大注目の「エシカルウェディング」を徹底解説!人にも環境にも優しい結婚式を
by ARCH DAYS編集部
エシカルウェディングのアイディアが知りたい!実際に行った卒花嫁さんへインタビュー。
大注目の「エシカルウェディング」を徹底解説
エシカルウェディングって?
エシカルウェディングという新たな結婚式のスタイルを知っていますか?
エシカルウェディングとは、エコフレンドリーなアイテムを選んだり廃棄が出づらい方法で装飾を行ったりと、ゲストのことはもちろん地球環境にも配慮しながら行う結婚式のこと。
コスメや服など、オーガニックアイテムを積極的に選ぶ女性が増えている最近。ウェディングでも健康や環境に優しいものを取り入れたいと考える花嫁さんが増えているんです。
素敵な実例を詳しくレポート!
関心のあるコンテンツではあるものの、具体的にどのように取り入れたら良いのか難しいテーマでもあるエシカルウェディング。
そこで今回は、実際に環境に配慮した結婚式を行ったMisakiさんへインタビュー!
エシカルウェディングにおけるアイテム選びや演出など、ぜひ参考にしたい素敵なアイディアを詳しく教えてもらいました。
▼Misakiさんのウェディングをチェック
地球とヒトが笑顔にHappyの連鎖になる結婚式
エシカルをテーマに選んだ理由
自然が大好きでアウトドアが趣味の私たち。地球や環境についても日々考えながら暮らしています。
当日招待する大切なゲスト・世界中の人々や地球環境のことも考えた、優しさ溢れる結婚式のスタイルとしてプランナーさんが提案してくださったのがエシカルウェディングでした。
結婚式を通じて関わる全てのことやヒト、自然に感謝し、少しでも地球に貢献できて世界中に笑顔がもっと増えたらと考えています。
エシカルな装花
装花やブーケなどのお花は、何年も保存できるドライフラワーやドライフラワーになる素材の生花を使用。
また、アウトドアウェディングならではの自然を感じることができるよう、布などで風の心地よさを表現しました。
テーマカラーは、「ベージュ・ホワイト・ブラウン・カーキ」と自然の中にある色をチョイス。
自然に馴染む装飾と、カラードレスの鮮やかなオレンジのコントラストがとてもお気に入りです。
エシカルな装飾
会場のシンボルとなった高砂後ろのツリーは、熊本県人吉での水害で流されてきた流木で作成したもの。
夫婦でボランティアとして現地を訪れた際には、被害を目の当たりにし、とても悲しい現状を知りました。
挙式当日に作成してもらったこの流木ツリーは、明るい未来にむかって進んでいけるような力強いアートに出来上がり、結婚式という門出の日に光をさしてくれたような気持ちになりました。
エシカルなおもてなし
地球に優しく身体も喜ぶ料理
地産地消のお野菜を中心に、オーガニック食材で美味しくて栄養価も高いヴィーガン料理を。
地元の食材を活かすことでフードマイレージを下げました。
また、紙ではなく石をメニュー表に。目で見て楽しむことができるような、カラフルな料理にこだわりました。
お箸をギフトに
お箸は、熊本県のカフェ「山ぼうしの樹」で取り扱っている、実のなる木から作られたものを配布。
使い捨てではなく持ち帰っていただき、お家でも使用してもらえるギフトの1つとして用意しました。
引き出物
引き出物はフェアトレード商品や地場産業の商品など、エシカルなアイテムを展開するショップ「THINKS」からチョイス。
フェアトレードのコーヒーや陶器のお皿を贈りました。
引き出物バックは紙袋ではなく、挙式後も長く使えるエコバッグに。
アウトドアウェディングならではの演出
ゲストから特に好評だったのが、アウトドアらしさを取り入れた入場の演出。
キャンプ用カートや軽トラックでの入場は、屋外挙式だからこそできるアイディアでとても盛り上がり、楽しんでもらうことができました。
実際にやってみてどうだった?
装飾・食事・ギフトと様々なコンテンツにおいて環境に配慮したことで、通常の結婚式よりもぐっとゴミの排出を減らすことができました。
挙式後も長く使ってもらえるようにと用意した引き出物バックやお箸は、地球に優しいだけでなくゲストにも喜ばれ、今も愛用してくれています。
ふたりにとって大切な1日が、エシカルに触れてもらえるきっかけとなったことがとても嬉しいです。
プレ花嫁さんへのアドバイス!
エシカルウェディングは、地球だけでなくふたりにとってもゲストにとっても幸せと優しさが溢れる素敵なテーマです。
最近はオシャレなエシカル商品が多く販売されていて、プチギフトや引き出物選びなど、ふたりで楽しく準備を進められることも嬉しいポイント。
ウェディングとしては比較的目新しいテーマですが、難しく考えず自分たちが出来ることから始めてみるのがオススメです。
結婚式の新たなスタイル「エシカルウェディング」
地球と身体に優しい素材を使用し、できるだけ廃棄を減らしたり、自然を感じられる演出を取り入れたり。
思いやりと幸せが連鎖するエシカルウェディングは、まさに結婚式という特別な1日にぴったりのテーマ。
ぜひこちらのコラムを参考に、おふたりに合ったエシカルウェディングの形を考えてみてくださいね。
この記事に関するキーワード
ARCH DAYS 編集部
SUMIKA
ARCH DAYS編集部で、自身もマノワール・ディノで結婚式を行った卒花嫁。夫婦で映画好きなので、ウェディングテーマは“CINEMA IN THE GARDEN”に。好きな映画は“Begin Again”。