
【家族挙式などの少人数婚に】あえて高砂を作らない!流しテーブルスタイルが断然オシャレ
by ARCH DAYS編集部
家族挙式など、少人数で挙げる結婚式
最近トレンドになりつつあるのが、家族や親族のみを招待、もしくはそこに親しい友人をプラスした10~40名ほどの少人数での結婚式。その理由は「気心の知れたゲストと一緒に、肩肘はらずに楽しめるアットホームなウェディングにしたい」という新郎新婦が増えているからなんです。
ブライダル総研2017年ウェディングトレンド調査によると、全体の約16%が招待客40人未満の結婚式を選んでおり、6組に1組が少人数婚という計算に。
本当に親しい人たちのみで行う海外挙式がどんどん人気になってきているのも、少人数婚が年々増えてきている理由のひとつ。
少人数婚には流しテーブルがおすすめ
今後も増加傾向にある「少人数婚」ですがゲストの数が少ない分、通常の披露宴とは違いどんなスタイルがいいのか迷ってしまうもの。
招待客が30名くらいまでの少人数婚なら、あえて高砂は作らず流しテーブルでゲストと並んで座るスタイルがおすすめ。日本ではあまり一般的なスタイルではないため「流しテーブルってなに?」と思われている方も多いはず。
今回は流しテーブルってどんなスタイルでどんなメリットがあるのか、ポイントを詳しくご紹介!
流しテーブルスタイルとは?
「流しテーブルスタイル」とは、長いテーブルを使ったパーティースタイルのこと。日本でも最近取り入れることのできる会場が増えてきましたが、海外ウェディングでは以前より一般的で「晩餐会スタイル」とも呼ばれています。
テーブル数が1本か2本、もしくは3本以上の大人数スタイルか、円卓とのミックスかなど、最適なテーブルのコーディネートは招待客の人数や会場の規模などによって異なってきます。
高砂なしってどういうこと?
今回ご紹介するのはこの「流しテーブルスタイル」に、あえて高砂を作らないコーディネート。高砂とは結婚式披露宴で新郎新婦が座る席のこと。ゲストテーブルから少し離れた場所につくるのが一般的。
大人数での結婚式はどの席からも新郎新婦が見えやすいよう高砂を設けた方が良いですが、30名以下の小規模ウェディングの場合せっかくならゲストと距離が離れないところに新郎新婦の席を作るのが◎
そこでおすすめなのが、流しテーブルにゲストと一緒に新郎新婦も着席するスタイル。
これなら距離が近く、和気あいあいとよりアットホームな雰囲気を演出することが可能に!
流しテーブルスタイルのメリットは?
1.何と言っても距離が近い!
先ほどもお伝えしましたが、何と言ってもゲストと新郎新婦との距離が近くリラックスしてアットホームなパーティーにできるのが一番の利点。
パーティー中に会場を歩き回らなくてもゲストひとりひとりと会話ができ、全員の顔を見渡すことができるのも嬉しいポイント。
2.高砂装飾分の節約に
高砂は披露宴においてメインとなる場所なのでより華やかになるようお花をふんだんに飾ったり、後ろに装飾をしたりと何かとお金がかかるもの。
最初から高砂なしを選択してしまえば、高砂装飾にかかる費用はすべて節約して他の場所にかけることも可能に。
3.広くない会場でも大丈夫
高砂を作る場合はその場所を確保しなければならないので、ある程度の広さがある会場が必要。
でも流しテーブルにすれば全員が座れる長テーブルさえ入れば大丈夫なので、レストランの個室やホテルのプライベートルームなども会場の候補に入れることができますよ。
高砂なしを選択するときのポイント
チェアデコレーションを取り入れよう
高砂なしの流しテーブルスタイルにすると、離席の際に新郎新婦の席がどこだったかわからなくなってしまったなんてことも。
新郎新婦の席には目印になるように見た目にもかわいいチェアデコレーションをプラスすれば、特別感も演出できて◎
ドリンクバーやキャンディビュッフェで離席しやすい工夫を
30名ほどの規模で流しテーブルスタイルにしてしまうと、机の端っこの席の人とはなかなか話せない…という一面も。
その場合は会場にドリンクバーやキャンディビュッフェなどを作れば自然に席を離れやすく、席が遠い人同士でも会話をするきっかけになって◎
流しテーブルスタイルの席次は?
流しテーブルスタイルにする際に「席次はどうすればいいの?」と迷っている花嫁さんも多いはず。
一般的には真ん中に座る新郎新婦に近い席が上座となりますが、少人数での結婚式の良いところはアットホームなところ。ある程度基本の並び順を参考にしたらあとは形式にとらわれずに、みんながどうしたら話しやすいのか、楽しんでもらえるのかを一番に考えて決めるのが◎
まとめ
いかがでしたか?高砂なしの流しテーブルスタイルにすることで、より少人数での結婚式のアットホームでリラックスした雰囲気を演出することができますよ。こなれ感がでてオシャレなのも魅力のひとつ。海外挙式では特におすすめなスタイルです。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
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ハワイでの挙式、日本での披露宴を経験。2児の母。
情報集め大好き。手作り大好き。デザイン大好き。
自身の結婚式のペーパーアイテムはすべてパワーポイントで手作りしたツワモノ。