
クラシカルなウェディングに。王道だけどトレンド感のあるブーケ集
by natsuki
王道ブーケにもトレンド感を取り入れて
純白のウェディングドレスに似合うブーケといえば、やはり白いバラなどを使ったクラシカルな雰囲気のブーケ。そんな王道ブーケを持ちたいけれど、どこかでトレンド感も取り入れたい花嫁さんにオススメのブーケをご紹介します。
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清楚でクラシックなラウンドブーケにトレンドをプラス
コロンとした丸い形が素敵なラウンド型のブーケ。可愛らしさと清楚なイメージが素敵。
定番の形だからこそ、少しポイントを加えるだけで簡単にトレンド感を出すことができるんです。
例えばこちらは、クシュっとしたオシャレな咲き方のバラを使うことで抜け感を出しています。形がクラシカルなイメージなので、リボンの素材はサテンの様な光沢感のあるものではなく、シルクやリネンの様に軽めの素材を使うとトレンド感が増して、オシャレなブーケに。
基本は丸いラウンド型でも、お花の形で動きを出すと自然でトレンドを意識したブーケになります。白いアスチルベがクラシカルなレースの袖付きドレスとリンクしているようでとっても素敵。
また、白いお花でなく少し小ぶりのアンティーク風ピンクのバラを加えたり、大輪の芍薬を一緒に組み込むことでトレンド感を出しています。リボンは正統派のサテンリボン。光沢のあるリボンでトレンド感を出したい時は、かなり太めのものを選び、長めに流すと今っぽいブーケに。
”ざっくり”束ねるのが今っぽい
クラシカルな王道ブーケは、純白のバラなどを使って綺麗に形を作る印象がありますが、トレンド感を意識するのならあえてざっくり束ねて大人な抜け感を出すのがコツ。
こちらはバラとグリーンのみ、リボンはサテンで光沢感といったシンプルで王道なチョイスですが、仕上がりは少し小ぶり。ざっくりと束ね、リボンはナチュラルな結び方にすることでファッション性の高いブーケに。
片手でクラッチバックを持つように、ラフなこなれ感を出すのもポイント。
こちらもざっくりとまとめた、少しボリュームのあるブーケ。白をベースにポイントとしてパープルのスイートピーを入れ、大人クラシカルな雰囲気に仕上げています。
結び目をリボンの形にはせず、太めのサテンをぐるっと巻きつけることで甘くなりすぎない、抜け感のあるブーケに。
大きな芍薬をまとめたフレンチクラッシックなブーケ。動きのあるグリーンとざっくり一緒に組むことで今っぽさが出て◎。
ナチュラルな雰囲気のドレスではなく、あえて袖付きのクラシカルなドレスなどに合わせるとオシャレになります。大胆なブーケこそ、ドレスを含めた全体のバランスを大切にして行くのが重要。個性派でクラシカルな雰囲気にしたい花嫁さんにオススメ。
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思いきったデザインがオシャレ
クラシックで王道なお花や色を使うのなら、思いきって変わった形のブーケに挑戦してみてはいかが?こちらのブーケは、使用するお花は正統派で王道のバラのみ。ですが、縦に長くボリュームのあるデザインが目を引きます。
光沢感のあるシンプルなマーメードラインのドレスに大胆なブーケの組み合わせ。まさにクラシックでトレンド感のあるデザインです。
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こちらも長いデザインのアームブーケ。アームブーケとは持ち手の茎を長くして、腕に添えて持つような形のこと。
手で持つよりも、カジュアルかつ大人っぽい印象が特徴的。この場合もクラシックな雰囲気を残すために、お花は王道なものをチョイスするのがポイント。
リボンにブラックを使うことで引き締まり、大人なクラシカルブーケの完成です。
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クラシックな形が逆にオシャレ!キャスケードブーケ
キャスケードブーケといえば、まさに王道クラシックブーケ。前に流れるようなデザインがエレガントで上品なイメージに。
最近はクラッチブーケなどざっくり束ねたブーケがトレンドですが、このキャスケードブーケのように、動きのあるお花などを使うトレンドを意識したキャスケードブーケも再び人気を集めています。
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グリーンや小花を使ったナチュラルなキャスケード。かなり小ぶりなので、カジュアルに持つことができます。
小花は、繊細なレースのドレスと相性◎。形はキャスケードでクラシカルに、上品さも感じられるブーケ。
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形は王道クラッシックなキャスケードブーケですが、使用しているお花やグリーンが斬新でトレンドを意識したデザイン。ナチュラルな雰囲気が、胡蝶蘭を入れることでスタイリッシュで大人っぽくなっています。
また、リボンはリネンの布をチョイス。大胆に長く流すことでトレンド感がアップします。
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クラシックウェディング定番のお花を使ったオシャレなブーケ
清楚で可憐なイメージのお花、カラー。スッキリとしたフォルムが大人の雰囲気を演出してくれます。
カラーは昔からウェディングシーンではよく使われてきた定番のお花で、まさにクラシックなイメージ。ナチュラルに小さく束ね、リボンで簡単にまとめることで、かしこまりすぎないオシャレブーケに。
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日本の結婚式、特に和婚の際に昔から定番とされている胡蝶蘭。高貴なイメージで、まさにお祝いの場にはぴったりなお花です。
しかし、形が特徴的でかしこまったイメージが強いので、流行のウェディングシーンに取り入れるのは難易度が高め。ですが、こちらのように思い切って蘭の形を生かしてキャスケードブーケのように持つと、そのクラシックさが逆にオシャレに。
合わせるドレスや小物、会場のデコレーションによって、とてもスタイリッシュな雰囲気を演出できるんです。ファッション性も高く、オシャレな花嫁さんにオススメ。
クラシカル×トレンドのバランスが大切
いかがでしたか?今回は、王道のお花を取り入れながらもトレンド感を出すブーケのコツをご紹介しました。
束ね方やリボンの素材など、少し工夫するだけでも印象がガラリと変わるので、叶えたいイメージに合わせて組み合わせを決めていくのがポイント。
ぜひこちらのCOLUMNを参考に、素敵なブーケのイメージを組んでみてくださいね。
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natsuki
元ブライダルフラワーコーディネーター。現在はフリーでウェディングの空間やインテリアのスタイリストとして活動。実務経験を活かし、トレンドに敏感な花嫁さまに役立つ情報をお届けします。
Instagram : @natsuki_sri