海外の最旬ウェディングイベントに潜入!装飾のトレンドをチェック!<前編>
by ARCH DAYS 編集部
注目の超クリエイティブなウェディングイベントをレポート
結婚式に新たな道を切り開く「Modern Love Event」
アメリカ・サンディエゴをメインに様々な都市で開催されているウェディングのキュレーションイベント「Modern Love Event」にARCH DAYSが日本のメディアとして初潜入!日本の花嫁さんにとっても参考になる結婚式アイディアがぎゅぎゅっと詰まっていて、とにかく見どころがたくさんのイベント。
とても1回の記事では伝えきれないので、2回に分けてお届けします。ぜひウェディングのインスピレーションをたっぷりチャージしてみて!
※イベント・インタビューは2月27日に行われたものです。
Photo by: Mandy Ford
What is 「Modern Love Event」?
アメリカ・カリフォルニア州の都市サンディエゴで、デザイナーフローリスト「Layerd Vintage」として活躍するJillが2018年に始めた、他にはないウェディングのキュレーションイベント。様々な場所を点々としながら、その各地元の素晴らしいクリエイターたちを集めて開催している。過去に米サンディエゴやナッシュビル、パームスプリングスで開催。今回は3回目となるサンディエゴでの開催を取材。
Photo by : CC Photography
ウェディングをもっと自由に自分らしく!
日本とアメリカのウェディングの大きな違いとは?
そもそも文化や宗教など色々な違いがあるので答えもたくさんあるけれど、大きく違うのはウェディングの作り方。結婚式専門の会場にプランナーが所属し、会場ごとに提携のクリエイターを持つ日本と違って、アメリカではプランナーが独立して存在し、フローリストや料理、カメラマンなどそれぞれ好きな人をブッキングするのが主流。プランナーが花嫁の母親であることも珍しくありません。
才気あふれるクリエイターたちが創るアートな空間
Photo by : My Sun & Star
このイベントでは地元の才能あるクリエイターたちが集結し、会場中に様々なウェディングのショーケースを展開。フードやドリンクのケータリングも実際に味を確かめることができ、たくさんのプレ花嫁たちが一緒に来た友人や彼、母親と自分の結婚式をイメージできるようになっています。
DJによるアップテンポな音楽が響く会場の中では、みんなお酒を片手に踊ったりと楽しそう!どこを切り取っても、最旬のウェディングがつまったドキドキの空間です。
Photo by : CC Photography
Photo by : My Sun & Star
Photo by :Foolishly Rushing in
まずは、イベント創設者であるJillの「Layered Vintage」がフローリストを務めるショーケースからご紹介。
オーストラリアのカフェムードなデコレーション
「Forest & J × Grace Lovers Lace」
まず紹介するのが、オーストラリアのカフェにインスピレーションを得たというデコレーション。
全体的にこなれたくすみ色が取り入れられているのが、まさに旬な美しいウェディング。
日本のウェディングシーンでもここ数年アクリルなどの透明な素材がトレンドですが、乳白色やすりガラスのような質感の素材は、これから広く流行する予感。
テーブル装花やブーケは、くすみが効いた色味の花とフレッシュで可憐で華奢な花の細やかなバランスがとても美しい。
夏のウェディングやガーデンウェディングに取り入れたい、涼し気な籐や麻なども注目の素材。
ペーパーアイテムはの美しさはまさにアート級!
Photos by: Mandy Ford
FORREST AND J / GRACE LOVES LACE
Design: Forrest and J
Dress Designer: Grace Loves Lace
Floral Designer: Layered Vintage
Rentals: Folklore Rentals
Desserts: Hey There Cupcake
Custom Wall: Backup Backdrops
Tabletop Rentals: Hostess Haven
Signage/Graphics: Velvet Fox Designs
Lighting: Socialights
Hair & Makeup: XO Beauty Company
Models: @monicarhamilton @destinylaone
魔法みたいなかわいい配色!モダンスウィートなウェディング
お次はクリエイティブチームFawn Eventsによる、ハッとするような色のコーディネートがとにかくかわいい、モダンスウィートなブースへ。
愛らしいお花たちにビンテージアイテムもしっくりとなじんで、夢のようなゲストテーブルが完成。
様々なピンクの表現で、均一にならない立体的なデコレーション。
Photos by: Mandy Ford
FAWN EVENTS
Design: Fawn Events
Floral Designer: Joy of Bloom Florals
Rentals: Folklore Rentals
Custom Wall: Backup Backdrops
Calligraphy/Graphics: Velvet and Gold
Desserts: Peggy Liao Cake
Tabletop Rentals: Hostess Haven
アートのようなバックドロップが印象的!大人のカラフルウェディング
お次はクリエイティブチーム「PEACHES TO POPPIES」よる、 色使いから遊び心を感じさせるウエディングブースへ。
壁全体がキレイなグラデーションになるように作られたバックドロップは、まるでアート作品のよう。
ドレスの大胆さに清楚なブーケを合わせるスタイリングが大人ウエディングにぴったり。
暖色系と寒色系という相反したカラー合わせがポイントのテーブルコーディネート。
色のトーンを合わせることで、統一感を出しつつ、真っ赤のバラがアクセントに。
中間色のベージュをうまく取り入れ、大人カラフルなウエディング空間を演出。
こんな海外ならではの配色にチャレンジするのも◎
Photos by :Foolishly Rushing in
PEACHES TO POPPIES / CHRISTINA SFEZ
Design: Peaches 2 Poppies
Dress Designer: Christina Sfez
Floral Designer: Fox And Flora Designs
Rentals: Folklore Rentals
Tabletop Rentals: Hostess Haven
Custom Wall: Backup Backdrops
Catering: MIHO Catering Co
Paper Goods/Signage: Epoch Design
Hair & Makeup: XO Beauty Company
Models: @ruutang @bbbarrnes
上品さとエッジの効いたブラックモダンなウエディング
最後に紹介するのは、「CATALOG ATELIER」よる、 ブラック×くすみオレンジを合わせたモダンでクールなウエディングブースへ。
2色のカラーでコーディネートされたテーブルデコレーション。
夢の詰まった、おしゃれで洗練されたウエディングケーキたちは花嫁の憧れ。
モダンな雰囲気の中に、シンプルで上質な素材のアイテムを合わせることで、女性らしいドレスとの相性もぴったり。
Photos by :Foolishly Rushing in
CATALOG ATELIER
Design & Rentals: Catalog Atelier
Floral Designer: Studio Palma
Stationery Design: Sublime.n.Co
Desserts: Jennywennycakes
Custom Wall: Backup Backdrops
Custom Menus: Epoch Design
次回は創設者であるJillのインタビューも!後編もお楽しみに!
取材協力:Modern Love Event
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