
春のおもてなしに!ちょっとぜいたくな“苺のムース”レシピ
感じる世界 美味しい時間 by TOːRI Maki Aikou
心地よく流れる風、暖かな日差し、色とりどりの花たち。
見るもの全てが初々しく春の息吹を感じる今日この頃。
知らない間に芽吹いた新しい命があちらこちらで元気に育ち始めています。
我が家では朝になると、ベランダに一羽のヒヨドリが遊びに来てくれるように
なりました。
さて、今回はたくさん出回っているこの時期だからこそ味わえる、
みずみずしい苺をふんだんに使用したデザートをご紹介します。
このレシピは、ほかにもいろいろなフルーツを代用して楽しむ事ができます。
これからの時期ですと、杏や桃、プラムなどもとても相性が良く、風味付けに、
キルシュやグラン・マルニエなどを加えるとより一層美味しく仕上がります。
ムースのようなゼリーのような、果物をまるごと頂いている、そんなデザート
です。
いつもより少し手間をかけ、気の合う友人を招いて食後のデザートに
是非お試しを。
苺のムース
材料(2人分)
(A)メープルシロップ・・・60g
米飴・・・20g
白ワイン・・・40cc
水・・・・・・60cc
(B)本葛粉・・・・15g
ゼラチン・・・・5g
いちご・・・200g
レモン汁・・・15cc
(レモンは出来ればオーガニックのものを)
*
飾り
ラズベリーピューレ(市販のもの)
ラズベリー、ミント、ローズの花びら
(1)(A)を鍋に入れて火にかける。
沸騰してアルコールを飛ばしたら、火からおろし冷ましておく。
(2)(A)を冷ましているうちに、いちごをミキサーにかけ
ピューレ状にしたらレモン汁を入れボウルに移す。
ボウルが入る大きさの鍋にお湯をはり、そこにピューレが
入ったボウルを入れて人肌に温めておく。
(3)温度が下がった(A)の鍋の中に、葛粉、ゼラチンをいれて
だまがなくなるまでかき混ぜ再度火にかける。
時々鍋を火から離して絶えず弱火でかき混ぜる。
とろみがでて鍋底に線が描けるようになったら完成。
(4)(3)に人肌に温めておいたいちごのピューレを少しずつ加えて
裏ごしをする。
*味見をして、酸味が欲しければレモン汁を、甘みが欲しければメープルを足
して味を整える。
(5)器に(4)の液体を入れて冷蔵庫で2~3時間冷やす。
ムースが固まったら、ラズベリーピューレ、ラズベリー、
ミント、ローズの花びらを飾って出来上がり。
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TOːRI
Food director
Maki Aikou
「素材を生かす」をテーマに、今までにない食と空間、目でも楽しめるような色使い、舌から心に響くような創作料理をコンセプトに活動中。
主な活動:メニュー開発、空間演出、パーティーフードディレクション、トータルプロデュース、メディア掲載、テーブルコーディネートなど。
TOːRI (トーリ) http://www.to-ri.info/