
引き出物宅配とは?オシャレなご案内カード無料テンプレート付き
by ARCH DAYS編集部
心をこめたゲストへのおもてなし
引き出物とは?
結婚式に欠かせないアイテムのひとつ「引き出物(ひきでもの)」。
引き出物とは、おふたりの結婚式に参列しお祝いしてくれたゲストへ、感謝の気持ちを持ってお渡しする品のこと。
古くからある日本独自の風習で、いただいたご祝儀に対するお返しという意味合いも含まれています。
引き菓子、縁起物も一緒に
「引き出物」「引き菓子」「縁起物」を3点セットにしてお渡しするのが一般的。
引き菓子は「家で待っているゲストの家族へお膳のお裾分け」という意味があるそう。
ただ引き出物に予算をかけて縁起物は無しにするなど、最近では慣習よりもどんなものを贈りたいかの気持ちの方を大切にする新郎新婦も。
地方によっても様々なカタチがあるので、内容に迷ったときにはご両親やプランナーさんに相談してみるのが◎
女性と男性別のものなど贈り分けもOK
贈り分けとは?
引き出物の贈り分けとは、ゲストによってそれぞれ別の引き出物を用意すること。
例えばご祝儀を多めに包んでくれるであろう、上司や年配のゲストには少し豪華な品をセレクトしたり、好みの違う女性や男性で別のものを用意したり。
なかなか大変ですが、それぞれのゲストの喜ぶ顔を想像しながら用意する時間は、きっと楽しいものになるはず。
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カタログギフトも人気
「贈り分けを考えるのが難しい…」
「それぞれのゲストが、ちゃんと好むものをセレクトしたい…」
そんな悩みを抱えている花嫁さんもきっと多いはず。
そんな人には、カタログギフトがおすすめ。
自分で好きなものをセレクトできるカタログギフトなら、贈った品を結局使ってもらえなかったなんて心配もなく◎
引き出物宅配って知ってる?
ゲストも新郎新婦もメリットがいっぱい
カタログギフトに次いで、最近よく耳にするようになったのが「引き出物宅配」。
引き出物宅配とは、その名の通りゲストの家まで引き出物を宅配してくれるサービスのこと。
https://www.pinterest.jp/pin/108016091041073516/
この引き出物宅配、受け取るゲストにとっても用意する新郎新婦にとってもメリットがいっぱいだと、賢い花嫁さんのあいだで話題になってきているんです。
重い引き出物を持って帰らなくてOK
遠方から来ていたり、ゲストがご年配だったりすると、重い引き出物を持って帰るのは一苦労。
また結婚式の二次会に参加する際も、
「お酒が入って、どこかに置き忘れてきてしまった…」
「同じ袋なので友人のものと間違えて持って帰ってきてしまった…」
なんてトラブルも、宅配サービスを使えば事前に回避することができますよね。
また持ち帰ってもらうものだとどうしても重いものはセレクトしづらいですが、宅配ならそんな心配もなく、ゲストが喜んでくれそうなものを選ぶことが可能に。
持ち込み料がかからず、式場で手配するより割安◎
会場と提携していない業者に引き出物を頼むと、どうしても持ち込み料がかかってしまうもの。
でも「引き出物宅配サービス」を使えば、会場に持ち込んでいないので、持ち込み料がかかるケースは少ないんです。
(会場によってはかかる場合もあるので、申し込みの前にプランナーさんに確認しておくことをおすすめします。)
https://www.pinterest.jp/pin/314829830198759939/
持ち込み料や会場へのマージンを負担することがないので、会場で手配するよりクオリティをアップした商品をセレクトできたという花嫁さんも。
贈り分けしてもバレない
前述したとおり、ゲストによって引き出物の価格が違う商品の贈り分けをする場合、その場でお渡しすると差がゲスト同士でバレて気まずい思いをさせてしまう場合も…。
引き出物宅配ならそんな心配もないので、例えば価格だけでなくサイズが異なる商品をセレクトしても◎
https://www.pinterest.jp/pin/625367098228204082/
引き出物宅配をセレクトする際の注意点は?
ミニ紙袋を用意しよう
結婚式ではたいてい、男性ゲストは手ぶら、女性ゲストは小さめのクラッチバッグなどで参列するもの。
宅配サービスの場合引き出物袋がないので、席札やプロフィールブックなどのペーパーアイテムや、最後にお渡しするプチギフトを直接手に持って帰ってもらうことになってしまうかも…。
そんなことにはならないように、ミニ紙袋を用意しておくと安心。
クラフト紙の紙袋にサンキュータグをつけたり、おふたりのロゴをスタンプしたりするだけで、とても可愛いアイテムになりますよ。
https://www.pinterest.jp/pin/520025088222195590/
トートバッグにリボンをかけて用意するのも、それだけでオシャレな装飾の一部に◎
ゲストには事前にきちんと説明を
引き出物宅配は、まだまだ一般的ではないサービス。
披露宴の席に引き出物が置いていないと「まさか、引き出物ないの?!」と、びっくりしてしまうゲストもいるかも。
そんな風にならないためにも、ゲストテーブルに「引き出物宅配ご案内カード」を置いておくと◎
テーブルに直接カードを置くのが嫌だという花嫁さんは、ご案内文をプロフィールブックや席次表に入れておいてもOK。
さらに披露宴中に司会者の方からゲストのみなさんへ、一言ご案内してもらうとより安心ですね。
引き出物宅配ご案内カードを手作りしよう
この「ご案内カード」ですが、引き出物宅配の業者さんが用意してくれる場合がほとんど。
ですがデザインが幅広く選べるわけではないので、結婚式のテーマや装飾とあわないなんて不満も。
簡単に手作りできるものなので、テーマにあわせたものをオリジナルで作るのも◎
文面にはどんなメッセージをいれるの?
文面には、
・引き出物をゲストの自宅まで配送すること
・いつ頃到着予定か
・お受取りのお願い
をきちんと明記しましょう。
招待状などと同じく、句読点を使わない方がベター。
あわせておふたりからのメッセージなどを入れて、アレンジしても素敵ですね。
新郎新婦の名前を入れるのを忘れずに。
素敵なデザインの無料テンプレートをご用意
今回は印刷するだけですぐに使える、ARCH DAYSオリジナルのフローラルデザイン「引き出物宅配ご案内カード」無料テンプレートをご用意しました。
シンプルなデザインなので、様々な結婚式で活用いただけます◎
作り方
使い方は簡単。
まずページ下部のDOWNLOADボタンより、PowerPointのファイルをダウンロード。
PCでファイルを開いたら、例文の部分をおふたり用にアレンジしてください。
A4の紙で4枚作れるようにデザインしたので、必要事項を入れたらそのままA4用紙に印刷します。
今回は風合いを出すために、ミタント紙にプリントアウトしました。
切り取り線を目安に切り離したらできあがり。
定規を使って手でちぎると、トレンド感のあるペーパーアイテムになりますよ。
引き出物宅配を利用して賢い花嫁に
いかがでしたか?
新郎新婦にも、ゲストにもメリットがいっぱいの「引き出物宅配」。
たくさんの業者さんがいて、それぞれに品物の種類が豊富だったりBOXが可愛かったり、様々な特徴があるので見比べながらぜひおふたりで検討してみてくださいね。
・商用利用はできません。
・結婚式以外の目的で画像データをそのまま、もしくは加工して、転載・配布・複製することはできません
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ARCH DAYS編集部
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ハワイでの挙式、日本での披露宴を経験。2児の母。
情報集め大好き。手作り大好き。デザイン大好き。
自身の結婚式のペーパーアイテムはすべてパワーポイントで手作りしたツワモノ。