
結婚式のプロフィールブックにはどんな内容を入れてる?気になるみんなの中身をご紹介!
by ARCH DAYS編集部
プロフィールブックってどういうもの?
結婚式でゲストの手元に行きわたるものの一つがペーパーアイテム。結婚式の前にゲストの自宅へと送る「招待状」と、当日に必要となる「席次表」「メニュー表」「席札」。ペーパーアイテムも二人の結婚式のイメージに合うような、統一感の出るデザインにしたい、とこだわる花嫁さんが多いもの。
最近では、「プロフィールブック」を取り入れる花嫁さんが多いって知ってますか?
席次表の裏面などに簡単な新郎新婦のプロフィール(生年月日やお互いの第一印象など)が記載されているものも多いですが、より写真や情報を詰め込んだ冊子形式になっているのが「プロフィールブック」なんです。
プロフィールブックはだいたい8ページか12ページのものが一般的
みんながプロフィールブックを取り入れる理由とは?
プロフィールブックって気になるけど、式場にはなかなかないもの。定番な席次表デザインしかなかったりして、インスタグラムなどで見つけて外注している花嫁さんが多いのだとか。ペーパーアイテムの専門店やフリーランスのペーパーアイテムデザイナーさんにお願いすることができます。
「私はプロフィールブックまでこだわらなくても…」って思っている花嫁さんもいるかもしれませんが、実はたくさんのメリットが。これを読んだらプロフィールブックを作りたくなるかも?!
2人のオリジナル感が表現できる
一般的な席次表を頼むと、もともとあるデザインのものに席のレイアウトや名前などを配置していくだけのもの。あまり写真などは入らないことが多いです。しかし、プロフィールブックだとページを自由に使うことができるので、好きな場所に写真をたくさん入れたり、写真のコメントなども入れることができます。
よりお二人らしさが出る、世界で1つしかない1冊になりますよね。
ペーパーアイテムのトータル金額が安くなる
席次表とメニューをそれぞれ頼むと、人数が多い場合意外と高くなってしまうもの。しかしプロフィールブックであればどちらも1冊にまとめることができます。その場合、それぞれで頼むよりもお得になるケースがほとんど!それでいて他のページに写真など様々な情報を記載することもできるし一石二鳥。
ゲストも持って帰る際にバラバラにならないので喜ばれます。
ゲストへのプレゼントになる
お二人の写真などを入れることができるプロフィールブックですが、せっかくであればゲストの方と写っている写真をブックに取り入れてみては?思い出アルバムのようになるのでゲストにとっても嬉しく、ずっと取っておきたくなる大切な一冊に。また挙式までの待ち時間も、プロフィールブックを見ながら昔の写真が載っていると「懐かしいね〜」と会話が弾むきっかけに。
新郎新婦と一緒に共有した思い出の写真を見るだけで、より結婚式に参加しているような気分になりますよね。
プロフィールブックの中身を大公開!
魅力が満載のプロフィールブックですが、みんなどんな情報をどうやって1冊に取り入れているのか気になりますよね。今回は、実際の結婚式で使われたオリジナルデザインのプロフィールブックをたくさんご紹介。ちょっとした工夫やアイディアで、特別な1冊になること間違いなし!
表紙は写真を入れる?それともシンプルに?
プロフィールブックは、受付で配るか披露宴会場のゲストテーブルに配置することがほとんど。結婚式の会場やお二人の会場コーディネートとの統一感のあるデザインかどうかがポイントになります。
シンプルにお二人の名前やイラストなどを表現するのもシンプルで洗練されたデザインのものに。ウェルカムボードともデザインを合わせるのも統一感が出せて◎。
また、写真を表紙や裏表紙に入れるのも。前撮りなどで撮影した写真を配置するのがおすすめ。また、手元だけのショットや足元ショットをレイアウトするとさりげないおしゃれ感が出せちゃいます。前撮りの際にカメラマンさんにお願いして撮ってもらうのも◎。
自分たちのプロフィールって入れなきゃダメ?
新郎新婦のプロフィールというと、生年月日・血液型・出身地・第一印象・お互いの好きなところ…などがイメージしやすいですよね。オリジナルで作成できるプロフィールブックなら、こういった項目なんかも自分たちで決めることができます。
また、自分たちのプロフィールを書くのはなんだか恥ずかしいという方もいるのでは?
その場合はこんな成長記録を写真で表現するのもあり!生い立ちムービーでは一瞬しか見れないけど、こんな風に誌面になっていたら親や親族もゆっくり懐かしむことができますよね。
さらに、ゲストとの写真をたくさん配置するのも◎。
「こんな家族や友人に囲まれて今の私たちがいるんだよ」という意味も込めて、思い出の写真を並べるだけでお二人の人柄まで伝わってくるような気がしますよね。
写真を見ながらゲストの間でも会話が盛り上がること間違いなし。
2人からの挨拶文と前撮り写真もたくさん載せて
前撮りで撮影した写真は、映像やウェルカムスペースに飾る以外に、プロフィールブックにもせっかくなら取り入れたいところ。素敵な写真を配置するだけで、クオリティーの高い1冊になります。
でも気を付けたいのは、見開き一面に2人の前撮り写真をたくさんレイアウトすると自己満ページに見えてしまうことも。そうならないコツは、そのページに二人からの挨拶文などを添えること。結婚式を迎えるにあたっての気持ちや、ゲストへの感謝の言葉が添えられているだけで素敵なページへと様変わり。
席次表ページにもゲストが喜ぶ一工夫を!
ゲストの名前と席順がレイアウトされた席次表のページは簡素になりがち。名前の上に、新郎新婦との関係性を表す「肩書き」を入れるのが一般的ではありますよね。
その肩書きを、お二人から見た「ゲストのキャッチコピー」を表現した言葉に変えてみては?一人一人のキャッチコピーを考えるのは楽しいし、ゲストの中でもきっと盛り上がるはず。
職場の上司を呼んでいる結婚式では難しいかもしれないけど、友人と親族だけのアットホームなパーティーや1.5次会などの方はぜひ考えてみては?
料理メニューやウェディングタイムラインも同じ一冊に
料理メニューをプロフィールブックに入れる方は多いですよね。その場合のおすすめは、裏表紙に配置すること。食事中ゲストが料理メニューを見たい時に、いちいちめくる手間が省けて見やすくなります。
また、ウェディングタイムラインを入れたらおしゃれな1ページが完成。海外ウェディングでプロフィールブックを使用する場合は、タイムラインを入れると1日の楽しみ方が一目で分かっておすすめ。
プロフィールブックは思いが詰まった1冊に
いかがでしたか?プロフィールブックには、実はゲストに楽しんでもらえる要素が満載なんです。特に海外やリゾートなどの少人数の結婚式では、食事中演出もいれないから時間をどう使おうかと悩んでいる新郎新婦も多いのですが、プロフィールブックがあると会話のネタが増え食事が盛り上がるなんて効果も。
今回掲載しているプロフィールブックは、ペーパーアイテムデザイナーのWedding paper design さんデザインのもの。
自分たちのオリジナルデザインのプロフィールブックを作成したいならぜひ参考にしてみてください。
デザイナー:Wedding paper design
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ARCH DAYS 編集部
AYA
6年間大手ブライダルカンパニーでウェディングプランナーとして500組の結婚式をプロデュース。
新郎新婦らしさを取り入れるオリジナリティーな装飾や演出を考えるのが得意。お花を使ったDIYや手芸も趣味。
現在はARCH DAYSの編集部兼ウェディングアドバイザーとして活動中。花嫁さまの悩みを解決したり、二人らしいウェディングを提案する活動をしている。
【Wedding Adviser】
Website:http://weddingadviser.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/aya___wedding/