非日常の中で、ゲストと心ゆくまで結婚式を楽しむ。今注目の【滞在型ウェディング】
by nana
滞在型ウェディングとは?
「滞在型ウェディング」とは、結婚式の前後に家族・親族・友人などのゲストと宿泊を伴うウェディングスタイル。
ハネムーンや旅行を兼ねることが多く、滞在先は、海外と比較すると気軽にゆったり過ごせる国内リゾートの宿泊施設が人気を集めています。
中には、ホテルやヴィラ、コテージなどで専門の結婚式場ではないからこそ出来るオリジナリティあふれるウェディングを実現させている花嫁さんも。
旅行にも行きやすくなった今だからこそ、再び注目度が上がっている滞在型ウェディングをご紹介します!
滞在型ウェディングの魅力
- 非日常的な空間での結婚式が実現
- 時間を気にすることなく心ゆくまでゆっくり過ごせる
- 魅力的な国内リゾート地がたくさんある
- オーダーメイドプランで叶えられる唯一無二の時間に
- ゲストと旅の思い出が共有できる!
準備にたくさんの時間が掛かる結婚式。
けれど、当日は瞬く間に時間が過ぎて”ゲストとの交流が十分にできなかった” という先輩花嫁さんの話を聞いたこともあるのでは?
「ゲストとどう過ごしたいか」にフォーカスし、オーダーメイドのプランで叶える大切な人たちとの濃密な時間は忘れられない想いでに。
そんな理想的なウェディングを実現した事例を紹介します。
01【軽井沢・名建築】家族と別荘のような空間で過ごすリラックスウェディング
オリジナルな装飾を施し、テラスが唯一無二のセレモニー会場に変化
花嫁さんが選んだ「ししいわハウス軽井沢」は、現代建築、デザイン、アート、料理と雄大な自然を融合させたリトリートホテル。
自然と共存する建築美と素晴らしいおもてなしを目の当たりにし、当時はまだ婚礼の実績がなかった会場でしたが、ここで結婚式を挙げたいと即決したそう。
コロナ禍で、一緒に出かける機会もなかなかなかったことから “家族旅行のような親密な時間を過ごしたい” と結婚式の前日は親族とともに宿泊。両家でテーブルを囲うディナーに。
皆が親族になる節目の日を前に、心の通った交流ができ、有意義な時間に。
結婚式前夜に家族と一緒にゆったりと過ごせるのも滞在型ならでは
おふたりをずっと見守ってくれていた親族やゲストと心地よい雰囲気の中、時間を忘れて食事と会話に夢中になった一日。
02【石垣島・隠れ家的ヴィラ】親しいゲストとのプライベート・ガーデンウェディング
空間、時間はふたりのために。オーダーメイドの滞在が叶う贅沢な場所
花嫁さんが選んだ石垣島にある「SILENTCLUB」は、1日1組・全館貸切。ガーデンやプールサイドなど2500坪の敷地をすべて使用できる隠れ家的なヴィラ。
オープンエアの開放的な空間は新郎新婦はもとよりゲストの心も解きほぐします。
結婚式前日に宿泊し、翌朝はこれから始まる夢の時間に期待を膨らませながら、ゆったりとお部屋でお支度。
リラックスした雰囲気の中、お部屋でファーストミートやレターセレモニーを。
いよいよ結婚式が始まり、「直接お祝いしたい!」と石垣島まで駆けつけてくれたゲストの姿を見た時は感動もひとしお。
日が暮れたあとも、ランタンやキャンドルで会場をライトアップ。まるで映画のワンシーンのような特別な空間。
石垣島という非日常的な舞台が、初対面のゲスト同士をまるで旧知の友人同士であるかのように一体感で包んでくれた時間に。
宿泊するゲストが多いからこそ、日が暮れたあとも時間を気にせず最後まで楽しめた特別な一日。
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03【箱根・温泉付ホテル】多くのゲストと翌朝まで楽しみ尽くした完全貸切ウェディング
結婚7年目のおふたりだからこそ、形式ばらず、ゲストとの交流をメインに
花嫁さんが選んだ「LIME RESORT HAKONE」は、自然の変化を感じられ上質な滞在が実現できる1日1組・貸切型のホテル。
“結婚式が終わっても多くのゲストと楽しみたい” “箱根らしく温泉で疲れを癒したい” “ふたりはもちろん、ゲスト達との旅行も兼ねたい”という花嫁さんの希望を全て叶えられる会場◎
挙式は中庭のデッキ、披露宴会場はエントランスホールで執り行われたそう。
二次会は暖炉があるラウンジ。三次会は客室で…。自由な空間をふたりらしくアレンジ!
大切な人たちと時の流れを気にせず、三次会まで思う存分に楽しんだ大満足な一日。
宿泊したゲストはおよそ40名。参加した子ども達も、貸切だったので自由自在に走り回って遊んだそう。
ホテル内に挙式会場がなくても、自然豊かな中庭での挙式が素敵な思い出に
翌朝には鳥の鳴き声に包まれて目覚め、光たっぷりの気持ち良い空間の中で、ゲスト皆と朝食をともに。
親しい人たちが一緒に楽しく過ごす姿を見て、滞在型ウェディングを選んで良かったと心から思ったそう。
席次も親族・友人と大まかに分け、親族は両家を混ぜるなど交流できるように工夫
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04【北海道・コテージ】大自然の恵みを存分に。ローカル&サスティナブルウェディング
ウェディングパーティーの前には、雄大な牧草地でのアニバーサリフォトも
花嫁さんが選んだ「The Orchards niseko」は、美しい自然の中ラグジュアリー&モダンなコテージでの滞在が叶うホテル。
親しいゲストとのアウトドアパーティーが開かれました。
経年変化の風合いがある木製のテーブルや椅子。木箱にディスプレイされた料理。
テーブルはシンプルなグリーンでコーディネート。
リラックスした空間に馴染むナチュラルな素材を使うことで、サスティナブルで地球に優しいパーティーに。
食やワインが大好きなふたり。
北海道の大自然に育まれた新鮮な食材を、生産者の想いや知識を聞きながら堪能するという、
贅沢な体験をゲストと共に楽しみました。
その土地のものを存分に感じ、五感を満たすことができるのも、国内リゾートウェディングの魅力。
親しみのある土地はもちろん、
ウェディングをきっかけに、興味のある土地、訪れてみたい土地などに滞在してみるのも◎
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どんな風にゲストと過ごしたいかを考えてみて
いかがでしたか?
ゲストとの過ごし方はさまざまながら、どの花嫁さんもかけがえのない特別な時間を過ごしていました。
「滞在型ウェディングってハードルが高そう…」と感じるかもしれませんが、家族や親族、親しい友人など少人数ならば、実現もしやすいかもしれません。
また、遠方のゲストが多く、式場の周辺に各々で宿泊先を用意するならば、いっそのこと同じ宿泊先を用意し、それを活用するという発想でも良いかもしれません。
ぜひ、ゲストとの過ごし方のひとつの選択肢として滞在型ウェディングを取り入れてみてくださいね。
nana
企業のブランディングを担う制作ディレクターやフォトブランドを展開。年子男の子ママ。 ライターとしては、トレンドを意識した役立つ情報を発信していきます。
Instagram : @nan_awedding