”なりたい私”を叶えてくれる | ドレススタイリストYUKOの和装試着に密着
by ARCH DAYS 編集部
YUKO花嫁の衣装選びに密着 第2弾
結婚式や前撮り準備をしている花嫁にとって、楽しみでもあり、でも少し不安要素もあるのが「衣装選び」。準備の段階でも、初めの方に選んでいくのが衣装でもあるし、「本当に自分の理想とする衣装に出会えるのかな・・」という漠然とした不安を抱えている方もいると思います。
そんな花嫁の不安要素を”ワクワク”に変えてしまうのが、ドレススタイリストYUKOさんの存在。前回は、YUKO花嫁のドレス試着に密着しましたが、今回は和装試着の場を取材させていただきました。
YUKO花嫁が自分に合った和装を選んで、とっても美しい姿で迎えた当日までを、密着しました。
▼前回のコラムはこちら
”ときめく”衣装に出会うまで ~和装編~
今回取材させていただいた花嫁さんは、福岡で和装の前撮り撮影を控えていた京子さん。
京子さんにとっては、お仕事を通して福岡という地に縁ができ、また旦那様の生まれ育った場所でもあるという理由から、福岡の素敵な風景とともに節目の写真を残したいという気持ちで撮影場所を決めたそう。
結婚式で着るドレスも、前撮りで着たいと考えていた和装も、京子さんがいざ試着の打ち合わせを具体的に進めていこうとした時に、たまたまインスタグラムでYUKOさんの存在を知ったのだそう。京子さん自身、「自分の好きなものと似合うものが違うんじゃないか」というのを感じていたこともあり、まずはYUKOさんのお話しを聞きたいとご連絡をしたのが最初の始まりでした。
YUKOさんが京子さんにご提案したのは、Simplyred(シンプリーレッド)。厳選されたドレスや和装を取り揃えるアトリエで、特に和装はアンティークのデザインのものや和装に合わせる小物などもオリジナルでこだわりのアイテムだけを揃えた衣装店です。
YUKO「京子さんはご自身のお好みはしっかり持っていらっしゃる方。だからこそ、ご自身の”好き”という感覚と”似合う”をどちらも叶えられるような衣装を一緒に選びたいと感じていました」
私を”わかってくれている”安心感
YUKOさんは、スマホで撮影したものを京子さんにお見せしながら、
「光が当たると、ここの色がとても綺麗に見えますね」
「この組み合わせがお似合い!」
と客観的な目線と、新婦に寄りそう目線で、優しい言葉をかけます。
ショップのオーナーさんが白無垢を掛け替えする間に、さりげなくヘッドドレスも変えて、少し印象の異なるスタイルを作っていく。その変化にも、京子さんはもう身を任せているかのような、変化を楽しんでいるのが伝わってきました。
新たなスタイルを鏡で見て、「この組み合わせも可愛い!」とゆうこさんと目を合わせながらワクワクした表情がとても印象的でした。
”なりたい私”を叶えてくれる提案力
和装は、刺繍襟や抱え小物の組み合わせを変えるなど、何通りの合わせもできるからこそ、なかなか自分にあった組み合わせを自分自身で見つけるのは難しいもの。
和装を着るなら、美しく、自分らしく着たいけれど、どうアレンジしていいのかわからず王道に落ち着いてしまった、なんて声も多く聞きます。
でも、YUKO花嫁にとってはむしろそれが”新たな自分自身の発見”に。
京子さん「”似合う”提案はもちろん、“どんな私でありたいか”まで想像した上での提案をくださるのがYUKOさんのすごいところ。やりとりする中で私の好みなども汲み取ってくださっているのが伝わるので、それが嬉しく、プロフェッショナルだなぁと感じます。」
YUKOさんの中では、”似合う”組み合わせを提案する先に、”花嫁が当日どんな自分でありたいか”をイメージしながらスタイリングしているのですね。
私らしくいれる和装を選べたことが自信につながる
お打ち合わせの中で決まったコーディネートは、草花の刺繍が施されたアンティークの白無垢に、グリーンの刺し襟や帯揚げがアクセントになった、とても爽やかでモダンな組み合わせ。
白無垢の重厚さも残しながら、京子さんの上品で凛としたお人柄が全体のコーディネートから表れています。とっても美しい!
このブーケやヘッドの装花も、和装を選びながらトータルで「こんな色味のグリーンを合わせたら可愛い!」とYUKOさんと相談していたので、そのイメージでご用意されたもの。
”ときめく衣装に出会う”というのは、美しい表情や自身までも引き出してくれる。
ワクワクするからこそ、結婚式の準備や夫婦になる家庭やプロセスまで楽しめる。
”なりたい私”をイメージしながら、結婚式当日までの過ごせるかどうかが、結婚式を前向きに楽しめる一つのコツでもあると思います。
YUKOさんのような、結婚式まで伴走してくれるプロフェッショナルなクリエイターやアーティストなどの心強い存在を見つけていくのも、おすすめです。
ご夫婦おふたりにとって、貴重な準備期間を大切に過ごしてくださいね。
Yuko Suzuki
大手ブライダル企業でドレスのコーディネーターを務める。
2019年、フリーランスのドレス専門スタイリストとして独立。これまで担当した新郎新婦は約1000組。花嫁のパーソナルに合わせて、お店選びからフィッティング同行、ドレス製作、当日のフィッティングやアテンドまで、トータルでサポート。
その他、ドレスショップのブランドやデザインの監修、撮影スタイリングなど、ファッションの分野で幅広く活躍中。
Instagram: @dress.stylist.yuko
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