今のトレンドは「モノトーン」と「カラフル」

ウェディングの印象を決定付ける要素の１つが、会場の装飾やブーケ、ドレスや小物などのカラーの使い方。

 

モノトーンでシックに、モードで大人な雰囲気にするのか、それともカラフルな色を散りばめて賑やかに彩るのか・・・

カラーで雰囲気がガラッと変わるので、モノトーンとカラフル、どちらのコーディネートにしようか迷っている花嫁さんも多いのではないでしょうか？

 

カラーは、ウェディングのコンセプトや新郎新婦の雰囲気によって、特に個性が表れるところ。モノトーン派とカラフル派、それぞれの魅力についてご紹介します。

 

 

01モノトーンでまとめた、洗練された大人ウェディング

ほのかに和のテイストが感じられるクラシカルな会場で、ブラック×ホワイトのモノトーンでまとめたウェディング。

 

テーブル装飾やペーパーアイテム、プチギフトに至るまで、全てモノトーンやシルバーなどのシンプルな色合いで統一。

 

 

ブーケはホワイト×グリーンで色味を抑えている分、アンスリウムやカラーなどの大きめのお花を大胆に束ねてモダンな印象に仕上げています。

 

 

ホワイトメインのお花にダークカラーを取り入れた装花は、華やかさの中にもメリハリを感じられる空間を演出。

 

 

 

正面から見ると一見シンプルなドレスは、後ろ姿がポイントのバックオープンデザイン。大胆に開いた背中にシアー素材があしらわれ、品のある肌見せでより洗練された雰囲気に。

 

新郎はシンプルな花嫁のドレスにマッチする、ブラックのスタンダードなセットアップを。

 

 

 

どこまでもシンプルさを追及した黒髪のダウンスタイルに、シルバーの大きめピアスが、一層おしゃれ感を引き立てます。お色直しでヘアカットをして、よりモードに演出。

 

 

 

モノトーンで落ち着いた雰囲気だからこそ、ゲストとの時間がゆったりと流れ、かけがえのないひとときに。

 

 

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02ホワイトとブラック、両方のドレスを着こなすアーバンウェディング

 

モノトーンをベースに、ボルドーカラーを差し色にした、都会的な雰囲気のウェディング。

 

すっきりとしたシンプルな挙式会場には、ブラックで縁取った写真や結婚証明書、ウェルカムボードを並べてクールに演出。

結婚証明に立ち会った愛犬たちも、モノトーンの衣装で会場を盛り上げます。

 

 

 

披露宴会場は、くすみカラーや木の質感なども取り入れつつ、秋カラーの装花で温かみのある装飾に。

 

 

花嫁のドレスは、シンプルながらおしゃれ上級者らしいロングスリーブデザイン。背中が大胆に開いたバックオープンドレスで、より洗練された印象に。

 

 

 

お色直しでは、ホワイトのドレスから一変、ミニマルなデザインのブラックドレスに着替え、ロングヘアもばっさりカット。

 

 

印象をがらっと変えることが、ゲストへのサプライズにも。より自分たちらしい、個性とセンスの溢れるウェディングになりました。

 

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03お菓子のようなパステルカラーのウェディング

 

淡いパステルカラーが可愛らしい、柔らかい雰囲気のウェディング。

会場やテーブルの装飾も、まるでマカロンような色合いのお花でカラフルに彩りました。

 

 

花嫁さんは、パステルカラーのブーケが合う、柔らかくヌーディなレースのドレスを。繊細な胸元の刺繍やチュールスカート、ベルスリーブなどの甘めの要素が、可愛らしい雰囲気にぴったり。ヘッドドレスも砂糖菓子のような可愛らしいお花モチーフで優しい印象に。

 

 

 

お色直しでは、カラフルなウェディングらしく、ピンクのカラードレスにチェンジ。ドレスの生地がサテンでシンプルなデザインだから、甘くなり過ぎず大人っぽい雰囲気に。

 

 

カラードレスに馴染む深めのボルドーカラーのブーケとブラックのサンダルで、より洗練感を。

 

 

アットホームでナチュラルな雰囲気の中、ゲストたちと過ごすあたたかい1日になりました。

 

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04ビビッドカラーを効かせた、ポップなおしゃれウェディング

 

 

レトロなビルの屋上で行われた、カラフルなアイテムをセンスよく散りばめたポップなおしゃれウェディング。

レトロな雰囲気のビルだけど、クラシカルではなくあえて賑やかな印象の色使いでトレンド感のある会場装飾に。

 

 

 

流しテーブルには、テーマカラーの１つのピンクのクロスをかけて、ビビッドカラーの装花を色水の入った花瓶にさすなど、細部までこだわった空間に。

 

 

 

カラフルな中にも、椅子やケーキスタンドなど、クリア素材と組み合わせることで近未来感と軽やかさをプラス。

 

 

 

ドレスは、カラフルな会場にも映える、ボリュームのあるチュールスカートが印象的で、会場がより華やかに。

 

 

お色直しはウェディングドレスではなく、好きなブランドのワンピースをセレクト。ピンクのチュールをたっぷり使ったドレスが、会場をさらに彩ります。

新郎が選んだのは、ピンクのドレスにも好相性のベージュのセットアップ。

 

 

 

とびきりおしゃれな空間にお2人の個性が散りばめられた、ゲストにとっても忘れられない1日になりました。

 

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ウェディングに自分たちらしいカラーを取り入れて

いかがでしたか？

モノトーンとカラフルどちらにも、それぞれ違った魅力があって素敵ですよね。

ゆったり落ち着いた時間を過ごしたいのか、明るく賑やかな時間にしたいのか・・・ウェディングという特別な日をどんな1日にしたいのかによっても変わってくるはず。

 

2024年のトレンドにも、「モノトーン」と「カラフル」は大事なキーワードになりそうな予感！

ぜひ自分たちらしい”カラー”を見つけてくださいね。

ブランディングの会社に勤務する傍ら、ファッション誌のライター
としても活動中。

2017年に古我邸にて挙式。
2019年に長女、2023年に次女を出産。
お洋服と音楽とお酒が好き。

Instagram: @yuko.watanabe.722