大切な日を美肌でむかえる!プロのお手入れルーティーン|花嫁美容スキンケア vol.2
by Kikue Kataoka
スキンケアの時間は⾃分と向き合う⼤切な時間。
いつもより丁寧に触って、スキンケアの質をあげよう。
ブライダルヘアメイクのほか、ブランドやショップの撮影でも引っ張りだこのヘアメイクアップアーティストの片岡起久江さんはおしゃれ花嫁さんから絶大な信頼を得る存在。
片岡さんのスキンケア連載の後編は“ナイトルーティーン”。夜のお手入れは、より丁寧に。今回もおすすめスキンケアアイテムを紹介します。
大切な日はいちばんの美肌でいたい
丁寧にきちんと、自分の肌と向き合うケア
前回、朝のスキンケアについて紹介しましたが、今回のテーマは夜のスキンケア。夜寝る前に私が行っているスキンケアのルーティーンと、オススメのスキンケアアイテムをご紹介します。
夜のスキンケアアイテム4つ
前回に続いて、まずは私が実際に使っているおすすめのスキンケアアイテムを紹介します。
(写真左から)
amritaraアムリターラ リラックスアロマクレンジングクリーム
合成界面活性剤不使用のミルククレンジング。洗い上がりは肌が柔らかくしっとりする感じがして手放せない。ラベンダーの香りも優しくて好きです。
化粧水は朝と同様、エッフェオーガニックを使用しています。
水分がしっかり入っているのを感じられる安心感のある化粧水です。ホッと一息できる香りで癒されています。
活性酵素の発生をブロックする抗酸化・抗糖化に着目した美容液。夜、たっぷりつけて寝ると翌朝の肌の手触りが違います。
見た目はクリームというよりジェルが近いのですが、肌に馴染みやすくしっかりとした
保湿感。肌の水分の蒸発を防いでくれます。香りが4種類あるのですが、私は〈Ibuki〉というスッキリとした香りのものを使っています。
友人にお土産で頂いた美白クリーム。まだ効果はわからないけれど、楽しみながら使っています。どんな効果があるのかなって、楽しんで面白がりながら使うことも大事なのかなと思っています。
【肌が薄くて乾燥しやすい私の場合】
① クレンジング
クレンジングの最初にまずはポイントメイクをオフします。
使用するクレンジングはアムリターラ リラックスアロマクレンジングクリーム ラベンダー。
できるだけ肌の⽔分を奪いたくないので、ミルククレンジングを使⽤しています。
ミルククレンジングは使い⽅に少しコツがあります。くるくると全体に優しく馴染ませたら少しだけ⽔を追加してさらにくるくる。
きちんと乳化させて、メイクが浮いてくる感覚があったらOK。
② しっかり湯船に浸かるところからスキンケアスタート。
シートパックを載せながら瞑想時間。浴室ならシートパックも乾燥しにくいですし、首や全身のケアも一緒にできるところが気に入っています。全身は顔に載せたパックの余りを使えば完璧です。顔と体はつながっているからできれば一緒のケアをしたいですよね。
④ 浴室を出たらすぐにスプレー化粧⽔を浴びるように全⾝にON。
⾝体はクリームを塗る⽅も多いと思いますが、できれば⽔分も⼀緒に補給したい。全⾝に惜しみなく使えるように⼿作りの化粧⽔をスプレーボトルに⼊れて使うのもおすすめ。化粧水の作り方は前回の記事を見てみてくださいね。
⑤ 夜の化粧水もたっぷりと。
化粧水をつけるのは朝と同様にコットンでももちろん良いのですが、時間がある時は化粧水を何回かハンドプレスしながら入れていきます。肌を触ることって癒しの効果もある気がしますよね。化粧水はエッフェオーガニックモイスチュアローション。
⑥ 美容液を塗る
顔の中⼼から外側へゆっくり馴染ませます。乾燥が気になる箇所は重ね付け。美容液はオサジ。
⑦ 最後はクリームを。
オサジのフェイシャルクリームを載せた後にシミが気になる部分には美白クリームを塗って経過観察しています。
お手入れの最後はハンドプレスで深呼吸して1日の疲れを癒しましょう。
⽑⽳が開きやすく油分が気になる⽅へ
① から⑦は同じ⼿順でOK
こちらもお⼿⼊れの仕⽅は少し変化が必要です。
① クレンジング
ミルククレンジングだけではどうしても油分や⽑⽳詰まりが気になるという⽅はオイルクレンジングに頼りましょう。
ただ、使⽤する場所はTゾーンのみ。酸化につながる過剰な油分のみを洗い流すイメージです。
② 化粧⽔
夜はひたすら⽔分を⼊れ込む時間に使いましょう。
化粧⽔の使⽤⽬安より多めに⼊れることができるはず。⽔分がきちんと届けば少しづつ⽑⽳は⼩さくなっていきます。油性肌の⽅にとって⽔分補給は⼀番⼤切なポイント。
③ 美容液や保湿クリーム
⽑⽳が開いている⽅は、⽔分の蒸発も早いので素早く蓋をしてあげることも重要。
ただ、⽔分と油分のバランスを考えて、クリームなどの油分が多めのものよりサラッとした乳液タイプのものの⽅が良いかも。
おすすめアイテム番外編
こちらはボディ用。フィンランドのハーブボディローションで、首から肩、背中などに塗るとすっきり。
コリやむくみを翌日まで持ち越さないためには欠かせない一品です。
そして、言わずと知れた肌再生クリーム。私はマスクで肌荒れしそうな時にレスキューコスメとして使っています。このおかげか肌荒れがひどくならないうちに治っている気がします。
手作りパックで集中ケア!
ここからは、集中ケアにおすすめの手作りのパックの作り方を紹介します。
エイジング&モイスチャー クレイパックの作り方
<用意するもの>
アーモンドパウダー 5g
ココア(無糖の食用のココア) 5g
クレイ 10g
グリセリン 2ml
オレンジ精油 1滴
①ココアをグリセリンで良く練る。ダマになりやすいので少しづつ混ぜてください。
②精油、クレイ、アーモンドパウダーを入れよく混ぜて、ゴムベラなどで、瓶に移して完成です。
(30g容器にぴったりの量です)
※瓶は必ず煮沸消毒してからご使用ください 。
③パックをする時は、水で少しゆるめて伸ばしやすくし、肌が若干透けるくらいの厚さで優しく載せてください。
時間は、約2〜3分程。
※クルクルしながら載せると刺激になる場合もあるのでご注意を。
水を含んでいない状態であれば、冷蔵庫で1か月ほど保存可能です。
スイートオレンジ精油の他にゼラニウムやベルガモット、肌の様子を見てミントでも。
顔にも体にも使えますが、顔は摩擦のないように押さえるように付けるだけで効果あり。
刺激がマイルドなので、2.3日に1回使用できます。
(お肌に合わなかった場合はすぐに使用をやめてくださいね。)
この手作りパックの作り方を紹介してくれた美容家さんがHolistic Treatment Salon Riziereさん。
サロンでは、材料一式が入ったパックのキットも販売予定。気になる方はRiziereさんのInstagramをチェックしてみてくださいね。
Instagram :@riziere.nanzan
自分の肌と向き合う時間を持ってみて
毎日のスキンケアの質を変えることで、肌は少しずつ応えてくれるはず。大切な日に向けて、是非試してみてくださいね。
片岡起久江さんがヘアメイクを担当した花嫁さんのアルバムをチェック
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Kikue Kataoka
片岡 起久江
ブライダルヘアメイクのほか、ドレスショップやアパレルブランドなどのイメージ撮影などでも活動しているフリーランスのヘアメイクアップアーティスト。
名古屋にあるアトリエでは、お客様の環境やファッションなどパーソナルな部分を掘り下げその方の個性に合わせたメイクレッスンを行なっている。
期間限定でオンラインレッスンも開催中です。
詳しくは問い合わせを。
Instagram:@kikue_kataoka