
招待状の“付箋”とは?メッセージ文例とオシャレな無料テンプレート
by ARCH DAYS編集部
招待状のマストアイテム“付箋”
付箋とは?
結婚式の招待状に同封しなければならないアイテムは色々あるけれど、なかでも忘れがちなのが「付箋(ふせん)」。
付箋とは、挙式から参列してもらう場合に集合時間・場所を伝えたり、受付やご挨拶といった役割をゲストにお願いするとても大切なアイテムのこと。
特に決まった形式があるわけではありませんが、名刺や短冊サイズの小さなカードに、それぞれメッセージを入れて送るのが一般的。
どんなデザインが正解?
オーダーなら付属していることがほとんど
招待状をオーダーでお願いする場合は、一緒に付箋のデザインまで用意されているケースがほとんど。
市販のものはシンプルなデザインのものが多いようです。
手作りなら一工夫しても
また最近は招待状を手作りする花嫁さんも増えてきましたよね。
その場合はフォントやデザイン・ペーパーなどをそろえると、統一感を演出することができます。
ペーパーのサイズや色を変えるなど、見落としにくくなる工夫ができると◎
またあえて他のペーパーアイテムと差をつけて、イラストなどを使用しないシンプルなデザインの付箋を用意するのも、見落としにくくなる効果があります。
他のものと紛れさせたくないとはいえ、招待状の本状と縦書き・横書きは揃えるのが一般的なので、注意してくださいね。
送る際に気を付けたいこと
1.前もってお願いしておくのがマナー
受付や余興・祝辞などをゲストにお願いする場合、招待状の付箋でいきなり「祝辞をお願いします」と伝えるのは、ゲストもびっくりしてしまうかもしれませんね。
結婚式でゲストに何か役割を頼む場合は、前もって口頭などでお願いしても大丈夫か確認するのがマナー。
直接確認して承諾をもらってから、付箋で正式にお願いする形が良いでしょう。
2.手書きじゃない方がベター
席札などに書くメッセージなどと一緒で、付箋も「手書きの方があたたかみがあって伝わるのでは?」という意見もあるかもしれませんね。
ただどうしても招待状とともに小さなカードで送るので、手書きだと走り書きのメモのように見えてしまうことも…。
https://www.pinterest.jp/pin/117867715233728237/
「印刷に間に合わず、あとで付け足したのかな?」
「他にひとに断られたから慌てて入れたのかな?」
なんていらない憶測をよんでしまうかも。
「失礼」「雑」などの印象を与えないためにも、付箋は手書きではなく印刷したものを使うのがベター。
3.複数枚用意する際はまとめて
例えば
・挙式からの参列をお願いする
・乾杯の発声をお願いする
のが、同じゲストの場合もありますよね。
その場合は付箋が2枚以上になることも。
そういう時はバラバラになってわからなくなってしまわないように、付箋をクリップでひとまとめにすると◎
三角形のゴールドクリップなら、とても素敵な仕上がりに。
他にも穴をあけてハトメをつけるなど、一工夫するとデザイン性があがって素敵ですね。
https://www.pinterest.jp/pin/142496775695863796/
文面メッセージ例をご紹介
付箋は1人1人へ向けた手紙ではないので、お願いしたいことが一緒の場合はだいたい同じ文面を使うのが一般的。
招待状と同じく、忌み言葉や句読点を使わないように気を付けてくださいね。
それではどのようなメッセージを書けばよいのでしょうか。
パターン別に、メッセージ例をご紹介します。
挙式からの参列をお願いする場合
誠に恐れ入りますが 挙式にもご列席賜りたく 当日は○時○分までにお越しくださいますよう お願い申し上げます
受付をお願いする場合
誠に恐れ入りますが 当日は受付をお願い致したく ○時○分までにお越しくださいますよう お願い申し上げます
親族紹介への参加をお願いする場合
誠に恐れ入りますが 親族紹介にもご列席をお願い致したく ○時○分までに×××へお越しくださいますよう お願い申し上げます
写真撮影への参加をお願いする場合
誠に恐れ入りますが 集合写真の撮影にもご列席をお願い致したく ○時○分までに×××へお越しくださいますよう お願い申し上げます
祝辞をお願いする場合
誠に恐れ入りますが 当日 披露宴で御祝辞を賜りたく存じますので よろしくお願い申し上げます
乾杯の発声をお願いする場合
誠に恐れ入りますが 当日披露宴にて乾杯のご発声を賜りたく存じますので よろしくお願い申し上げます
余興をお願いする場合
誠に恐れ入りますが 当日 披露宴にて余興を賜りたく よろしくお願い申し上げます
その他
他にも送迎のバスがある場合や、遠方からのゲストへ宿泊のご案内など、シチュエーションによって付箋を増やしてもOK。
内容などに迷ったら担当のプランナーさんに相談してみてくださいね。
すぐに使える!無料テンプレートをお届け
シンプルなデザインがうれしい
今回は結婚式準備で忙しい花嫁さんのために、プリントアウトしてすぐに使える付箋の無料テンプレートをご用意しました。
招待状も同じデザインで
ARCH DAYSは同じ「#ボタニカルデザイン」シリーズの招待状もご用意。
せっかくなら同じデザインの招待状を使って統一感を演出してみては?
▼招待状はこちらから
▼ヒキタクのご案内カードも
テンプレートを使った付箋の作り方
使い方はかんたん!
ページ下部のDOWNLOADボタンより、PowerPointのファイルをダウンロード。
あらかじめ「挙式参列のお願い」の文面が入っていますが、そこに前述で文面メッセージ例としてご紹介した文面をコピペして入れるだけ。
時間の部分などは、アレンジして使ってくださいね。
入れ終わったら、そのままA4用紙にプリントアウト。
今回は風合いを出すためにミタント紙をセレクトしましたが、カラーペーパーやクラフト紙に印刷しても◎
定規を使ってラフに手でカットすると、トレンド感のあるアイテムに。
枚数があって大変な場合は、もちろんペーパーカッターなどを使ってカットしてもOK。
トレーシングペーパーもおすすめ
最近では、付箋にトレーシングペーパーを使っている花嫁さんをよく見かけますよね。
透け感があるトレーシングペーパーを使えば一気にオシャレ度がアップ。
一枚だけだと薄い場合は、厚紙にハトメしても◎
トレーシングペーパーは、家庭用のインクジェットプリンターだとにじんでしまう場合が多いので、コンビニなどにあるレーザープリンターを使うのがおすすめです。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は、招待状に同封する付箋の使い方についてマナーと文例、無料テンプレートをご紹介しました。
意外と大切なアイテム“付箋”。
せっかく用意したのに、招待状の封を閉じたあとうっかり入れ忘れてしまった!なんてことがないようにしっかりチェックしてくださいね。
・商用利用はできません。
・結婚式以外の目的で画像データをそのまま、もしくは加工して、転載・配布・複製することはできません
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ARCH DAYS編集部
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ハワイでの挙式、日本での披露宴を経験。2児の母。
情報集め大好き。手作り大好き。デザイン大好き。
自身の結婚式のペーパーアイテムはすべてパワーポイントで手作りしたツワモノ。