不安」
「難しいポーズをするのは、ちょっと恥ずかしい…」
と思っている花嫁さんもいるかもしれないですよね。
今回は、真似するだけで誰でもおしゃれな写真が撮れるおすすめなシーン・ポージングを、先輩花嫁さんの素敵なお写真とともにご紹介していきます。
アイテムを多めに持っていくことで、バリエーション豊富な写真を撮ることが可能に
撮影指示書としても◎
記事内でバリエーション豊かなシーンを網羅しているので、こちらの記事をそのままカメラマンさんに送れば撮影指示書の代わりにも。
おしゃれに見えるポージングや目線のコツもご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
これさえ真似すれば安心!誰でもおしゃれに映るシーン×ポージング集
01ロケーションを生かした、「ポツンとショット」
大自然の中、ぽつんと小さく映ったふたり。立つだけでもおしゃれに見えるのでおすすめなカット。
ひとつの目のおすすめポージングは、ロケーションを活かした「ポツンとショット」。
特別なポージングなどが必要ないので、誰でも真似しやすくおすすめなショットです。
青い空と、緑の中に立つふたりが広い自然の一部として溶け込み、ナチュラルかつおしゃれな印象に!
夜のロマンチックなライティングの中では、くるっと回ってダンスをしているような仕草も素敵。
ふたりの向こう側から照らしたライトがドレスに当たって、幻想的かつダイナミックな1枚に仕上がります。
自然の中だけではなく、建物の前でもおすすめなポツンとショット。
自然の中だと背景に馴染みやすいですが、建物や壁の前で撮ると、ふたりの装いがより際立ちモダンな印象に。
少しクールなショットにしたい場合におすすめです。
02プロフィールブックに必須。「シンプルなソロショット」
ブーケを見るなど伏目のポージングをするとしっとりと落ち着いた雰囲気に。
ついつい撮ってもらうのを忘れがちな「ソロショット」。
前撮りの場合、挙式に使うプロフィールブックやウェルカムスペースなどにも使えるので、撮影してもらうのをお忘れなく。
また、ふたり一緒だとなかなか目が行きにくい花嫁さんのドレスのディテールやブーケ、ヘアメイクなどが主役のカットになるので、360度しっかりカメラに収めてもらいましょう。
全身ショットは、ドレスのディテールやヘアメイクなど、魅力の詰まったショットに。
ソロショットは、表情が映るアップショットと全身ショットの2パターン押さえてもらうのがおすすめ!
ドレスのシルエットやベールなど、せっかくのこだわりポイントをもれなく詰め込んだ1枚を撮ってもらいましょう。
また、ドレスのシルエットを主役にするには、首を少し引いて目線をブーケに落とす、しっとり大人に見える伏目のポージングがおすすめです。
新郎のソロショットは、手持ち無沙汰になってしまう場合も。袖のボタンを直す仕草などでクールに決めるのがおすすめ。
新郎のソロショットは、ポージングに迷うことも。
ポケットに片手を入れてカメラから視線を外したり、袖のボタンを留め直す仕草などは自然体でクールに決まります。
03雰囲気のある「腰下ショット」は下向きブーケでアクセントを
光に当たったドレスや新郎の衣装が際立つショット。ブーケがアクセントに。
あえて顔を写さずに腰下だけを撮る「腰下ショット」は、エモーショナルなストーリー性のある1枚に。
ふたりで映る時も、ソロショットでも、ブーケを下向きに持つことでアクセントになり、パッと華を添えてくれます。
ベールの広がりや、ドレスのディテール、装いの魅力がぎゅっと詰まった写真。
04撮られるのが苦手なおふたりにおすすめ。「顔隠しショット」
明るいカラーで整えられたブーケに添えられたふたりの手から、仲の良さが伝わってきます。
同じロケーションで撮っていると、カメラの中が2人の笑顔ばかり…となりがちですが、変化をつけたい時に「顔隠しショット」はいかがでしょうか。
ふたりの顔をブーケで隠したり、あえてカメラの反対方向を向いてみたり。
密着度の高いポージングはあんまり…という方も、顔が隠れていることで恥ずかしくなく、楽しく撮れるはず。
動物のお面など小道具を使うのも、おしゃれに仕上がる秘訣です。
05「夕焼け×影」で演出するエモーショナルなショット
太陽が沈んできて、そろそろ撮影するには暗いかな…?という時間帯こそロマンチックな写真を撮るチャンス!
夕陽の逆光を生かした「シルエットショット」は、明るい時間帯に撮るのとは全く違った幻想的な雰囲気に。
最もシルエットが美しく映る、横顔を中心に撮ってもらうのがおすすめです。
影でくっきりとシルエットが浮かび上がることで、よりロマンチックな雰囲気に。
06ふたりの空気感が伝わってくる「振り向きショット」
動きのある自然体なふたりの雰囲気が収められる、人気のポージングが「振り向きショット」。
- 相手がいる側(手を繋いでいる方向)から振り向く
- 体ごと振り向かず、背中から上を使って振り向く
- ふたりの距離はなるべく近く
この3点を意識することで、誰でも素敵な海外風の振り向きショットが◎
手を繋いで歩くふたり。ウェルカムボードにしたくなるような、絵になるカット。
ふたりとも一緒に振り向くポージングもとても素敵。
全身もしっかり写っていて自然な表情が押さえられる振り向きショットは、結婚式のウェルカムボードや年賀状などにも使いやすく、とてもおすすめなポージングの1つです。
07密着度の高いショットは目線を外して、海外ウェディング風に
ふたりの衣装やヘアメイクなどのディテールがしっかり映るアップ写真
海外風のウェディングフォトを撮るなら押さえておきたいのが、「密着度高めのショット」。
ふたりの顔が近づくのが恥ずかしくて…と敬遠しがちですが、一生に一度のウェディングフォトなのでバリエーションもたっぷり撮っておきたいですよね。
密着度の高いショットで自然な表情を作るポイントは、目線をカメラから外すことです。
また、ご夫婦お互いの目線も合わせないポージングにすることで、恥ずかしさも減り、表情も作りやすくなるはず。
08ペーパーアイテムにも使える!「部分ショット」
おふたりのシューズがさりげなく寄り添う、温かみの伝わる写真。
最後に、忘れがちだけど必ず押さえておきたいのが、「部分ショット」。
着用前のおふたりの衣装やシューズ、ブーケを持った手元、リングを着けた手元など…
このような雰囲気の伝わりやすい部分ショットは、プロフィールブックや招待状のデザインなどでとても重宝するので、筆者自身撮っておいてよかったなと思うカットの1つです。
準備を万端にして、後悔のないフォトウェディングを
今回は、おしゃれな海外風フォトウェディングのおすすめシーン・ポージングをご紹介してきました。
ご紹介したコツさえ掴めば、誰でも雰囲気のあるおしゃれなカットを演出することが可能。
一生に一度のフォトウェディングが、見返すたびに幸せな気持ちになれるような最高の思い出になりますように。
この記事に関するキーワード
ARCH DAYS コラムニスト
FUMI
「暮らすように旅する」をテーマに、ホテルから見つける旅の魅力をフォトグラファー/ ライターとして発信。
映画の一部を切り取ったようなドラマチックな写真と文章を得意として、旅先の自然体な魅力をお伝えします。
Instagram:@fummy23_