
結婚式高砂を華やかに引き立たせて!効果的なメインバック装飾14選
by Satomi Imai
メインバック装飾は高砂を引き立てるのに効果抜群!
新郎新婦のお2人が座る席のことを高砂、またの名をメインテーブルと呼びます。主役の2人が座る高砂は最も注目が集まり、たくさんの人が写真を撮る場所でもあります。そんな高砂だからこそ、華やかに引き立てて写真映え良くしたいものですよね。
特に最近は、伝統的なホテルウェディングのように高砂に段差をつけて高さを出すスタイルではなく、ゲストの方々と同じ目線の高砂の会場も多くなっています。さらに大きなテーブルは設けず、ソファや椅子をメインにして小さなテーブルだけ置くようなスタイルまで、現代の高砂は様々です。
そういったカジュアルな会場は、ゲストと差をつけずアットホームに過ごせるという利点がありますが、高砂が会場内で少し目立ちにくい可能性も。親族が座る遠くの方の席からもメインテーブルの位置がよくわかるためには、装飾で高砂を際立たせるのがオススメ。
トレンドのメインバック装飾アイディアをご紹介
今回ご紹介するのは、高砂を引き立たせるのに効果的なメインバック装飾のアイディア。メインバック装飾とは高砂の後ろや上、サイドなどに施す装飾のこと。
ARCH DAYS花嫁さんたちのとても素敵なメインバック装飾を厳選してご紹介するので、きっとお二人の好みに近いものが見つかるはず。
高砂上にお花を飾って華やかに
高砂の頭上部分にお花のアレンジを飾るのは、オーソドックスなメインバック装飾の1つ。一気に高砂が華やかになり、後方のゲストテーブルに座っている方々も新郎新婦の存在感が感じやすく◎。お花やグリーン、ツタ等を垂らすように使うのもオススメです。
高砂にテーブルを置かない会場にも効果的
最近は高砂にテーブルを置かずに椅子やソファを据えるカジュアルな会場スタイルも人気になってきています。そういった会場の場合にもメインバック装飾はとても効果的。テーブルにお花を置かない分、メインバックやサイドなどに装飾を施すことで高砂感が演出できるんです。
ボリューム感のある装飾なら広い会場でも豪華に
頭上にボリューム感のあるメインバック装飾を飾れば、流しテーブルを使用した広い会場でもゴージャスな印象を与えることが可能です。チュールやタペストリーなどを組み合わせて動きを出すのも◎。
アーチ装飾で森の中のようなイメージに
アーチをメインバックに配置して高砂を囲むようにすれば、森の中のウェディングのような雰囲気が演出できちゃいます。アーチは、金属性の土台を使用してお花のアレンジやグリーンを飾るスタイルや、白樺等の木を使用する方法など様々。
お花いっぱいのアーチならカラフルガーデンウェディングに
色取り取りのお花をふんだんに使ったアーチなら、とびきり贅沢なガーデンウェディングのような空間を楽しみつつ、トレンドのカラフルウェディングも取り入れられちゃいます。まるで海外のお姫様になったような気分!
グリーンいっぱいにすればナチュラルウェディングに
グリーンいっぱいのメインバック装飾はナチュラルウェディングにぴったり
グリーンをメインにしてアーチに飾り、メインサイドにも枝物等のグリーンをたっぶりと添えれば、ナチュラルな印象のフォレストウェディングが完成。屋内にいながら外でのウェディングパーティーのような雰囲気も出せちゃうかも。
壁面に装飾してフォトフレームのようなビジュアルに
メインバックの壁面に装飾をすれば、大きなフォトフレームの中に高砂が収まったような印象に。飾るお花によって空間が変わるので、ウェディングのテーマに合わせてイメージしてみましょう。お花だけじゃなく小物や布などを組み合わせていくとさらに雰囲気が変わります。写真映えする装飾を目指しちゃいましょう。
装飾方法によってはアンティークウェディングに
会場や装飾方法によってはアンティークウェディングも演出できちゃいます。幕のような深い赤のベルベットや、真鍮のような素材をメインバックに取り入れるのはアンティークの演出にぴったり。くすみ感のある色合いのお花もポイント。
チュール等の布を使った装飾で高さを活かして
チュールとは、布の種類の1つのことです。高砂の上からチュールのような布を使って装飾をすれば、高さを活かすことができて空間に厚みが出ます。天井の高い会場には特に効果的。高砂に段差が無く尚且つ天井が高い会場でも、高砂が充分に際立ちます。ドレープをつけてゆったりと飾る方法や、張りをつけて横にも広がりを出す方法等飾り方も様々です。
リボンを効果的に使って
リボンは会場装飾の優秀アイテム。メインバック装飾を華やかにするのにもぴったりです。お花で出しにくい色味でもリボンならバッチリ。枝物やチュールなどボリューム感の出しやすい物と組み合わせて飾るのがオススメ。リボン結びの形にすれば可愛らしくなりますし、シンプルに足を長く垂らせば甘くなり過ぎずに色味や動きを取り入れることができます。
絵を飾って個性的に
会場によっては、メインバックにお2人ならではの絵を飾るなんてことも!思いっきり個性を出して、他にはないオリジナリティ溢れるウェディングを。使う色味やイラストのインパクトで印象が変わりますよ。また、絵だけではなく2人にゆかりのあるグッズなどを一緒に飾ってもいいかも。
テント型の装飾でカジュアルなボーホースタイル
ボーホーウェディングを目指すならティピーをメインバック装飾に
高砂後ろをテントのように型どって装飾すれば、ボヘミアンなイメージの会場が演出できます。自由奔放でカジュアルなボーホーウェディングをテーマにしている方、肩肘張らないパーティーを目指したい方にオススメ。程よく高砂を強調しつつ、堅苦しくない空間を保てます。
使用する花材や素材を工夫すれば、エスニックな雰囲気を出すのにもぴったり。白樺などのナチュラルな枝物を支柱にして、麻のような素材の布地をあしらうと効果的です。お花はグリーン多めでカラフルな色合いや、ドライ感のある花材を使用するのがオススメ。
天井からお花を垂らして夢のような空間を演出
天井からお花やグリーンを垂らす装飾は、夢のような非日常的な空間を演出するのにピッタリ!メインバックの部分にお花をたくさん垂らせば、高砂が華やかに目立つだけでなく、雑誌の切り抜きのような素敵なお写真が撮れちゃうかも。単色よりもカラフルめや、時々濃い色を混ぜるのがより効果的。
メインバック装飾はとても効果的
会場装飾というとまず出てくるのはメインテーブル(高砂)とゲストテーブル。高砂後ろのメインバック装飾は、その次くらいに効果の大きな装飾と言っても過言ではないかもしれません。まして高砂のテーブルがこじんまりとした会場やサイドテーブルとなっている会場、テーブルのないスタイルの会場等も出てきている現在では、メインバック装飾がメインテーブル装飾そのもの、もしくはそれ以上に重要とも言える場合もあるかも。
今回ご紹介したアイディアも是非参考にしつつ、イメージの引き立つメインバック装飾を考えてみてくださいね。
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Satomi Imai
元フラワーデザイナー。