
ロゼットで心のこもった結婚式を。作り方とデザインアイデア7つ
by Nao Tachibana
唯一無二の結婚式はロゼットでつくる
最近の結婚式のトレンドは「ホームメイド」なのだそう。 アットホームな空間で、大好きな人たちに囲まれて過ごすひとときを、ひときわ華やかに仕上げてくれるアイテム「ロゼット」。
花嫁がつけることも多いロゼット【ALBUM:「SUMMER ROSE」】
今回はDIY好きの女性に送る、ホームウェディングには欠かせない「ロゼット」について、ロゼットの意味や簡単にできる作り方、真似したくなるデザインについてまとめました。 この記事を読んでくれたあなたが、どうか素敵な結婚式を挙げられますように。
「ロゼット」とは?
ロゼットとは、バラの花(ローズ)から由来する言葉で、リボンで作られた花形の装飾モチーフのことをいいます。主にリボンで作るようですが、最近はリボンだけでなく、あらゆる素材で唯一無二の可愛いロゼットを作るのがトレンド。
ロゼットはどうやって使うの?
ロゼットは海外から来たもので、「相手に敬意を表す」といった意味をもち、おもてなしのために使われることがほとんど。結婚式では、出席してくれたゲストに敬意を払う勲章として使われます。
DIYが流行っている昨今は、結婚式でも手作りロゼットをゲストの座席に飾ったり、新郎新婦が揃って色違いのロゼットを身につけたりするのがプレ花嫁の間で流行中。 ゲストの名前を書いた色とりどりのロゼットを各座席に置いておくと、テーブルの装飾もより一層華やかに。ゲストにブローチとして身につけてもらえれば、会場全体に一体感が生まれますよね。花嫁さんからの心のこもったプレゼントは、来場者も会場も暖かく包んでくれそうで◎
①ウェルカムボードに貼り付けてみると…
ロゼットを使ったウェルカムボード【ALBUM:「CELEBRATE WITH MAGIC」】
ロゼットに好きなメッセージを書いてウェルカムボードに貼り付けるだけでも、可愛く装飾できます。クラシカルなデザインだから、どんな式場でもマッチすること請け合い!
②新郎新婦おそろいで
新郎新婦お揃いのロゼット【ALBUM:「NAUTICAL CAMP WEDDING」】
出席者全員分のロゼットを作るとなると、とても大変。そんな時は、最愛の旦那様のために色違いでロゼットのブローチを。「相手に敬意を表す」ロゼットを身につけた生涯添い遂げる人。末長くお幸せに。
③ゲストの席札として
ロゼット席札【ALBUM:「CELEBRATE WITH MAGIC」】
色んな色のリボンとくるみボタンで作ったロゼット。 新婦ご友人の色とりどりのドレスや、各テーブルに飾られた花、洗練された食器たち、そして手作りのロゼット。とっても素敵ですね。 ゲスト一人ひとりの名前が書かれたロゼットを各テーブルのプレートの上に。おしゃれでオリジナリティがあるのに、どこかノスタルジックな雰囲気に。
④お世話になったご両親に…
ご両親へ感謝を込めたロゼット【ALBUM:「WISH UPON THE STARS」】
手紙ももちろん書くけれど、感謝の気持ちをいくら綴っても伝えきれない両親。「今までありがとう」「これからもよろしくお願いします」。そんな気持ちを糸で紡ぐリボンに込めて。
どんなデザインがあるの?ロゼットの素敵デザインまとめ
素敵な結婚式にしよう!と限られた時間の中で奮闘中のプレ花嫁さん。ロゼットも「どんな素材のものにしようか」「デザインはどうしようか」と悩んでいませんか? ここは先輩である卒花嫁さんから、素敵でおしゃれなロゼットのデザインを教えてもらいましょう。
①ウエディングといえば純白を纏う花嫁
真っ白な素材を使ったロゼット【ALBUM:「NATURAL GARDEN」】
シルクの輝きを放つ真っ白なウェディングドレス。 結婚式は、花嫁以外は白のドレスを着てはいけないというルールがあるので、真っ白で純白の花嫁を彷彿とさせるロゼットをゲストに勲章として送るのも◎
②エフェクトがかかったような味のあるピンクとブルー
シフォン素材でつくるロゼット【ALBUM:「VINTAGE SUMMER」】
シフォン素材のパステルピンクとブルーは、会場全体を柔らかくて暖かい空気で包んでくれます。少しくすんだカラーが落ち着きをプラスして、洗練されたロゼットに。
③ロマンティックなパールを施して
パールを取り入れたロゼット【ALBUM:「HAPPILY EVER AFTER」】
真ん中にある「くるみボタン」を小粒のパールで囲めば、甘すぎない、ロマンティックなロゼットの完成。会場にいる誰もがうっとりするような世界観。
簡単!ロゼットの作り方をレッスン
「ロゼットなんて本当に作れるの?」と不安に思う方もいるかもしれませんね。 「自分にできるかな…」と半信半疑なプレ花嫁のみなさま、どうかご安心を。ロゼットの作り方は意外と簡単。 用意するものも、100円ショップやホームセンターで手に入るものばかりです。 お好きな色や旦那様に似合いそうな色のリボンを手順にそって織りなせば、あっという間に完成します。あとはイメージをうんと膨らませるだけ。
不器用さんにはこちらがおすすめ。シフォンでつくるロゼットの作り方
実はリボンでつくるロゼットよりも簡単にできるのがシフォンロゼット。不器用さんや大雑把な方にはこちらがおすすめ。くるみボタンに使える無料デザインも配信中!
手芸が苦手…そんな時はどうすればいい?
「ロゼットは可愛いし、やってみたいけれど…」と、ロゼット作りに自信が持てない方、結婚式までにあまり時間がない方。大丈夫です。 針と糸を使わなくてもできる、簡単だけど可愛いロゼットがあります。 「簡単にできるプラパンロゼット」の作り方は以下を参考にしてくださいね。
今や大流行のロゼットは、ネットショッピングで購入も可能。お時間のない方は自分のイメージにあうロゼットを探してみるのも楽しいかもしれません。
二人で歩き出す人生の門出が最高の1日になりますように
タッセルをつけたロゼット【ALBUM:「SUMMER ROSE」】
いかがでしたか。
ロゼットのもつ意味は、「敬意を表す」。ローズを由来とした花の勲章です。
一つひとつ心のこもった色とりどりのロゼットは、結婚式そのものを暖かな空気で包んでくれます。出席したゲスト全員が、笑顔で新郎新婦を囲んでくれます。 どうか素晴らしい1日になりますように。
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立花菜緒
楽しい時間と美味しいものが大好き。
書籍や雑誌の編集で、ファッション・カルチャーについての企画やライティングを経験。現在はWebメディアで、ライティングや編集の指導をしながら、ダイエット・美容・医療・カルチャーについて執筆中。結婚願望高まる31歳。