
BOHO Desert なウェディングスタイルが止まらない!海外トレンド分析
by Keiko Kasai
今、一番気になるのはBOHO Desertなウェディング
BOHO × Desertの世界観
ここ数年、ピンタレストやインスタグラムでもフォトジェニックなウェディングシーンとして目にする頻度が増してきている“BOHO Desert” スタイル。
まるで神話に出てくる森の魔法の本みたいな、ふんわりとしているのにどこか力強い魅力を持つ<BOHOスタイル>と、それとは真逆の印象を感じさせる、荒野やサボテンが特徴の<Desertスタイル>をミックスさせることで、ロマンチック過ぎず、でもシンプル過ぎない、絶妙な世界観を生み出しています。
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今回は、いま海外のウェディングシーンで多くのカップルが選ぶBOHO Desertスタイルを徹底分析。
結婚式のコンセプトを決められないでいるプレ花さんは是非チェック。
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BOHO Desert ってなに?
ネクストBOHOスタイル
BOHO とは?
ボヘミアンとニューヨークのSOHO 地区を掛け合わせた造語で何も決めつけない自由奔放でフリーダムなスタイル。
BOHO ウェディングの火付け役になったのはご存知のトップモデル、 ケイトモス。
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昔の西部劇の世界のように、砂で覆われた植生を感じさせない
不毛の土地のこと。その中にネイティブアメリカンの居住区が多く点在する。
雨が少なく、乾燥していて暑い気候が長い。
カリフォルニアのジョシュアツリー、アリゾナのセドナ、アンテロップキャニオン、
の地域でウェディングをするカップル多い。
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BOHO Desertスタイルって、どのように作っていけばいい?
ここからはBOHO Desertウェディングに取り入れるべきウェディングアイテムをチェックしていきます。
BOHO Desert なウェディングはこう作る!取り入れるべきポイント
1.カウボーイハット
アメリカの若い世代のファッションアイテムとしても外せないカウボーイハットがウェディングシーンでも流行の兆し。
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挙式ではクラウンを付けて可愛らしく、披露宴ではランチャーハットを被ってゲストを驚かせるのもアイディアかも!
新郎と一緒に、というのも2人の仲良しぶりが滲み出てきそう。
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2.ワイルドフラワー、ドライフラワー
日本でもオシャレ花嫁さんに大人気のワイルドフラワー。
乾燥地帯に生息するプロテア、バンクシア、ユーカリ、パンパスなどを用いて個性的でかっこいい装飾を生み出すワイルドフラワーは、まさしくドライな印象のBOHO desert スタイルにピッタリ。
全ドライフラワーを用いたブーケだけでなく、ラストカラー(さび色)やオフホワイトのバラを加えるなど、ドライと生花のミックスブーケも多く見られます。
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3.ユニークスリーブのドレス
―ロングスリーブドレスー
いま世界中の結婚式シーンで大人気のロングスリーブドレス。
エレガントでフェミニンなロングスリーブドレスは、どのシーンにも似合うマルチドレス。
その美しくクラシックなシルエットは大人げで上品に印象づけます。ロイヤルプリンセスの様な気品を表現するロングスリーブドレスは、一見ミスマッチな「BOHO desert」のウェディングスタイルとの相性バッチリ。互いにハマり過ぎず唯一無二の雰囲気を演出します。
―袖取り外し可能2way ドレスー
2020SS コレクションから、BOHO desert スタイルを中心にしてよく見られるようになってきた、袖が取り外せる2wayタイプのドレス。
どうしても肌の露出の多いオフショルダーにする勇気がなくても、このタイプならいろんな形のネックライン+袖のあるデザインが楽しめるのが嬉しいですね。
式当日、お色直しする時間がない花嫁さんや、予算を抑えたい花嫁さんにもオススメ。
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―新郎編―
今も昔も、そしてどこの国でも、結婚式で一番美しく輝くのは言わずと知れた花嫁さんですが、結婚式のスタイルを大きく印象つけるのは実は新郎さんだったりします。
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ここ数年で、結婚式の自由度と共に、新郎さんの衣装も著しく個性的になってきています。
少し胸元を崩した感じから、マテリアルの許容幅を超えたアウトローな印象のものまで。その装いは本当に様々でカッコイイ!ふたりのライフスタイルを圧倒的に表現できるのは衣装なのかもしれませんね。
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④ネイティブアメリカングッズ
ネイティブアメリカンを感じさせるアイテムを取り入れると一気にBOHO Desertの雰囲気に。
―バッファロースカル―
バッファロースカルの装飾。
少しドキッとしてしまうほどのインパクトを与えるスカルですが、飾りかたによっては、可愛くもカッコよくもなる色んな表情を見せるアイテムのひとつ。
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―ティーピー―
ティーピーはBOHO やDesert スタイルに用いるアイテムの代表格。
高砂や、結婚の誓いをする場所は、結婚式のコンセプトを表現する重要な場所に飾ることで、会場の全体の装飾が引き立ちます。
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―マクラメ―
長い歴史を持つマクラメ。
今もなお、ウェディングシーンで留まることを知らない人気ぶりはどのコンセプトにも合う汎用性とクールさの証。
吊るすだけでなく、テーブルライナーや、ケーキトップ、ブーケラップなどにも使われこの古くて新しいアートスタイルは、つい目を留めてしまう魅力がありますね。
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―絨毯―
完璧な環境が用意されているウエディング会場以外の場所で結婚の誓いをするカップルが増えている今、 ふたりだけの特別な空間を保証するアイテムの一つとして重宝されているのが絨毯。インテリアツールだけあってカジュアルでリラックスした今の世代が好む雰囲気を演出します。
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ネイティブテイストのものから、ペルシャ調、モダン、レザーまで種類は様々。
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枠にとらわれない自由さとサステナビリティの融合
いかがでしたか?
クラシックで、「こうあるべき!」という昔ながらのウェディングスタイルから、大きく変わろうとしている今だからこそ、“枠にとらわれない自由奔放” なBOHO スタイルと、いま世界問題でもあり生活の中で実感する “サステナブル” を考えさせるdesert(大自然)に、プレ夫婦は無意識にもインスパイヤーされているのかもしれませんね。
#bohodesertwedding ぜひチェックして見てください。
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Keiko Kasai
⚪︎アメリカ/アリゾナ州 在住
⚪︎光文社VERY 未来のミセスCEO2018 / J BY COLLECTIVEディレクター兼スタイリスト
クリエイティブな新感覚の海外ロケフォトサービス「J BY COLLECTIVE」 を2019年9月に設立。
おふたりが旅行を思う存分楽しめるよう、プラン&サポートをしながら
世界中を旅する日本人撮影チームがフォトジェニックでストーリー性のあるフォト&ビデオを撮影します。
インスタグラムでは、海外のトレンドや撮影アイディア・裏側など発信していきます。
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